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ここでは、2020/2/5現在の統合サービスプラットフォーム BladeSymphony、およびHA8000にVMware vSphere® ESXi 6.0、6.5および6.7を適用される場合の注意事項を記載しています。

BS2000について

1.
サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
2.
VMware vSphere® ESXi 6.0をインストールする前に、ご使用モデルに応じて以下のバージョン以降にファームウェア (EFI) を更新する必要があります。
既設のお客さまは、ファームウェアアップデートサービスを手配のうえ、ファームウェア更新をお願いいたします。

BS2000
機種名 モデル名
(CPUシリーズ名)
ESXi 6.0
Updateなし Update 1a Update 1b Update 2 Update 3
BS2000 標準サーバブレードA1
(Xeon 5500シリーズ)
標準サーバブレードA2
(Xeon 5500/5600シリーズ)
高性能サーバブレードA1
(Xeon 7500シリーズ)
高性能サーバブレードA2
(Xeon E7-8800シリーズ)
07-69 07-69 07-69 07-69 07-69
高性能サーバブレードE1
(Xeon 7500シリーズ)
高性能サーバブレードE2
(Xeon E7-8800シリーズ)
07-69 07-69 07-69 07-69 07-69
標準サーバブレードR3/S3
(Xeon E5-2600シリーズ)
標準サーバブレードR4/S4
(Xeon E5-2600v2シリーズ)
11-50 11-50 11-50 11-50 11-50
「-」 は未サポートとなります。
3.
BladeSymphony BS2000の高性能サーバブレードA2/E2において、[82567LF-2 Gigabit Network Connection]はBS2000管理用LANポートです。ESXiからこのネットワークカードを使用しないでください。

BS500について

1.
サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
2.
VMware vSphere® ESXi 6.xをインストールする前に、ご使用モデルに応じて以下のバージョン以降にファームウエアを更新する必要があります。(上段 サーバブレードファームウェアバージョン、下段 EFIバージョン)

機種名 モデル名
(CPUシリーズ名)
ESXi 6.0
Updateなし Update 1a Update 1b Update 2 Update 3
BS500 BS520A A1
(Xeon E-2400
シリーズ)
BS540A A1/B1
(Xeon E5-4600
シリーズ)
BS520H A1/B1
(Xeon E-2600
シリーズ)
01-98
07-50
01-98
07-50
01-98
07-50
01-98
07-50
01-98
07-50
BS520H A2/B2
(Xeon E-2600v2
シリーズ)
04-44
10-66
04-44
10-66
04-44
10-66
04-44
10-66
04-44
10-66
BS520X B1
(Xeon E7-8800v2
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
BS520X B1
(Xeon E7-8800v2
シリーズ)
〜4ブレードSMP構成
07-29
07-29
07-29
07-29
BS520X B2
(Xeon E7-4800v3
/Xeon E7-8800v3
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
09-07
09-07
09-07
09-07
09-07
09-07
09-07
09-07
09-52
09-52
BS520X B2
(Xeon E7-8800v3
シリーズ)
〜4ブレードSMP構成
09-52
09-52
BS520H B3
(Xeon E5-2600v3
シリーズ)
08-30
08-29
08-30
08-29
08-30
08-29
08-30
08-29
08-75
08-74
BS520H B4
(Xeon E5-2600v4
シリーズ)
10-03
10-03
10-03
10-03
10-11
10-11
機種名 モデル名
(CPUシリーズ名)
ESXi 6.5
Updateなし Update 1 Update 2 Update 3
BS500 BS520A A1
(Xeon E-2400
シリーズ)
BS540A A1/B1
(Xeon E5-4600
シリーズ)
BS520H A1/B1
(Xeon E-2600
シリーズ)
BS520H A2/B2
(Xeon E-2600v2
シリーズ)
BS520X B1
(Xeon E7-8800v2
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
BS520X B1
(Xeon E7-8800v2
シリーズ)
〜4ブレードSMP構成
BS520X B2
(Xeon E7-4800v3
/Xeon E7-8800v3
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
09-46
09-46
09-57
09-54
09-59
09-59
09-66
09-66
BS520X B2
(Xeon E7-8800v3
シリーズ)
〜4ブレードSMP構成
BS520H B3
(Xeon E5-2600v3
シリーズ)
08-70
08-70
08-84
08-81
08-92
08-89
08-98
08-98
BS520H B4
(Xeon E5-2600v4
シリーズ)
10-09
10-09
10-16
10-16
10-22
10-20
10-28
10-28
「-」 は未サポートとなります。
 
EFIのバージョンについて、Webコンソール経由で表示される" xx-xx"は、EFIのセットアップ画面では上記表の下段EFIバージョンが表示されます。
  BS520H A2/B2(Xeon E-2600v2シリーズ) :" EPxxxx "
  BS520H B3(Xeon E-2600v3シリーズ) :" xx-xx "
  BS520H B4(Xeon E-2600v4シリーズ) :" xx-xx "
  BS520X B1(Xeon E7-8800v2シリーズ) :" xx-xx "
  BS520X B2(Xeon E7-4800v3/E7-8800v3シリーズ) :" xx-xx "


3.
BS520X B1、B2およびBS520H B3、B4について、VMware ESXi6.x系をインストールする場合、EFIのSystem Configuration and Boot ManagementからMM Config Baseを3GBに設定することが必須となります。 MM Config Baseを3GB以外の設定でインストールを行なった場合、インストール完了前にハードリセットがかかりインストールに失敗することがあります。

[MM Config Base変更手順]
  1. EFIのSystem Configuration and Boot Management画面からSystem Settingsを選択しEnterキーを押す。
  2. System Settings画面からDevices and I/O Portsを選択しEnterキーを押す。
  3. Devices and I/O Ports画面からMM Config Baseを選択しEnterキーを押す。
  4. 3GBを選択しEnterキーを押す。
  5. Escキーを数回押してSystem Configuration and Boot Management画面に戻り、Save Settingsを選択しEnterキーを押して、MM Config Base設定の変更を保存する。
4.
Web Clientのハードウェアのステータス画面において、BS520X B1、B2の2ブレードSMP構成の場合、ハードウェアステータスが表示されない場合があります。
システム稼働状態の監視については 「BS2000/BS500/BS2500/HA8000 共通」の「(10) システム稼働状態の監視方法について」をご参照ください。
5.
BS520X B1、B2およびBS520H B3、B4について、VMware起動時、EFIのSystem Configuration and Boot ManagementからPCI 64-Bit Resource AllocationをDisableに変更することが必須となります。変更せずに、Enableのままインストールを行なった場合、VMwareが起動しない恐れがあります。

[PCI 64-Bit Resource Allocation変更手順]
  1. EFIのSystem Configuration and Boot Management画面からSystem Settingsを選択しEnterキーを押す。
  2. System Settings画面からDevices and I/O Portsを選択しEnterキーを押す。
  3. Devices and I/O Ports画面からPCI 64-Bit Resource Allocationを選択しEnterキーを押す。
  4. Disableを選択しEnterキーを押す。
  5. Escキーを数回押してSystem Configuration and Boot Management画面に戻り、Save Settingsを選択しEnterキーを押して、PCI 64-Bit Resource Allocation設定の変更を保存する。
6.
vSphere FT(Fault Tolerance)は下記装置のみサポートします。
ESXi6.0系の場合
  • BS520X B2モデル、BS520H B3/B4モデル
ESXi6.5系の場合
  • BS520X B2モデル、BS520H B3/B4モデル
7.
Emulex製品でESXi 6.0 Update 3またはESXi6.5以降をご使用になる場合は、以下URL記載のドライバを適用してください。
ESXi6.0系の場合
 NICドライバ 11.1.145.0
 FCドライバ 11.1.145.18
ESXi6.5系の場合
 NICドライバ 11.1.196.3
 FCドライバ 11.1.145.18または11.1.196.3
 但し、ESXi 6.5 Update1以降はFibre channelは非サポート。 なお、本ドライバをご使用になる場合は、ファームウェアバージョンの変更が必要な場合がありますので、ドライバ格納のReadmeを参照してください。

BS2500について

1.
サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
2.
VMware vSphere® ESXi 6.xをインストールする前に、ご使用モデルに応じて以下のバージョン以降にファームウエアを更新する必要があります。(上段 サーバブレードファームウェアバージョン、下段 EFIバージョン)

機種名 モデル名
(CPUシリーズ名)
ESXi 6.0
Updateなし Update 1a Update 1b Update 2 Update 3
BS2500 高性能サーバブレード
A1/E1
(Xeon E7-4800v2
/E7-8800v2
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
07-29
高性能サーバブレード
A1/E1
(Xeon E7-8800v2
シリーズ)
4ブレードSMP構成
07-29
07-29
07-29
07-29
高性能サーバブレード
A2/E2
(Xeon E7-4800v3
/E7-8800v3
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
09-07
09-07
09-07
09-07
09-07
09-07
09-07
09-07
09-52
09-52
高性能サーバブレード
A2/E2
(Xeon E7-8800v3
シリーズ)
4ブレードSMP構成
09-52
09-52
高性能サーバブレード
A3/E3
(Xeon E7-4800v4
/E7-8800v4
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
11-04
11-04
11-10
11-10
高性能サーバブレード
A3/E3
(Xeon E7-8800v4
シリーズ)
4ブレードSMP構成
11-10
11-10
標準サーバブレードA1
(Xeon E5-2600v3
シリーズ)
08-30
08-29
08-30
08-29
08-30
08-29
08-30
08-29
08-75
08-74
標準サーバブレードA2
(Xeon E5-2600v4
シリーズ)
10-03
10-03
10-03
10-03
10-11
10-11
機種名 モデル名
(CPUシリーズ名)
ESXi 6.5
Updateなし Update 1 Update 2 Update 3
BS2500 高性能サーバブレード
A1/E1
(Xeon E7-4800v2
/E7-8800v2
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
高性能サーバブレード
A1/E1
(Xeon E7-8800v2
シリーズ)
4ブレードSMP構成
高性能サーバブレード
A2/E2
(Xeon E7-4800v3
/E7-8800v3
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
09-46
09-46
09-57
09-54
09-59
09-59
09-66
09-66
高性能サーバブレード
A2/E2
(Xeon E7-8800v3
シリーズ)
4ブレードSMP構成
高性能サーバブレード
A3/E3
(Xeon E7-4800v4
/E7-8800v4
シリーズ)
〜2ブレードSMP構成
11-08
11-08
11-16
11-16
11-18
11-18
11-25
11-25
高性能サーバブレード
A3/E3
(Xeon E7-8800v4
シリーズ)
4ブレードSMP構成
標準サーバブレードA1
(Xeon E5-2600v3
シリーズ)
08-70
08-70
08-84
08-81
08-92
08-89
08-98
08-98
標準サーバブレードA2
(Xeon E5-2600v4
シリーズ)
10-09
10-09
10-16
10-16
10-22
10-20
10-28
10-28
「-」 は未サポートとなります。
 
EFIのセットアップ画面では上記表の下段EFIバージョンが表示されます。
3.
VMware ESXi6.x系をインストールする場合、EFIのSystem Configuration and Boot ManagementからMM Config Baseを3GBに設定することが必須となります。 MM Config Baseを3GB以外の設定でインストールを行なった場合、インストール完了前にハードリセットがかかりインストールに失敗することがあります。

[MM Config Base変更手順]
  1. EFIのSystem Configuration and Boot Management画面からSystem Settingsを選択しEnterキーを押す。
  2. System Settings画面からDevices and I/O Portsを選択しEnterキーを押す。
  3. Devices and I/O Ports画面からMM Config Baseを選択しEnterキーを押す。
  4. 3GBを選択しEnterキーを押す。
  5. Escキーを数回押してSystem Configuration and Boot Management画面に戻り、Save Settingsを選択しEnterキーを押して、MM Config Base設定の変更を保存する。
4.
サーバブレードから OS をファイバチャネルブートで使用する場合には、以下のマニュアルをご参照ください。
「BladeSymphony BS2500 UEFI セットアップガイド」 - 「8.1 ファイバチャネルボードを設定するには」
5.
Web Clientのハードウェアのステータス画面において、高性能サーバブレードA1/E1, A2/E2, A3/E3の2ブレードSMP構成の場合、ハードウェアステータスが表示されない場合があります。
システム稼働状態の監視については 「BS2000/BS500/BS2500/HA8000 共通」の「(10) システム稼働状態の監視方法について」をご参照ください。
6.
VMware起動時、EFIのSystem Configuration and Boot ManagementからPCI 64-Bit Resource AllocationをDisableに変更することが必須となります。変更せずに、Enableのままインストールを行なった場合、VMwareが起動しない恐れがあります。

[PCI 64-Bit Resource Allocation変更手順]
  1. EFIのSystem Configuration and Boot Management画面からSystem Settingsを選択しEnterキーを押す。
  2. System Settings画面からDevices and I/O Portsを選択しEnterキーを押す。
  3. Devices and I/O Ports画面からPCI 64-Bit Resource Allocationを選択しEnterキーを押す。
  4. Disableを選択しEnterキーを押す。
  5. Escキーを数回押してSystem Configuration and Boot Management画面に戻り、Save Settingsを選択しEnterキーを押して、PCI 64-Bit Resource Allocation設定の変更を保存する。
7.
VMware ESXi6.5(u1以降は対象外)でIntel 1G LANをご使用になられる場合の注意事項
VMware ESXi6.5(u1以降は対象外)においてIntel 1G LANを速度固定でご使用される場合、igbnドライバを無効化し、igbドライバを適用してください。
手順は以下のとおりです。
  1. ESXi Shellを起動し、以下のコマンドを実行。
    # esxcfg-module -d igbn
  2. リブート後に以下のコマンドを実行し出力結果を確認します。
    「igbn」が「Not Loaded」と表示されることと、「igb」に数値が入っていることをご確認ください。
    # esxcfg-module -l | grep igb
     igb x xxx
     igbn Not Loaded
     ( x の数値は環境によって異なります。)
以上が確認できれば、速度固定の設定完了です。

速度固定を解除する場合は、以下の手順です。
  1. ESXi Shellを起動し、以下のコマンドを実行。
    # esxcfg-module -e igbn
  2. リブート後に以下のコマンドを実行し出力結果を確認します。「igbn」に数値が入っていることをご確認ください。
    # esxcfg-module -l | grep igbn
     igbn x xxx
     ( x の数値は環境によって異なります。)
以上が確認できれば、速度固定が解除されオートネゴシエーションとなります。

<対象製品>
 GV-SCN4N1G2N1/GV-SCN4N1G2N1BX
 GZ-SCN4N1G2N1/GZ-SCN4N1G2N1BX
 GV-CN4D1G2N1/GV-CN4D1G2N1BX
 GZ-CN4D1G2N1/GZ-CN4D1G2N1BX
8.
vSphere FT(Fault Tolerance)は下記装置のみサポートします。
ESXi6.0系の場合
  • BS2500 高性能サーバブレードA2/E2/A3/E3モデル、標準サーバブレードA1/A2モデル
ESXi6.5系の場合
  • BS2500 高性能サーバブレードA2/E2/A3/E3モデル、標準サーバブレードA1/A2モデル
9.
Emulex製品でESXi 6.0 Update 3をご使用になる場合は、以下URL記載のドライバを適用してください。
 NICドライバ 11.1.145.0
 FCドライバ 11.1.145.18
なお、本ドライバをご使用になる場合は、ファームウェアバージョンの変更が必要な場合がありますので、ドライバ格納のReadmeを参照してください。

HA8000について

1.
サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバ各モデルの仕様にてご確認ください。
2.
VMware vSphere® ESXi 6.xをインストールする前に、ご使用モデルに応じて以下のバージョン以降にファームウェア(BIOS/EFI)を更新する必要があります。

HA8000
機種名 モデル名
(CPUシリーズ名)
ESXi 6.0
Updateなし Update 1a Update 1b Update 2 Update 3
HA8000
/TS10
ALモデル
(Xeon E3-1200/
i3-2100シリーズ)
AL1/BL1/GL1
モデル
(Xeon E3-1200/
i3-2100シリーズ)
AL2/BL2/GL2/
HL2モデル
(Xeon E3-1200v2
シリーズ)
AM/BMモデル
(Xeon E3-1200v3
シリーズ)
M1.1.05.00 M1.1.05.00 M1.1.05.00 M1.1.05.00 M1.1.05.00
AM1/BM1モデル
(Xeon E3-1200v3
シリーズ)
MD.1.02.00 MD.1.02.00 MD.1.02.00 MD.1.02.00 MD.1.02.00
AN/BN/CN/DN
モデル
(Xeon E3-1200v5
シリーズ)
5.0.3011 5.0.3011 5.0.3011
AN1/BN1/CN1/DN1
モデル
(Xeon E3-1200v6
シリーズ)
5.0.0003
HA8000
/TS10-h
HM/LMモデル
(Xeon E5-2400
シリーズ)
HM1/LM1モデル
(Xeon E5-2400
シリーズ)
HM2モデル
(Xeon E5-2400v2
シリーズ)
MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00
HA8000
/TS20
AK/EK/KK/LK
モデル
(Xeon 5500/5600
シリーズ)
AK1/EK1/KK1/
LK1モデル
(Xeon 5500/5600
シリーズ)
ALモデル
(Xeon 5500/5600
シリーズ)
AM/EMモデル
(Xeon E5-2400
シリーズ)
AM1/EM1モデル
(Xeon E5-2400
シリーズ)
AM2モデル
(Xeon E5-2400v2
シリーズ)
MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00
AN/BN/CN/DN
モデル
(Xeon E5-2600v3
シリーズ)
5.0.0005 5.0.0005 5.0.0005 5.0.0005 5.0.0005
AN2/BN2/CN2/
DN2モデル
(Xeon E5-2600v4
シリーズ)
5.0.0004 5.0.0004 5.0.0004
HA8000
/RS110
ALモデル
(Xeon E3-1200/
i3-2100シリーズ)
AL1/BL1/GL1
モデル
(Xeon E3-1200/
i3-2100
シリーズ)
AL2/BL2/GL2
モデル
(Xeon E3-1200v2
シリーズ)
AM/BMモデル
(Xeon E3-1200v3
シリーズ)
M1.1.05.00 M1.1.05.00 M1.1.05.00 M1.1.05.00 M1.1.05.00
AM1/BM1モデル
(Xeon E3-1200v3
シリーズ)
MD.1.02.00 MD.1.02.00 MD.1.02.00 MD.1.02.00 MD.1.02.00
AN/BN/CN/DN
モデル
(Xeon E3-1200v5
シリーズ)
5.0.3011 5.0.3011 5.0.3011
AN1/BN1/CN1/DN1
モデル
(Xeon E3-1200v6
シリーズ)
5.0.0003
HA8000
/RS110-h
HM/LMモデル
(Xeon E5-2400
シリーズ)
HM1/LM1モデル
(Xeon E5-2400
シリーズ)
HM2モデル
(Xeon E5-2400v2
シリーズ)
MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00
HA8000
/RS210
AK/HK/KK/LK
モデル
(Xeon 5500/5600
シリーズ)
AK1/HK1/KK1/
LK1モデル
(Xeon 5500/5600
シリーズ)
ALモデル
(Xeon 5500/5600
シリーズ)
AM/DMモデル
(Xeon E5-2400
シリーズ)
AM1/DM1モデル
(Xeon E5-2400
シリーズ)
AM2モデル
(Xeon E-2400v2
シリーズ)
MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00
FM2モデル
(Xeon E-2400v2
シリーズ)
AN/BNモデル
(Xeon E5-2600v3
シリーズ)
5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015
AN1/BN1モデル
(Xeon E5-2600v3
シリーズ)
5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015
AN2/BN2モデル
(Xeon E5-2600v4
シリーズ)
5.0.2008 5.0.2008 5.0.2008
HA8000
/RS210-h
HM/KMモデル
(Xeon E5-2600
シリーズ)
MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06
LM1モデル
(Xeon E5-2600
シリーズ)
MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06
HM1/KM1モデル
(Xeon E5-2600
シリーズ)
MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06
HM2モデル
(Xeon E5-2600v2
シリーズ)
MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00
LM2モデル
(Xeon E5-2600v2
シリーズ)
MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00
HA8000
/RS220
AK/HK/KK
モデル
(Xeon 5500/5600
シリーズ)
AK1/HK1/KK1/
LK1モデル
(Xeon 5500/5600
シリーズ)
ALモデル
(Xeon 5500/5600
シリーズ)
AM/DMモデル
(Xeon E-2400
シリーズ)
AM1/DM1モデル
(Xeon E-2400
シリーズ)
AM2モデル
(Xeon E-2400v2
シリーズ)
MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00
FM2モデル
(Xeon E-2400v2
シリーズ)
AN/BNモデル
(Xeon E5-2600v3
シリーズ)
5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015
AN1/BN1モデル
(Xeon E5-2600v3
シリーズ)
5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015
AN2/BN2モデル
(Xeon E5-2600v4
シリーズ)
5.0.2008 5.0.2008 5.0.2008
HA8000
/RS220-h
HM/KMモデル
(Xeon E5-2600
シリーズ)
MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06
LM1モデル
(Xeon E5-2600
シリーズ)
MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06
HM1/KM1モデル
(Xeon E5-2600
シリーズ)
MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06 MH.1.06
HM2モデル
(Xeon E5-2600v2
シリーズ)
MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00
LM2モデル
(Xeon E5-2600v2
シリーズ)
MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00 MA.1.06.00
HA8000
/RS220-s
TM/UMモデル
(Xeon E-2400
シリーズ)
TM1/UM1モデル
(Xeon E-2400
シリーズ)
TM2モデル
(Xeon E-2400v2
シリーズ)
MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00 MB.1.06.00
HA8000
/RS440
AKモデル
(Xeon 7500
シリーズ)
AK1モデル
(Xeon 7500
シリーズ)
ALモデル
(Xeon E7-4800
シリーズ)
AL1モデル
(Xeon E7-4800
シリーズ)
AL2モデル
(Xeon E7-4800
シリーズ)
AMモデル
(Xeon E7-4800v2
シリーズ)
AN/BNモデル
(Xeon E7-4800v3/
E7-8800v3
シリーズ)
5.6.0232 5.6.0232 5.6.0232
AN1/BN1モデル
(Xeon E7-4800v4/
E7-8800v4
シリーズ)
5.6.0351 5.6.0351
HA8000-es
RS210
CK
(Xeon 5600
シリーズ)
MK
(Xeon 5600
シリーズ)
HA8000-es
RS220
CK
(Xeon 5600
シリーズ)
HA8000
機種名 モデル名
(CPUシリーズ名)
ESXi 6.5 ESXi 6.7
Updateなし Update 1 Update 2 Update 3 Updateなし Update 1 Update 2 Update 3
HA8000/TS10 ALモデル
(Xeon E3-1200/i3-2100シリーズ)
AL1/BL1/GL1モデル
(Xeon E3-1200/i3-2100シリーズ)
AL2/BL2/GL2/HL2モデル
(Xeon E3-1200v2シリーズ)
AM/BMモデル
(Xeon E3-1200v3シリーズ)
AM1/BM1モデル
(Xeon E3-1200v3シリーズ)
AN/BN/CN/DNモデル
(Xeon E3-1200v5シリーズ)
5.0.3011 5.0.3011 5.0.3011 5.0.3011 5.0.8016 5.0.8016 5.0.8016 5.0.8016
AN1/BN1/CN1/DN1モデル
(Xeon E3-1200v6シリーズ)
5.0.0003 5.0.0003 5.0.0003 5.0.0003 5.0.3006 5.0.3006 5.0.3006 5.0.3006
HA8000/TS10-h HM/LMモデル
(Xeon E5-2400シリーズ)
HM1/LM1モデル
(Xeon E5-2400シリーズ)
HM2モデル
(Xeon E5-2400v2シリーズ)
HA8000/TS20 AK/EK/KK/LKモデル
(Xeon 5500/5600シリーズ)
AK1/EK1/KK1/LK1モデル
(Xeon 5500/5600シリーズ)
ALモデル
(Xeon 5500/5600シリーズ)
AM/EMモデル
(Xeon E5-2400シリーズ)
AM1/EM1モデル
(Xeon E5-2400シリーズ)
AM2モデル
(Xeon E5-2400v2シリーズ)
AN/BN/CN/DNモデル
(Xeon E5-2600v3シリーズ)
5.0.2007 5.0.2007 5.0.2007 5.0.2007 5.0.7012 5.0.7012 5.0.7012 5.0.7012
AN2/BN2/CN2/DN2モデル
(Xeon E5-2600v4シリーズ)
5.0.1005 5.0.1005 5.0.1005 5.0.1005 5.0.4009 5.0.4009 5.0.4009 5.0.4009
HA8000/RS110 ALモデル
(Xeon E3-1200/i3-2100シリーズ)
AL1/BL1/GL1モデル
(Xeon E3-1200/i3-2100シリーズ)
AL2/BL2/GL2モデル
(Xeon E3-1200v2シリーズ)
AM/BMモデル
(Xeon E3-1200v3シリーズ)
AM1/BM1モデル
(Xeon E3-1200v3シリーズ)
AN/BN/CN/DNモデル
(Xeon E3-1200v5シリーズ)
5.0.3011 5.0.3011 5.0.3011 5.0.3011 5.0.8016 5.0.8016 5.0.8016 5.0.8016
AN1/BN1/CN1/DN1モデル
(Xeon E3-1200v6シリーズ)
5.0.0003 5.0.0003 5.0.0003 5.0.0003 5.0.3006 5.0.3006 5.0.3006 5.0.3006
HA8000/RS110-h HM/LMモデル
(Xeon E5-2400シリーズ)
HM1/LM1モデル
(Xeon E5-2400シリーズ)
HM2モデル
(Xeon E5-2400v2シリーズ)
HA8000/RS210 AK/HK/KK/LKモデル
(Xeon 5500/5600シリーズ)
AK1/HK1/KK1/LK1モデル
(Xeon 5500/5600シリーズ)
ALモデル
(Xeon 5500/5600シリーズ)
AM/DMモデル
(Xeon E5-2400シリーズ)
AM1/DM1モデル
(Xeon E5-2400シリーズ)
AM2モデル
(Xeon E-2400v2シリーズ)
FM2モデル
(Xeon E-2400v2シリーズ)
AN/BNモデル
(Xeon E5-2600v3シリーズ)
AN1/BN1モデル
(Xeon E5-2600v3シリーズ)
5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.D032 5.0.D032 5.0.D032 5.0.D032
AN2/BN2モデル
(Xeon E5-2600v4シリーズ)
5.0.4013 5.0.4013 5.0.4013 5.0.4013 5.0.7021 5.0.7021 5.0.7021 5.0.7021
HA8000/RS210-h HM/KMモデル
(Xeon E5-2600シリーズ)
LM1モデル
(Xeon E5-2600シリーズ)
HM1/KM1モデル
(Xeon E5-2600シリーズ)
HM2モデル
(Xeon E5-2600v2シリーズ)
LM2モデル
(Xeon E5-2600v2シリーズ)
HA8000/RS220 AK/HK/KKモデル
(Xeon 5500/5600シリーズ)
AK1/HK1/KK1/LK1モデル
(Xeon 5500/5600シリーズ)
ALモデル
(Xeon 5500/5600シリーズ)
AM/DMモデル
(Xeon E-2400シリーズ)
AM1/DM1モデル
(Xeon E-2400シリーズ)
AM2モデル
(Xeon E-2400v2シリーズ)
FM2モデル
(Xeon E-2400v2シリーズ)
AN/BNモデル
(Xeon E5-2600v3シリーズ)
AN1/BN1モデル
(Xeon E5-2600v3シリーズ)
5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.4015 5.0.D032 5.0.D032 5.0.D032 5.0.D032
AN2/BN2モデル
(Xeon E5-2600v4シリーズ)
5.0.4013 5.0.4013 5.0.4013 5.0.4013 5.0.7021 5.0.7021 5.0.7021 5.0.7021
HA8000/RS220-h HM/KMモデル
(Xeon E5-2600シリーズ)
LM1モデル
(Xeon E5-2600シリーズ)
HM1/KM1モデル
(Xeon E5-2600シリーズ)
HM2モデル
(Xeon E5-2600v2シリーズ)
LM2モデル
(Xeon E5-2600v2シリーズ)
HA8000/RS220-s TM/UMモデル
(Xeon E-2400シリーズ)
TM1/UM1モデル
(Xeon E-2400シリーズ)
TM2モデル
(Xeon E-2400v2シリーズ)
HA8000/RS440 AKモデル
(Xeon 7500シリーズ)
AK1モデル
(Xeon 7500シリーズ)
ALモデル
(Xeon E7-4800シリーズ)
AL1モデル
(Xeon E7-4800シリーズ)
AL2モデル
(Xeon E7-4800シリーズ)
AMモデル
(Xeon E7-4800v2シリーズ)
AN/BNモデル
(Xeon E7-4800v3/E7-8800v3シリーズ)
AN1/BN1モデル
(Xeon E7-4800v4/E7-8800v4シリーズ)
5.6.0351 5.6.0351 5.6.0351 5.6.0383
HA8000-es RS210 CK
(Xeon 5600シリーズ)
MK
(Xeon 5600シリーズ)
HA8000-es RS220 CK
(Xeon 5600シリーズ)
「-」 は未サポートとなります。
3.
vSphereクライアント、または、Web Clientのハードウェア健全性ステータス画面、ハードウェアのステータス画面における電源・FANの警告に関してシステム装置によっては、オプションの電源ユニットおよびファンを搭載することで、冗長構成を構築することができます。
電源ユニットまたはファンが冗長構成でない場合もシステム装置の動作に影響はありませんが、非冗長構成であることによりvSphereクライアント、または、Web Clientのハードウェア健全性ステータス画面、ハードウェアのステータス画面において警告が報告される場合があります。
画面上で警告やエラー表示が出力された場合は、システム装置のランプ点灯状態の確認やHCSMまたはJP1/SC/BSMによるエラー監視を行ってください。また、システム装置のERROR ランプが点灯した場合には、各装置の『ユーザーズガイド』の「運用編」をご参照ください。
システム稼働状態の監視については 「BS2000/BS500/BS2500/HA8000 共通」の「(10) システム稼働状態の監視方法について」をご参照ください。
4.
RS440xN、xN1、RS220/RS210 xN、xN1、xN2モデルにて、OS をファイバチャネルブートで使用する場合には、以下のマニュアルをご参照ください。 「ユーザーズガイド 〜運用編〜」 -  「1.2 運用時の注意」 -  「1.2.1 一般的な注意」 -  「Fibre Channel ボードのBIOS 設定」の項
5.
RS220/RS210 xN、xN1、xN2、TS20 xN、xN2、TS10xN、RS110xNモデルでインストールを行う場合には、インストール前に以下のマニュアルを参照し、Boot Modeをレガシーにしてください。
下記マニュアルを参照する際には、マニュアル中の「ESXi 5.5」を「ESXi 6.0」「ESXi 6.5」「ESXi 6.7」に読み替えてください。 「ユーザーズガイド 〜BIOS編〜」 -  「1.13 使用するOS に合わせてブートモードを設定する」 ESXi 6.0、ESXi 6.5、ESXi 6.7 のインストール後に、起動タイプをレガシーの BIOS から UEFI に変更すると、ホストの起動に失敗することがあります。

TS10xN1、RS110xN1モデルでインストールを行う場合には、Boot Modeをレガシーに変更する必要はありません。UEFIのままご使用ください。

6.
ESXi 6.0、ESXi 6.5、ESXi 6.7 のUSB Flash ModuleへのインストールはRS220/RS210xN2モデルのみサポートです。
7.
ESXi 6.0、ESXi 6.5、ESXi 6.7 のインストールを行う場合には、以下のマニュアルを参照してください。
下記マニュアルを参照する際には、マニュアル中の「ESXi 5.5」を「ESXi 6.0」「ESXi 6.5」「ESXi 6.7」に読み替えてください。
8.
VMware Virtual SAN使用時の注意事項
a
RAIDコントローラの推奨ドライバの確認
内蔵RAIDコントローラでVMware Virtual SANを使用する場合、RAIDドライバの更新が必要な場合があります。 次のURLに掲載している『推奨ドライババージョン一覧』→カテゴリ『SAS-RAID』より、VMware Virtual SANをサポートする推奨ドライバの名称および、ドライバのバージョンを確認の上、必要に応じて推奨ドライバを適用してください。 非推奨のRAIDドライバで使用された場合、VMware Virtual SANが正常動作しない場合があります。 RAIDドライバの更新が必要な場合は、次のWebサイトに掲載のドライバの更新手順をご参照の上、ドライバを更新してください。
b
ESXi6.0u1a〜ESXi6.0u2におけるRAIDドライバ『lsi_mr3』使用時のパッチファイル適用について
ESXi6.0u1a〜ESXi6.0u2でVMware Virtual SAN使用時のRAIDコントローラの推奨ドライバが『lsi_mr3』 の場合、次のVMware社公開のパッチファイルを適用してください。
本パッチファイルが適用されていない状態で、システム装置、VMware ESXi向けのユーティリティ(HDDエラー監視サービス、Hitachi Server Navigator - Log Collect)を使用している場合、 VMware ESXi 6.0がパニック(PSoD)またはハングアップすることがあります。
c
SSDのリードポリシー設定について
Virtual SAN使用時、SSDのリードポリシー設定を デフォルト設定の『Ahead』(Read Ahead:常に先読み)から『Normal』(No Read Ahead:先読み無し) へ設定する必要があります。 設定方法は『日立アドバンスドサーバ HA8000シリーズ ユーザーズガイド 〜BIOS編〜』の『MegaRAID BIOS Configuration Utility』の章をご参照ください。 ユーザーズガイドは、システム装置添付のマニュアルCDに格納のもの、または、次のWeb サイト『マニュアル:サーバ:HA8000シリーズ』に掲載のご利用の装置のものをご参照ください。
本件に関する情報は次のVMware社の公開情報も合わせてご参照ください。 補足:HDDのリードポリシーは変更不要です。デフォルト設定の『Ahead』(Read Ahead:常に先読み)でご使用ください。
d
障害部品交換時の運用について
障害の対応でESXiホスト(ESXiをインストールしたサーバ)、HDD、SSDを交換する場合には、メンテナンスモードの設定が必須となります。作業対象のESXiホストをメンテナンスモードに移行させ、データを退避した後に、保守員にご連絡ください。 ESXiホスト、HDD、SSDの障害部品の交換に伴い全データを他のESXiホストに移行する場合には、非常に多くの時間がかかる可能性があります。
なお、障害部品の交換時にメンテナンスモードの移行が必須となる点は、次のVMware社Webサイトの「VMware Virtual SAN のドキュメント」内、ドキュメントリソース「VMware Virtual SAN の管理」 (英語版名称:「Administering VMware Virtual SAN」)にて公開されています。本公開情報も合わせてご参照ください。
9.
vSphere FT(Fault Tolerance)は下記装置のみサポートします。
ESXi6.0系の場合
  • RS440 AN/BNモデル、AN1/BN1モデル
  • RS220 AN/BNモデル、AN1/BN1モデル、AN2/BN2モデル
  • RS210 AN/BNモデル、AN1/BN1モデル、AN2/BN2モデル
  • TS20 AN/BN/CN/DNモデル、AN2/BN2/CN2/DN2モデル
ESXi6.5系/6.7系の場合
  • RS440 AN1/BN1モデル
  • RS220 AN1/BN1モデル、AN2/BN2モデル
  • RS210 AN1/BN1モデル、AN2/BN2モデル
  • TS20 AN/BN/CN/DNモデル、AN2/BN2/CN2/DN2モデル
10.
VMware ESXi6.5系でBroadcom 1G LANをご使用になられる場合の注意事項
VMware ESXi6.5系においてBroadcom 1G LANをご使用の際、速度固定を行う場合は事前に以下のコマンドを実行しドライバを切り替えてください。
  1. ドライバ切り替え
    # esxcfg-module -d ntg3
    # reboot
  2. ドライバ切り替え確認
    リブート後に以下のコマンドを実行し出力結果を確認します。「ntg3」が「Not Loaded」と表示されることをご確認ください。
    # esxcfg-module -l | grep ntg3
    ntg3 Not Loaded
NICの速度固定を解除する場合は、速度固定を解除した後、下記のコマンドを実行しドライバを切り戻してください。
  1. ドライバ切り戻し
    # esxcfg-module -e ntg3
    # reboot
  2. ドライバ切り戻し確認
    リブート後に以下のコマンドを実行し出力結果を確認します。「ntg3」に数値が入っていることをご確認ください。
    # esxcfg-module -l | grep ntg3
    ntg3 x xxx
    ( x の数値は環境によって異なります。)
<対象製品>
  • RS440 AN1/BN1 オンボードLAN
  • RS220AN1/BN1モデル, AN2/BN2モデル オンボードLAN
  • RS210AN1/BN1モデル, AN2/BN2モデル オンボードLAN
  • TS20 AN/BN/CN/DNモデル、AN2/BN2/CN2/DN2モデル オンボードLAN
  • RS110AN/BN/CN/DNモデル オンボードLAN、AN1/BN1/CN1/DN1 オンボードLAN
  • TS10AN/BN/CN/DNモデル オンボードLAN、AN1/BN1/CN1/DN1 オンボードLAN
  • CN7723/7724
  • CN7743/7744
  • CN7729/7730
11.
Emulex製品をESXi 6.0 Update 3をご使用になる場合は、以下URL記載のドライバを適用してください。
FCドライバ 11.1.145.18
なお、本ドライバをご使用になる場合は、ファームウェアバージョンの変更が必要な場合がありますので、ドライバ格納のReadmeを参照してください。
12.
Emulex製品をESXi 6.7以降をご使用になる場合は、以下URL記載のドライバを適用してください。
FCドライバ 11.4.341.0
なお、本ドライバをご使用になる場合は、ファームウェアバージョンの変更が必要な場合がありますので、ドライバ格納のReadmeを参照してください。

BS2000/BS500/BS2500/HA8000 共通

1.
ESXi6.0を使用する場合、下記のパッチをあてることが必須となります。
  • ESXi600-201505001
2.
ESXi Install CDの入手に関して
  • ESXiのインストールの際は、VMware社WebサイトよりHitachi Custom Image (Install CD)を入手してご利用ください。
  • 各デバイス固有で必要な追加設定についても、以下のページを参照してください。
3.
BIOSの設定に関して
  • モデルによっては、Intel VT(Virtualization Technology)機能が無効となっている場合があります。インストールする前にIntel VTが有効になっていることを確認してください。
    設定方法については、システム装置のユーザーズガイドなどを参照してください。
4.
NPIVに対応するFCアダプタおよびFCスイッチのバージョンに関して
  • NPIVを使用する場合は、NPIVに対応したFCスイッチを経由して、ストレージ装置と接続する必要があります。NPIVに対応したFCアダプタおよびFCスイッチのファームウェアバージョンは次のとおりです。
 a NPIVに対応したFCアダプタ
機種名 Gigabit Fibre Channel ボード ファームウェアバージョン
BS2000 16Gbps FC GV(x)-CC2N16xx1xx 40-01-2A以上
GV(x)-CC2D16xx1xx
GZ-CC2N16xN1xx
GZ-CC2D16xN1xx
BS500 16Gbps FC GG(x)-CC3M162x1xx 40-01-2A以上
GG(x)-CC3M162x2xx
BS2500 16Gbps FC GV-(x)CC4N16xN1xx 40-01-2D以上
GZ-(x)CC4N16xN1xx
HA8000 16Gbps FC GQ-CC7F11xx 40-01-28以上
GQ-CC7F21xx
GQ-CC7F12xx
GQ-CC7F22xx
BS2000 8Gbps FC GV(x)-CC2N8Gxx1xx 30-04-39以上
GV(x)-CC2D8Gxx1xx
GV(x)-CC2M8Gxx1xx
GZ-CC2N8Gxx1xx
GZ-CC2D8Gxx1xx
BS500 8Gbps FC GG(x)-CC3M8G2x1xx 39-04-5A以上
GG(x)-CC3M8G2x2xx
BS2500 8Gbps FC GV-(x)CC4N8GxN1xx 30-04-86以上
GZ-(x)CC4N8GxN1xx
HA8000 8Gbps FC GQ-CC7831xx 38-04-56以上
GQ-CC7841xx
GQ-CC7832xx
GQ-CC7842xx
 b  FCスイッチ
   ファームウェア(Fabric OS)バージョンがv5.3.2a以降のFCスイッチを使用してください。
5.
時刻設定に関して
  • サーバ出荷時にはBIOS/EFI時刻をJSTで設定していますが、ESXiではBIOS/EFI時刻をUTCと判断して動作するため、9時間遅れます。インストール後、vSphere Clientを使用して時刻の設定を行ってください。
6.
N+1コールドスタンバイご利用時の注意事項について
  • N+1コールドスタンバイを利用した環境において、グループの異なるプラットフォームが混在していた場合、N+1切り替え後OS時刻がずれる現象が確認されています。
    N+1コールドスタンバイで扱うOS/仮想化プラットフォームは、以下の2つのグループに分類されます。

    (1)
    BIOS/EFI時刻をローカルタイム(日本の場合、JST(日本標準時))として扱うOS/仮想化プラットフォームWindows(Hyper-V含む) / Virtage / Red Hat Enterprise Linux(*1)
    (2)
    BIOS/EFI時刻を協定世界時(UTC)として扱うOS/仮想化プラットフォームRed Hat Enterprise Linux(*1) / VMware ESX 4.1以降
     
    *1:BIOS/EFI時刻をローカルタイムとして扱うか,協定世界時として扱うかを変更することができます。
    上記(1)または(2)に統一可能な組み合わせの場合は、サーバブレードのBIOS/EFI時刻を予備系も含めて統一してください。

    異なるグループが混在する場合は、VMwareのNTPを有効にし、NTPサーバから時刻を取得するように設定してください。その他のサーバブレードは予備系を含めてBIOS/EFI時刻をローカルタイムに設定してください。 VMwareのサーバブレードの切り替え時に一時的に時刻ずれが発生しますが、NTPにより正しい時刻に補正されます。また、VMwareのサーバブレードの復帰操作を実施する場合、予備サーバブレードのBIOS/EFI時刻をローカルタイムに戻してください。
7.
VMware環境におけるサーバ関連ユーティリティについて
  • サーバ関連のユーティリティについては、下記のページにて内容とダウンロード先をご確認ください。
8.
LSI社製MegaRAID SAS RAIDコントローラ搭載製品における環境構築・ハードウェア保守の制限事項
  • ESXi 6.xでは、環境構築やハードウェア保守について次の制限事項があります。制限事項をご理解の上、ご使用を検討ください。
【制限事項】
  • オンライン(OS動作状態)での保守用に保守対象のシステム装置が設置された拠点に管理用のシステム装置の設置が必要となります。
  • 複数HDD障害の発生要因によるRAID障害が発生した場合、「障害部品の交換」→「RAIDの新規構築」→「お客様によるバックアップデータの書き戻し」といった流れで復旧作業を実施することになります。
  • HDDの閉塞に至らない障害(障害復旧中、不良セクタを検出し自動修復された場合など)を検知することはできませんので障害予兆検知はできません。
  • HDDの予防保守(HDD閉塞に至る前にHDDを交換する作業)の対応は、すべてのシステムを一旦停止して実施する必要があります。
  • RAID、HDDの障害解析に必要なログの採取は、すべてのシステムをいったん停止して実施する必要があります。
  • LSI社製MegaRAID SAS RAIDコントローラ搭載製品におけるHDDの障害監視は、Hitachi Compute Systems Manager Software(以降HCSM)または、JP1/ServerConductor/Blade Server Manager(以降JP1/SC/BSM)の導入により実施できます*1
    HCSMおよびJP1/SC/BSMの導入については (10) システム稼働状態の監視方法について を参照してください。
    HCSMおよびJP1/SC/BSMの導入におけるハードウェア側の設定は、システム装置またはSVPボードに添付のマニュアルを参照してください。

    *1
    HDD閉塞に至る障害に限ります。
    HA8000/RS440AL1以前のモデルでJP1/SC/BSMを導入する場合、オプションのSVPボードが必ず必要です。

《補足》オンラインでのハードウェア保守について
オンラインでのハードウェア保守にあたっては、次に示す内容の環境構築が前提となります。

[オンライン保守に必要な環境]
 ハードウェア保守対象のシステム装置が設置された拠点に、次のシステムを設置しておく必要があります。

a
vSphereクライアントまたはWebブラウザを使用してvSphere Web Clientにアクセス可能なシステム装置
保守員がオンライン保守に必要なファイルをESXi上へ配置するために必要な環境となります。(保守作業に必要なファイルをESXi上へ配置できない場合、オンラインでの保守ができません)
b
ESXiの操作ができるVMwareコンソール
オンライン保守時、保守員はESXiからキーボード操作をします。このため、ESXi操作に必要なVMwareコンソール環境*2を設置する必要があります。

*2
モニタ、キーボード。またはリモートコンソールアプリケーションによりESXiへ接続できるシステム
9.
デフォルト設定では、ESXiの省電力設定は[バランシング済み]となりますが、電力消費を抑える代わりに安定した性能が出ないことがあります。安定した性能を求める場合は、vSphere Web Clientを使用してホストを選択し、[管理]-[設定]-[ハードウェア]-[電力管理]の項目から[有効なポリシー]を[高パフォーマンス]に設定してください。

10.
システム稼働状態の監視方法について
システム稼働状況の監視方法として、vSphere Web Client、vSphereクライアント、HCSMまたはJP1/SC/BSMを使用できます。 ハードウェアの監視については、日立のサーバ監視専用に開発されているHCSMまたはJP1/SC/BSMを使用してください。vSphere Web ClientやvSphereクライアントでもハードウェア情報を確認できますが、誤検知をする場合があるため推奨しません。

HCSMはJP1/SC/BSMに比べて機能・GUIを強化した製品です。今後、新たにサーバ監視を導入される場合はHCSMの導入を強く推奨します。

製品の導入につきましてはWebサイトをご参照の上、弊社営業までお問い合わせください。

  • HCSM(新規ウィンドウで表示)
vSphere Web Client、vSphereクライアントの表示において、Event Logに関するSensor(例:「System Management Software x SEL Fullness」, 「System Board x Logging Disabled」, 「System Firmware x Event Log」, 「System Board x System Event Log」など)のStatusがAlertになることがありますが、VMware vSphere ESXiおよびゲストOS動作に影響を与えるものではありませんので、警告を無視してそのままご使用ください。本Alertは、システム装置側で保持している保守ログ情報の数が閾値を超えたことを示すものです。 本ログ情報は、システム装置が保持している情報であり、システム装置および管理サーバによる閾値管理により適切に処理が実施されます。ESXi/vCenter ServerからEvent Logをクリアすることもできますが、日立サーバにおいては操作を行わないでください。

なお、HA8000には、BIOS SETUP画面にSETUP項目 "BMC Action for SEL Full" が存在している機種があります。本機種において、SETUP項目 "BMC Action for SEL Full" がKeepに設定されていると、システム装置側の閾値を超えても、Alertが消えないことがありますので、その場合は、デフォルト値であるRefreshを設定してください。

vSphere 6において、vSphere Web Clientをご利用の場合、ハードウェア ステータス タブをクリックすると「利用可能なホスト データがありません」などのエラーが表示されることがあります。
これはvSphere Web Client 6.0 の既知の問題です。回避方法については、次のVMware社公開情報を参照してください。
11.
VMware Auto Deploy機能のサポートについて
VMware Auto Deploy を使用したネットワークの起動またはプロビジョニングでは、レガシーの BIOS ファームウェアが必要です。UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) では使用できません。
VMware Auto Deploy使用時には、ご使用のモデルがレガシーの BIOS ファームウェアブートで有るかどうかをご確認ください。
※ ESXi6.5/ESXi6.7の場合、VMware Auto Deploy機能は非サポートとなります。

12.
UEFI Boot時、FC BootにてESXiインストール後、Reboot後にESXiが起動しない場合があります。
この場合には、以下の公開情報を参考にしてください。
13.
以下のオプション機能はVMware社の認証を取得した機器(サーバ・デバイス)だけで利用できる機能です。
  • サポート予定のない機能 : vDGA, VMDirectPathIO, SR-IOV
14.
ESXi6.0u1a〜ESXi6.0u3におけるVMware vSphere® ESXi™ インストール後の内蔵RAIDコントローラドライバ適用手順について
ESXi6.0u1a〜ESXi6.0u3において、SAS 12Gbps対応の内蔵RAIDコントローラを搭載したシステムで次の条件に該当している場合、OSインストール後に追加でドライバを適用する必要があります。

【作業が必要となる条件】
  • VMware ESXi 6.0 Update 1a〜VMware ESXi 6.0 Update 3の推奨ドライバが『megaraid_sas』であり、Install CD(Custom Image)格納のドライバを使用する場合
  • VMware社ダウンロードサイトより入手した推奨ドライバへ更新する場合
RAIDドライバの適用手順は次のWebサイト「VMware vSphere® ESXi™ インストール後の内蔵RAIDコントローラドライバ適用手順について」の内容をご参照ください。 非推奨のRAIDドライバで使用された場合、内蔵RAIDコントローラ、RAIDコントローラに付随するVMware ESXi向けのユーティリティ (CLIユーティリティ”StorCLI”、HDDエラー監視サービス、Hitachi Server Navigator)、VMware Virtual SAN が正常動作しない場合があります。

15.
Emulex CNA/LAN(オンボードLAN含む) 10Gbpsネットワーク製品をご使用になる場合、ポート数は、最大8ポートがOSの仕様となります。
ポート分割機能を適用する場合も関係しますので、各製品のユーザーズガイドをご確認お願いします。
また、(Intel) 10Gb 2 ポートLAN ボードをご使用になる場合、最大ポート数は、16ポートがOSの仕様となります。
16.
ESXi 6.0系の環境では、1システム当たりにおけるHGST PCIe Flashドライブボードの最大搭載枚数は3枚です。下記のモデルは最大搭載枚数に制限がかかります。
  • HA8000/RS220xN/xN1
  • BS500/PCI拡張ブレード
  • BS2500/高性能サーバブレードA1/A2(各SMP構成含む)、PCI拡張ブレード
17.
ESXi6.5/ESXi6.7系において、以下の機能は非サポートとなります。
  • Secure Boot
  • Proactive HA
18.
ユーティリティソフトのご利用について
VMwareの動作状況を確認するために、管理用ゲストOSを準備いただくことで以下のユーティリティをご利用できます。
管理用ゲストOSにはvSphere Management Assistant(以下vMA)、またはRedHat Enterprise Linux(以下RHEL)をご利用いただけます。
vMAとRHEL6/7との対応状況は下表をご参照ください。

RHELの各バージョンとの対応関係についてはユーティリティのサポートOSにてご確認ください。
下表のユーティリティのサポートを契約いただければ、ユーティリティのサポートは受けることができます。
ユーティリティだけでなく、管理用ゲストOSに関するセットアップや各操作方法、発生した障害のお問い合わせなどのサポートが必要な場合はRHEL系を推奨します。管理用ゲストOSがvMAの場合には、vMAのセットアップ、各種操作、発生した障害の問合せなどのサポートはできません。
これらのサポートが必要な場合は、お客様にてSDKサポートをご用意いただき、VMware社へ直接お問合せください。
Hitachi Server Navigatorの前提ソフトウェアであるVMware vSphere CLI 6.7をRed Hat Enterprise Linux6系へインストールする際、「Unable to get the access rights of source file "./lib/5.10/Socket6-0.23-rhel6"」のエラーが表示された場合、インストールパッケージ展開先ディレクトリ(vmware-vsphere-cli-distrib)内で「./lib/5.10/Socket6-0.23-rhel6」ディレクトリを作成し、VMware vSphere CLI 6.7を再度インストールしてください。
ユーティリティ名称 vMA環境 GUEST RHEL6系
(推奨)
GUEST RHEL7系
(推奨)
Hitachi Server Navigator - Log Monitor *2
Hitachi Server Navigator - Log Collect *2
Hitachi Server Navigator - Alive Monitor *2
Hitachi Server Navigator - Hitachi RAID Navigator *2
HDDエラー監視サービス *2
Hitachi Gigabit Fibre Channel Adapter対応ユーティリティ CIMクライアント/CIMプロバイダ *2
NVMe故障監視サービス*2
PowerChute Network Shutdown *3 *1 *1
PowerChute Business Edition *2 × ×
*1
GUEST RHEL6/7でPCNSはご使用になれません。PCNS仮想アプライアンスを使用してください。
*2
ESXi6.7系では非サポートとなります。
*3
ESXi6.7系ではPCNS仮想アプライアンスを使用してください。