基幹システム向けの高性能・高拡張ブレードサーバー
BS1000サーバシャーシ(10U)
サーバブレードには、コストパフォーマンスに優れたインテル® Xeon® プロセッサーを最大2個搭載可能なモデルと、高性能なインテル® Itanium® プロセッサーを最大2個搭載可能なモデルを用意。これらを合計8枚まで搭載でき、同一シャーシ内に混載可能。フロントエンドWebサーバーからバックエンドDBサーバーまでの3階層システムをBS1000の1シャーシに集約できます。また、日立独自のサーバ仮想化機構「Virtage」(バタージュ)にも対応しています。
インテル® Xeon® プロセッサー搭載
サーバブレード
インテル® Itanium® プロセッサー搭載
サーバブレード
インテル® Itanium® プロセッサー搭載サーバブレードでは、バックプレーンの高速インターコネクトを介し最大4枚のサーバブレードをSMP*接続することで、最大8プロセッサ(16コア)のSMPサーバーとしても利用可能。スケールアウトによるシステム性能向上に加え、スケールアップによる性能向上にも対応します。Webフロントエンド用途にはスケールアウトで、バックエンドの大中規模DBサーバー、APサーバー用途にはサーバブレード間SMP機能によるスケールアップでというように、システム階層や業務内容に応じた適切なシステム構築 が可能です。
サーバブレードをはじめ、サーバシャーシに搭載するディスクドライブ、電源、冷却ファンなどもモジュール化。各ブレードは、サーバシャーシの電源を入れたままでの取り付け・取り外しが可能で、増設・交換の対象となるサーバブレード以外は業務を継続したまま、システムの拡張・変更を行えます。
電源モジュールや冷却ファンモジュール、マネジメントモジュールはそれぞれ冗長化が可能であり、万一、1つのモジュールに障害が発生したとしても処理は停止しません。また、サーバブレードには、各種インタフェースのECC*やパリティ保護機能、メモリー上のエラーを自動訂正するメモリースクラブ機能、メモリーを二重化するメモリーミラーリング機能、ホットスワップ対応HDDなど、多彩な高信頼化機能を搭載しています。
ブレードサーバーには、サーバシャーシ全体の稼働状況を常時監視できるマネジメントモジュールを搭載。異常を検出した場合、必要なデータを自動採取して各種ログを記録し、LED表示します。さらに遠隔保守機能により、サポートセンターへ自動通報できるため、早期の復旧が可能になります。また、マネジメントモジュールは冗長構成が可能で、常にモジュール間で装置情報を共有することで、万一障害発生時にも監視を継続できます。
従来、可用性が求められるシステムは、業務サーバーそれぞれに対して予備サーバーを用意しなければならず、余分な機器投資が発生しました。BladeSymphonyなら、複数の現用サーバーに対して少数の共通予備サーバーを用意するだけで、初期投資を低減しながら高い可用性を実現できます。OSやWebサーバー、アプリケーションサーバーなど、必要なサーバー構成はすべてストレージに格納されているため、万一障害が発生した場合は、予備サーバブレードにディスクパスを自動で切り替え、業務をすばやく再開できます。
高可用性ソフトウェア「HAモニタ」によるホットスタンバイ構成において、BladeSymphonyの高速ホットスタンバイ機能により、現用系システムの障害発生と同期した待機系システムへの即時切り替え通知、および現用系システムから待機系システムへの共有ディスクの高速切り替えを実現。従来数分程度の時間を必要とした切り替え時間を十数秒に短縮します。さらに、OSが起動しない場合にも、システム障害情報を取得できるハードウェアによるメモリダンプ取得機能をサポートし、迅速な障害原因の究明を支援。基幹業務に求められる高信頼・高可用性を提供します。
最長7年までハードウェア保守期間を延長できる「ロングライフサポートサービス」を提供。安定稼働が求められる基幹システムを長期間にわたり支援し、TCO削減に貢献します。
システム管理ソフトウェア「BladeSymphony Manage Suite」により、システム構成管理や稼働状況、障害監視を一元的に行えます。各サーバブレードへのOS/パッチ一括配信など、複数サーバーを1台の管理PCから容易に運用管理できます。
BladeSymphonyモノづくりへのこだわり
先進技術と熟練技術者の手によって作られるニッポンブレード"BladeSymphony"。開発・製造・検査が一気通貫のモノづくりへのこだわり、品質強化の取り組みをご紹介いたします
* 記載されている仕様は、製品の改良により予告無く変更になることがあります。
* サーバブレードや各種モジュールをサーバシャーシに増設する場合、ファームウェアアップデート(有償)が必要となる場合があります。