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Hitachi

日立サーバ & ソリューション

[ファームウェア]

 掲載番号:12346859

◆BS2500 Virtageファームウェア

 

このファームウェアについて

本ページで提供するのは以下のファームウェアです。

BladeSymphony サーバ論理分割機構Virtageは、1つのサーバブレード上の物理資源を論理的に分割して複数のサーバ環境を構築し、各々独立した稼働・運用を実現します。

ファイルのダウンロードよりファイルをダウンロードしていただくようお願いします。

ダウンロード後、バージョンアップの実施に際しては、必ず最新版の手順書(※)で実施してください。

最新版でない手順書で実施した場合、正常にバージョンアップできない場合があります。

※: BladeSymphony BS2500 HVM ユーザーズガイド)

 

対象装置

(形名)

BladeSymphony BS2500かつ以下サーバブレード形名を搭載していること。

 

GV◇HC0A1−□□□□□□□

GV◇HC0A2−□□□□□□□

GV◇HE0A1−□□□□□□□

GV◇HE0A2−□□□□□□□

GZAHE0E1−□□□□□□□

GZAHE0E2−□□□□□□□

 

上記形名の◇にはサポートOS種別コードが入ります。

□□□□□□□には、装置の構成により異なった形名が入ります。

Version

Version 02-50

重要性*1

ファームウェア来歴を参照

影響範囲*1

ファイル

zip形式 107,319,786 Bytes

*1  重要性および影響範囲の定義

 

ファームウェアの更新手順

本手順は、「このファームウェアについて」の「対象装置(形名)」に対して、ファームウェアの更新を実施する為に提供されています。

ファームウェアを更新する手順を以下に示します。

 

目次

 1.ファームウェアの内容

 2.ファームウェア来歴

 3.ファイルのダウンロード

 4.お問い合わせについて

 

1.ファームウェアの内容

BladeSymphony サーバ論理分割機構Virtageは、1つのサーバブレード上の物理資源を論理的に分割して複数のサーバ環境を構築し、各々独立した稼働・運用を実現します。

 

2.ファームウェア来歴

このファームウェアは、次の機能拡張とバグ修正を含みます。

バージョン

重要性*1

影響範囲*1

内容

02-50

重要

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2016-0800、CVE-2016-0705、CVE-2016-0797、CVE-2016-0702、CVE-2015-3197、CVE-2016-0799、CVE-2016-2105、CVE-2016-2106、CVE-2016-2107、CVE-2016-2108、CVE-2016-2109、CVE-2016-2842

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) OpenSSHの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2015-5600、CVE-2016-3115、CVE-2015-5352、CVE-2015-6563、CVE-2015-6564、CVE-2016-1908

  [対象Ver. :02-05〜02-46]

 

(3) glibcの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2015-5229、CVE-2015-7547

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) Network Security Service(NSS) の以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2014-3566、CVE-2014-1569、CVE-2015-2721、CVE-2015-4000、CVE-2015-7181、

CVE-2015-7182、CVE-2015-7183、CVE-2015-7575

  [対象Ver. :全Version]

 

 

機能追加

(1) 標準サーバブレードA2をサポートしました。

 

(2) 日立製16Gbps FCアダプタがコンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションに対応しました。

  使用の際は、 必ず「Virtage Navigator ユーザーズガイド LPAR マイグレーション編」 (Revision 3.74以降)の『コンカレントメンテナンスモードの実施フロー』で確認しご使用ください。

  また、FCアダプタは下記以降をご使用ください。

  ファームウェア: 40-05-00

  Windowsドライバ:x.x.8.2160

  RHEL6ドライバ: x.6.18.2858

  RHE7Lドライバ: 4.7.18.3234

 

(3) I/O スロット拡張装置上に搭載されているNICが管理パスに指定可能となりました。対象NICなど、詳細については、「BS2500 HVMユーザーズガイド」(第9版以降) を参照願います。

 

(4) 1000BASE-T 4 ポート LAN ボードでポート占有機能をサポートしました。

 

(5) Intel 82599上のWindowsでSR-IOV機能が利用可能になりました。

 

(6) SHA-2移行に備え、HVM Webシステムのサーバ証明書を変更可能にしました。

 

(7) Emulex NICでRHEL7.2をサポートしました。

  対象機種など、詳細については、「BladeSymphony Emulex製アダプタ ユーザーズガイド ハードウェア編」(第21版以降) を参照願います。

 

(8) 画面モード 640x480 24bit色 モードに対応しました。

  本改善に伴い、RHEL 7系のOSインストール時の画面の乱れが解消されます。

  一方、02-50から02-4X以前のHVMに対して、コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションが実施できなくなりますので、ご注意願います。該当の場合は、移動先のHVMのバージョンを02-50以降にアップデートするか、シャットダウン方式によるLPARマイグレーションをご利用ください。

 

 

可用性向上

(1) 次の(a)(b)の両条件に合致するLPARにおいて、共有FCのMCK障害が発生する可能性がある不具合を修正しました。

  (a) 標準サーバブレードx1かつLPAR#14 かつ250GB以上のメモリ割当て、または、高性能サーバブレードx1/x2 かつ(LPAR#1またはLPAR#3) かつ2300GB以上のメモリ割当て。

  (b) 日立製FCアダプタを共有設定。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) timeout時間に達していないにもかかわらず、タイムアウトを誤検出し、以下のerror messageを出力して、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

EMG0000000003004006:0000000000000006:0000000000000030:(0):HVM(SRC):Internal error

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) BS2500のCoDサポートモデルにおいて、任意ソケットのCPUコア#0が予備になっている状態で、当該ソケット内のCPU訂正可能障害が発生した場合、ゲストOSで大量のログが記録され、プロセッサ使用率が高騰する不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-25〜02-46]

 

(4) 月末にRTCの時刻をNTPや手動で設定しようとした際、指定した月より1カ月先の日付にRTCが設定される不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(5) 次の全条件に合致した場合、Physical Processor Configurationスクリーンで、カーソルを左右に移動させた際に、HVMがシステムダウンする場合がある不具合を対策しました。

  (a) CPUグループの定義において、グループ番号0〜7の次に、グループ番号16以上を定義。

  (b) Processor Group Configuration表示において、CPUグループ番号16以上の表示に切り替える。

  (c) カーソルがProcessor Group ConfigurationのGroupNameに当たっている。

  [対象Ver. :全Version]

 

(6) 移動対象LPARがLPARマイグレーション(シャットダウン方式およびコンカレントメンテナンス方式)の移動条件を満たしているにもかかわらず、不当にLPARマイグレーションが失敗し、その後HVMを再起動するまで何度リトライを試みても失敗し続ける場合がある問題を対策しました。

  問題発生時には、以下が出力されます。

EMG000000000c003004:0000000000000000:0000000000000001:(0):LPARMover(SRC):Internal error occurred in initializing the LPAR Mover thread.

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) HVM CLI IPアドレスに登録されていない管理サーバから、HvmShコマンドを連続で実行された場合、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(8) 以下の手順で操作を行うと、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

  1. 日立製FCアダプタを複数搭載し、全て共有FCに設定。

  2. LPARに共有FCを割り当ててから構成情報を保存。

  3. 2.でLPARに割当てた共有FCを占有FCに変更。

  4. 3のLPARとは別のLPARに、共有FCのみを割り当てる。

  5. 4.のLPARのマイグレーションを実行。

  [対象Ver. :全Version]

 

(9) LPAR上でWindows Server 2012以降のWindows OSを稼働させる際、そのWindows OSも含めてシステムが高負荷状態であると、当該Windows OSに、1日で数十秒の時刻ずれが発生する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-02〜02-46]

02-46

重要

可用性向上

(1) Linux OS上の仮想COMコンソールで、キーを押し続けた場合、仮想COMコンソールがハングすることがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) I/Oスロット拡張装置を接続し、次の条件にすべて合致した場合、HVMの起動に失敗する不具合を対策しました。

  (a) I/Oスロット拡張装置に日立製FCアダプタを1台以上搭載する。

  (b) I/Oスロット拡張装置に1000BASE-T 4 ポート LAN ボードを1台以上搭載する。

  (c) Broadcom 1Gb 4 ポート LAN 拡張カードを搭載しない。

  [対象Ver. :02-25〜02-45]

 

(3) I/Oスロット拡張装置に搭載されたNICが、次の条件に合致した場合に出力するSELおよびAlertのSLOT番号とPort番号の指摘部位を誤る不具合を対策しました。

  (a) 共有NIC数が最大数を超えて共有から占有へ変わった場合。

  (b) 管理LANに選ばれたことにより占有から共有へ変わった場合。

  [対象Ver. :02-25〜02-45]

02-45

重要

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2015-3194、CVE-2015-3195、CVE-2015-3196、CVE-2015-7575

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) GnuTLSの脆弱性(CVE-2015-7575)を対策しました。

  [対象Ver. :02-40]

 

 

機能追加

(1) ロールベースのアクセス制御をサポートしました。

 

(2) HvmSh、仮想COMコンソール、HVM WebシステムでRADIUSサーバを用いたユーザ認証をサポートしました。

 

(3) EmulexBE3 ファームウェア(RT10.6.144.2702) に対応しました。

  Emulex 10Gb NICで ファームウェア10.6.144.2702 以降を使用される場合は、HVMファームウェアを本バージョン 02-45以降に更新願います。

 

(4) RHEL7.2(AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

  対象機種など、詳細については、「BS2500HVMユーザーズガイド」(第8版以降) を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) 次の条件に合致した場合、HVMが起動せずにリブートを繰り返す不具合を対策しました。

  (a)高性能サーバブレード A1/E1。

  (b) 1Blade構成もしくは2BladeSMP構成。

  (c) メモリを1TB以上搭載。

  [対象Ver. :02-29〜02-40]

 

(2) HVM稼働中に、マネジメントモジュールが管理パスのリンクダウン検出・回復を行った際、稀に次の現象が起きる不具合を対策しました。

  (a) WEBコンソールのLPARタブの応答が遅くなる。

  (b) HAモニタ機能が正常に動作しない。

  [対象Ver. :02-02〜02-40]

02-40

重要

機能追加

(1) 任意のLPARに割り当て可能な論理CPU数を72から240に拡張しました。

 

(2) HvmSh、仮想COMコンソール、HVM WebシステムでLDAPサーバを用いたユーザ認証をサポートしました。

 

(3) HVMへのログイン/ログアウト記録を監査ログとしてsyslogサーバに転送する機能をサポートしました。

 

(4) DNSクライアント機能をサポートしました。

 

(5) RHEL7.1(x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。対象機種など、詳細については、「BS2500 HVMユーザーズガイド」(第7版以降) を参照願います。

 

(6) Intel 10GBASE-SRLAN ボードにおいて、共有モードおよびSR-IOVをサポートしました。

 

(7) 物理PCIボードのHot swap(交換)のサポート範囲を標準サーバブレードおよびI/O スロット拡張装置にも拡張しました。閉塞済PCIボードの交換も可能です。対象機種・作業手順・制限事項など、詳細については、「BS2500 ホットプラグ操作手順書(HVM編) 」(第3版以降)を参照願います。

 

 

ユーザインタフェース改善

(1) ゲストNUMAにおいて、ノードごとの論理CPU数を設定できる機能を新規に追加しました。

 

 

可用性向上

(1) SR-IOVの設定が異なるブレード間でコンカレントメンテナンスを実施した場合、次の現象となる不具合を修正しました。

  (a) 次のエラーコードを出してコンカレントメンテナンスが失敗する。

“EMG0000000001014007:0000000000000008:0000000000000030:(1):HVM(DST):Internal error.”

  (b) 移動したゲストOSが移動先でハングアップし、コンソールの操作不能となる。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) 次の全条件に合致した際、(c)とは異なる日立製FCアダプタが閉塞する不具合を修正しました。

  (a) 高性能サーバブレードA2の4ブレードSMP構成。

  (b) 搭載されている日立製FCアダプタの物理ポート数の合計が5ポート以上。

  (c) (b)のいずれかのFCアダプタが閉塞、もしくは同ボードにホットリムーブを実施。

  [対象Ver. :02-25〜02-29]

 

(3) 次の全条件に合致した際、まれにHVMがリブートする場合がある不具合を修正しました。

  (a) 4ブレードSMP構成。

  (b) ActivateされたLPARの合計論理CPU数が合計物理CPU数を超える。

  (c) LPARあたりの論理CPU数が16を超える。

  (d) あるLPAR上でワークロードを実行中に、他のLPARでゲストOSのshutdownやreboot等によるLPARの状態遷移が発生。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) 共有モードの日立製FCアダプタのポート設定(Connection Type、Multiple Port ID、Data Rate)を次の管理コンソールから変更した時、内部障害が発生し、強制リブートが発生する場合がある不具合を対策しました。

  ・ マネジメントモジュールのWebコンソール

  ・ Virtage Navigator

  ・ HvmSh

  [対象Ver. :02-10〜02-29]

 

(5) 次の全条件に合致する構成のLPARをActivateするとHVMがリブートする不具合を修正しました。

  (a) 高性能サーバブレードA2の4ブレードSMP構成。

  (b) ゲストNUMAが有効。

  (c) 論理CPUを、4つ以上のNODEに割り当て。

  (d) メモリのみを割り当てているNODEが存在し、そのNODE#が 論理CPUを割り当てているNODEの最若番よりも若番。

  [対象Ver. :02-25〜02-29]

 

(6) RHEL 6.6 上に仮想NIC/共有NICでネットワークブリッジを構成した場合、VLANタグを含んだイーサネットフレームがネットワークブリッジを通過できない問題を修正しました。

  [対象Ver. :02-29]

 

(7) CPUソケット数が変わる構成変更が行われた場合、PXEブートを実行しなくなる不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(8) HVM起動時にHCSMへ起動完了アラートの送信が行われない不具合を対策致しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(9) 次の条件に合致した場合、その後、移動元での動作は正常継続できるが、コンカレントメンテナンスができなくなってしまう不具合を対策しました。

  (a) 論理CPU数を65個以上割り当てているLPAR。

  (b) コンカレントメンテナンスを実施。

  (c) 移動の処理が、強制中断やタイムアウトなどにより、正常に完了しなかった場合。

  [対象Ver. :02-29]

 

(10) 次の条件に合致した場合、当該LPARマイグレーションが失敗する不具合を対策しました。

  (a) 日立製16GbpsFCアダプタを1ポート以上割り当てているLPARのマイグレーションを実施。

  (b) 移動元 HVMファームウェアバージョンが02-25〜02-29。

  (c) 移動先 HVMファームウェアバージョンが02-25未満。

  [対象Ver. :02-25〜02-29]

 

(11) 日立製FCアダプタを共有モードで割り当てているLPARにおいて、同FCドライバとユーティリティツールhfcmgrのアクセスが重なった場合、まれに日立製FCアダプタにMCKが発生し、ディスクアクセスができなくなり、Kernel PanicやBSoDが発生する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(12) 次の両条件に合致した場合、システムダウン時の障害情報採取に失敗する場合がある不具合を対策しました。

  (a) 標準サーバブレードA1。

  (b) Broadcom NICのCTL1 Port0,1以外を管理NICに指定。

  [対象Ver. :02-25〜02-29]

 

(13) Linux OS起動時に、稀にVLAN設定をした共有NIC/仮想NICが正常に初期化されず、通信できない状態となる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

02-29

重要

機能追加

(1) 物理PCIボードのHot swap(交換)のサポート範囲を拡張しました。閉塞済PCIボードの交換も可能です。対象機種・作業手順など、詳細については、「BS2500 ホットプラグ操作手順書(HVM編)」(第2版以降)を参照下さい。

 

(2) IOスロット拡張装置サポート範囲を拡張しました。

  ・標準サーバブレードA1 対応

  ・高性能サーバブレード 4SMP対応

 

(3) LPARに割り当てられる論理CPU数を64から72に拡張しました。

 

(4) IOスロット拡張装置 1:4モード時の相対位置N+Mコールドスタンバイ機能を改善しました。

(同構成のLPARマイグレーションのサポートも含む。)

 

 

可用性向上

(1) 高性能サーバブレードにおいて、HVMの起動時間を短縮しました。メモリ搭載量が多いときほど、改善効果が大きくなります。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) 下記のいずれかのツール/ユーティリティを起動中に、日立製16Gbps Fibre Channelアダプタのファームウェアの更新を実施すると、ファームウェアの更新に失敗し、日立製16Gbps Fibre Channelアダプタが使用不能になる場合がある不具合を修正しました。

  ・マネージメントモジュールWebコンソール

  ・HCSM

  ・Virtage Navigator

  ・HvmSh

  [対象Ver. :02-05〜02-25]

 

(3) ごく稀に共有NIC/仮想NICのパケット送受信ができなくなる 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) BS2500のサーバブレード構成を変更した後、LPARマネージャーが稀に起動しない 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(5) 管理パスに設定したIPアドレスのサブネットマスクとHVM IPアドレスのアドレスクラスが不一致の状態で、管理パスに通信障害が発生した場合、パスの切り替え処理において、HVM IPアドレスのサブネットマスクを誤設定し、管理パスが通信不可となる 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(6) 日立製8Gbps/16Gbps Fibre Channelアダプタのファームウェアを更新中に、更新に使用しているポートと異なるポートで、下記いずれかのイベントが発生した場合、ファームウェアの更新に失敗する 不具合を修正しました。

  ・マシンチェックの発生

  ・他LPARからのファームウェア更新

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタ搭載時、日立製16Gbps Fibre Channelアダプタの統計情報項目"I-HBA"に割り込み数が正しく記録されない 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(8) 高性能サーバブレード、または標準サーバブレードA1 において、一度も起動したことのないゲストOSが存在する場合、ごく稀に次のいずれかの状態になる 不具合を修正しました。

  (a) HCSMでのLPARに対する操作が失敗する。

  (b) HCSMの画面にHVM構成情報が表示されない。

  [対象Ver. :02-02〜02-25]

02-25

重要

機能追加

(1) 高性能サーバブレード(A2/E2)で 、4ブレードSMPをサポートしました。

  同時に、物理プロセッサ数256以上を対応可能とする x2APIC (Interrupt Remapping を含む)をサポートしました。

  本構成をご使用になる場合は、下記をご利用ください。

  HvmShをご利用の場合、V8.6以降

  HCSMをご利用の場合、8.2.0以降

 

(2) HBAコア占有モードをサポートしました。

  HBAコア占有モードのご使用に際しては、前提条件等、「BladeSymphony BS2500 HVMユーザーズガイド」(第5版以降)でご確認願います。

 

(3) HVM管理 LANインターフェースで下記をサポートしました。

  - IPv6

  - HVM-マネジメントモジュール間の通信に使用するポート番号の変更

  ご利用には、マネジメントモジュール A0130以降を合わせてご使用ください。

  使用可能な機能等の詳細については、BladeSymphony BS2500 HVMユーザーズガイド」(第5版以降)を参照願います。

 

(4) Windows OSの機能であるPartition eference Time Enlightenment機能を以下のゲストOSでサポートしました。

  ・Windows Server 2012

  ・Windows Server 2012 R2

特定の時間計測関数を使用するアプリケーションの性能が向上します。

 

(5) 物理PCIボードのHot swap(交換)をサポートしました。OS稼働時の交換も可能です。対象機種・作業手順など、詳細については、「ホットプラグ操作手順書(HVM編) 」(初版以降)を参照下さい。

 

(6) IOスロット拡張装置に対応しました。

但し、4ブレードSMP構成におけるIOスロット拡張装置の接続は未対応です。2ブレードSMPまでの構成でご利用ください。

 

(7) キャパシティオンデマンド機能をサポートしました。

 

(8) SAP HANAをサポートしました。ご利用にあたっては、以下が必要です。

  - SAP HANAの機能ライセンス

  - マネジメントモジュール A0130以降

 

 

可用性向上

(1) HVMに関するHCSMアラートのメール通報で、アラート情報の文字化けが発生する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタで、複数コアを持つポートにおいて、単一コア障害にも関わらず、ポート閉塞になる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 02-20]

 

(3) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタのリカバリ可能なポート障害でポート閉塞になってしまう場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 02-20]

 

(4) 1000BASE-T 4ポート LANボードで障害が発生した場合、以下のSELが出力され、搭載しているサーバブレードで、稀にリブートが発生場合がある不具合を対策しました。

  - I/Oボードモジュール PCI障害 (Uncorrectable)

  [対象Ver. :02-05〜02-20]

(5) 外部ネットワークスイッチのInternet Group Management Protocol (IGMP)の設定によっては、共有NICにおいてマルチキャスト通信ができない場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(6) 次の条件に合致した際、管理パスをPort0へ切替える処理を不当に行ってしまい、本来採取されないSYSLOGが採取される場合がある不具合を対策しました。

  (a)Activeな管理パスがPort1側である。(*1)

  (b)不正なFTPサーバ指定でゲストメモリダンプを起動。

(User ID、パスワード、ディレクトリパスのいずれかに不正)

(*1)System Service StateスクリーンのSVP Network Path Stateに表示

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) ユーザ認証を有効にして仮想COMコンソール接続を行った際に、稀に接続できなくなり、"Force Recovery"を実行しないと回復しなくなる不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-05〜02-20]

 

(8) 高性能サーバブレード(A2/E2)かつ、EFIのMM Config Base 設定を2Gに設定している場合、HVMが立ち上がらず、リブートを繰り返す場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-20]

02-20

重要

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2014-3567、CVE-2015-0204、CVE-2015-0205、CVE-2014-8275、CVE-2014-3570

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) SSL v3.0プロトコルの脆弱性(CVE-2014-3566、通称POODLE)を受け、SSL v3.0のサポートを停止しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

 

機能追加

(1) 高性能サーバブレード(A2/E2)、およびその2ブレードSMPをサポートしました。

 

(2) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタをサポートしました。但し、コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションは未対応です。

 

(3) HVM管理パス用にNICポートを指定できる機能により、HVM管理パスの冗長化をサポートしました。

 

(4) 下記をサポートしました。

  ・ 1.1TB PCIe MLC Flash ドライブボード(FlashMAX3)

  ・ 2.2TB PCIe MLC Flash ドライブボード(FlashMAX3)

 

(5) 10GBase-T 2-port LAN adapterをサポートしました。

 

 

可用性向上

(1) 次の(a)(b)いずれかの操作を行った場合、HBA EFIドライバ設定が初期化され、HVMの2回以上の起動で、ゲストOSの起動ができなくなる不具合を対策しました。

  (a) Webコンソール画面で、HVMの電源OFF中に、[Resouces]内のHVMタブで、[システム設定]の変更または確認を行った場合。

  (b) HCSMで、[リソース]内の[HVM設定編集]を行った場合。

  [対象Ver. :全Version]

02-06

重要

機能追加

(1) RHEL 6.6 (AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

 

可用性向上

(1) 次の全条件に合致する際、通常のIO動作中に、HBA MCK または FCパス切替えが発生する場合がある不具合を対策しました。

  次のサーバブレードのいずれかを使用

  (a) 標準サーバブレード(A1)、または高性能サーバブレード(A1/E1)。

  (b) ゲストOSがRed Hat Enterprise Linux 6。

  (c) HBAドライバの割り込みタイプがLegacy Mode(デフォルト)設定。

  (d) LPARに複数のNICを割り当てている。(NICの割り当てポート数が多い場合に、発生の可能性が増えます)

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) LPARの削除またはLPARマイグレーションによる移動を実施した場合、存在しなくなったLPARよりLPAR番号が1大きいLPARで共有NICと共有FCのデータが採取できなくなる不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) LPAR Usage スクリーンにおいて、Grpフィールドでプロセッサグループ番号を指定した場合、Procフィールドのうち、S(共有モードに割り当てられた物理プロセッサ数の表示)が不当な表示となる不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 02-05]

 

(4) (a)(b)両条件に合致するLPARにおいて、次のエラーが発生する場合がある不具合を対策しました。

  ・ゲストOSが Linuxの場合、エラーメッセージ "Clocksource tsc unstable"が出力される。

  ・ゲストOSが Windowsの場合、BlueScreenが発生しOSがリブートする。

 

  (a) 搭載物理メモリが3TBを超える構成。(SMP構成時は全ブレードの合計)

  (b) 以下のいずれかのオペレーションを実施した場合。

  - HVMスクリーン"Logical Partition Configuration"で "Memory Allocation Display"(F2:MemAllocDsp)表示

  - マネージメントモジュールWebコンソールで、LPAR情報の表示や操作を実行

  - HCSMがHVMを管理している

   - HvmShを使用して"get ConfigAll"コマンドを実行

  - Virtage NavigatorからHVMのUpdate操作を実施

  [対象Ver. :全Version]

02-05

重要

機能追加

(1) BS2500標準サーバブレードA1をサポートしました。

 

(2) HvmSh、仮想COMコンソール、HVM Webシステムでユーザ認証をサポートしました。

 

(3) 次のIOカードをサポートしました。

  - 1000BASE-T 4ポート LANボード

 

 

可用性向上

(1) 次の条件に合致した際、システムダウンせずに起動抑止するよう対策しました。

  (a) 高性能サーバブレードのオンボードLAN(10Gbps 4ポート)を使用。

  (b) 上記NICに、HVM未サポートのMultiChannel Support を<Enabled>設定して、HVMを起動。

  [対象Ver. : 02-02]

 

(2) 次の条件に合致する際に、LPARマイグレーションを実施すると、マイグレーションできない不具合を対策しました。

  (a) 論理プロセッサのアイドル検出が無効に設定されている。

  (b) 移動元または移動先のバージョンが対象Ver.である。

  [対象Ver. :02-02]

 

(3) 下記(a)〜(c)の全条件に合致するLPARにおいて、次のエラーが発生する場合がある不具合を対策しました。

  ・ゲストOSが Linuxの場合、エラーメッセージ "Clocksource tsc unstable"が出力される。

  ・ゲストOSが Windowsの場合、BlueScreenが発生しOSがリブートする。

  (a) 高性能サーバブレードで4ブレードSMP構成。

  (b) システム全体のビジー率が継続的に95〜100%となる。(特に各LPARのアイドル検出機能が無効設定の場合)

  (c) 物理プロセッサ#0を使用するLPAR。

  [対象Ver. :02-02]

 

(4) 下記(a)〜(c)の全条件に合致する場合、システム障害となりサーバブレードがリブートする不具合を対策しました。

  (a) 高性能サーバブレードで、オンボードLAN(10Gbps 4ポート)を占有モードに設定し、占有割り当てしているLPAR。

  (b) ゲストOSがWindowsである。

  (c) Windowsのデバイスマネージャから、LOMのポートに対して、デバイスの無効化やドライバの削除等の当該ポートを停止させる操作を行う。

  [対象Ver. :02-02]

02-02

重要

機能追加

BS2500 Virtage を新たにサポートしました。

*1  重要性および影響範囲の定義

 

3. ファイルのダウンロード

 

下記の「輸出管理に関するお願い」および「ご使用条件」を必ずお読みいただき、同意いただける場合は、「同意する」ボタンをクリックしダウンロードして下さい。同意いただけない場合は、「同意しない」ボタンをクリックし、ページを閉じて下さい。

 

輸出管理に関するお願い

 

本サイトにて公開する情報および提供するプログラム等を輸出される場合には、外国為替および外国貿易法の規制ならびに米国輸出管理規則などの外国の輸出関連法規をご確認の上、必要な手続きをお取り下さい。

 

ご使用条件

 

   ご使用条件は、 こちら

 

<ファームウェア>

[ 同意する ]                [ 同意しない ]

  (ダウンロードファイル名を『HVM02-50.zip』としてください。)

 

4.お問い合わせについて

本品に関する問い合わせ先は、ダウンロードしたファイルに含むREADME.TXTに記載しています。

アップデートプログラムご利用上のお願い

本サイトには、ドライバ・ファームウェア・ユーティリティ・BIOSのアップデートプログラムを掲載しております。
アップデート作業はお客様自身で行っていただきます。
全てのお客様環境での動作を保証するものではありませんので、運用にあたっては充分な検証の上ご適用をお願いします。
また、万一に備え、データバックアップを行うことをご推奨致します。
本アップデートプログラムのご利用により不具合・データ損失等が生じた場合におきましても弊社は一切責任を負い兼ねますことをご承知おきください。