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日立インシデントレスポンスチーム(HIRT)大西直子氏がMWS貢献賞を受賞

更新日:2018年12月26日

このたび、日立インシデントレスポンスチーム(HIRT)の大西直子氏がMWS貢献賞を受賞しました。12月20日MWSポストミーティングにおいて表彰式が行われました。

マルウェア対策人材育成ワークショップ(MWS)は、2008年から活動を開始したワークショップで、研究用データセットの提供、研究成果の共有ならびに切磋琢磨する環境の提供を通して、マルウェアに関する専門知識を備えた研究者/実務者を育成していくことを目的としています。
大西氏は、ワークショップの組織委員会事務局として、2013年から研究用データセットの普及に関する手続きを担ってきました。6年間で約300件近くの手続きを円滑に進めMWSコミュニティの発展に大きく貢献したことが評価され本賞を受賞しました。

日立インシデントレスポンスチーム(HIRT)では、今後とも国内の関係機関と連携を図りつつ、シーサート活動の普及を通じて、わが国のサイバーセキュリティ人材の育成に広く貢献していく所存です。

MWS表彰状 表彰式風景
写真:表彰状(左)と表彰式風景(右)
左から、東氏、野口氏、大西氏(HIRT)、篠田組織委員長

マルウェア対策人材育成ワークショップ(MWS)

MWSは、研究用データセットの提供、研究成果の共有ならびに切磋琢磨する環境の提供を通して、マルウェアに関する専門知識を備えた研究者/実務者を育成していくことを目的としたワークショップです。日立インシデントレスポンスチーム(HIRT)では、2007年〜2008年ワークショップの企画立案と立ち上げ、2013年〜組織委員会事務局、2014年〜研究用データセットBOS(Behavior Observable System)提供という形で関わっています。

MWSポストミーティング

MWSでは、10月の本会議開催だけではなく、5月に研究用データセットの紹介を目的とした会合(MWSプレミーティング)、12月〜1月に本会議を振り返る会合(MWSポストミーティング)を開催しています。

MWS貢献賞

MWSコミュニティの発展に大きく貢献した個人または団体に対して、(一社)情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会 マルウェア対策人材育成ワークショップ組織委員会から授与されるものです。