節電の取り組みは夏場だけの問題ではなく、グリーンITでも言われている、環境問題への対策として継続的に取り組む必要があります。 省電力機器の積極的な導入、遊休資産の削減や、データセンターにサーバを預ける、クラウドサービスを利用するなど、省電力対応を検討している企業も少なくありません。
利用シーン : データセンター/サーバルーム
システムのリソースは、個々のマシンですべてのリソースが使われているわけではないため、仮想化技術によって、その余剰リソースを集約することで無駄な消費電力を削減できます。
利用シーン : データセンター/サーバルーム
サーバは電力を消費し、また大量の熱を発生させるので、冷やすために空調コストも増加します。そのため、サーバで消費する電力を下げることができれば、IT機器と空調にかかる消費電力、両方を削減することができます。
利用シーン : オフィス
社内にあるPCの中には、ほとんど使われていないのに電源がついているPCも あるのではないでしょうか。不要に電源がつけられているPCを探し出し、 電源をオフすれば、消費電力を減らすことができます。
利用シーン : オフィス
普段の業務で使っているPCの設定を見直すことで、オフィスの省電力化が見込める可能性があります。そのためには、省電力ポリシーを徹底させて、ポリシーに従った運用をしっかり行うことが重要です。
利用シーン : オフィス
節電対策の一環として、就業時間を前倒しするサマータイム制度など、業務時間や営業日を変更する企業が増えています。これに伴うITシステム側の対応としては、業務運用の見直しが必要になります。変更する業務の量が多い場合、大量のジョブを個別に修正すると煩雑で、またミスに繋がります。
利用シーン : オフィス
省電力化の取り組みとして、電力消費量が多い昼間の電力使用を避けて、電力消費量が少ない夜間を活用する方法があります。帳票印刷の夜間振り替えによる、昼間の電力消費量削減もその一つです。
利用シーン : オフィス
従来発生していた帳票を電子化し、電力消費量を削減する取り組みが進んでいます。代表的な例として、紙で配布している帳票をPDF化してメール配信に変えることで、印刷や仕分け作業に要した電力消費量、CO2排出量を削減し、ペーパーレスによる省資源化にも役立ちます。