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「EMilia」は、AIを活用し
ビル・マンション・工場の
エネルギーマネジメントを実現

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カーボンニュートラル[Carbon neutral]

工場・プラント[Factory]

ビル[Building]

多拠点[Enterprise]

街区[Area]

イントロダクション

統合エネルギー・設備マネジメントサービス「EMilia(エミリア)」は、工場、病院、オフィスビル、チェーンストア、再開発街区、ショッピングモールなどのさまざまな場所において、業種や規模を問わず、一つの法人が多拠点のエネルギーデータや設備などを統合的に管理できるサービスです。
日立は、エネルギーマネジメントシステムの豊富な導入実績と設備管理における高度なノウハウを生かし、お客さまの社会・環境・経済の価値向上を図るため、再生可能エネルギーの普及促進、カーボンニュートラル・省エネルギーの実現、BCP(Business Continuity Plan)の実行やDX(Digital Transformation)の加速などによる業務効率向上を支援します。

コンセプト

  1. 省エネの実現を支援しカーボンニュートラルの実現に貢献

    省エネルギーやカーボンニュートラルを実現するためには、さまざまなエネルギーマネジメント上の課題を解決する必要があります。
    「EMilia」は、「省エネ」「創エネ」「再エネ調達」「オフセット」という4つの取り組みによってそれらの課題解決を図ります。
    各拠点におけるエネルギー使用量の低減や、他のシステムとの連携による再生可能エネルギーの調達・利活用および環境証書の購入を支援し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。

  2. 運用形態や管理規模にあったシステムモデルが選べる

    「EMilia」では、以下の3つのシステムモデルを運用形態や管理規模に応じてお客さまが選定できるようにします。

    1. パブリッククラウドモデル:
      日立が運営するクラウドセンターのアプリケーションとデータ管理を利用します。フィールド側にはサーバーは不要です。気象情報や電力会社からの節電要請はクラウドセンターで一括受信します。現地に管理者を配置できない拠点向きです。
    2. プライベートクラウドモデル(ローカルサーバーモデル):
      お客さま自身が管理するローカルサーバーのアプリケーションとデータ管理を利用します。お客さま側の生産管理システム(MES)は、このローカルサーバーと連携します。現地に管理者を配置できる拠点向きです。
    3. ハイブリッドモデル:
      (1)と(2)を併用し、それぞれの利点を活かします。既存のローカルサーバー型のxEMSを有効活用しながら、クラウドサービス化して多拠点を一元管理したい場合などはこのモデルになります。

  3. 「見る」→「知る」→「抑える」→「続ける」が基本

    「EMilia」では、持続可能な業務管理プロセスを以下の4つの業務シーンに分類し、このカテゴリーに従って、サービスを利用者にわかりやすく提供しています。

    1. 「見る(監視と操作)」:現在や近未来の状況や状態を把握し、必要に応じて設備の操作を行います。
    2. 「知る(分析と診断)」:過去の状況や状態を活用して、エネルギーと設備の分析・診断を行います。
    3. 「抑える(制御予約)」:将来の運転方法、自動制御方法などを決め、システムに予約します。
    4. 「続ける(報告と保全)」:報告書作成業務や保全計画業務に役立てます。

  4. 他のシステムとの連携で拡がる付加価値

    「EMilia」は環境管理や設備台帳管理、生産管理などの他のシステムと連携することで、お客さまにさらなる付加価値を提供できます。
    たとえば、「EMilia」と、日立の空調IoTソリューション「exiida(エクシーダ)」の連携により、設備故障の自動的な予兆診断が可能となり、事業損失を回避することができます。「EMilia」が冷凍設備などにおける運転データやフィールドデータを収集し、正常運転からの逸脱がないかや、故障の予兆がないかを監視・解析します。そこで蓄積された大量のデータが、予兆診断の高度なソリューションである「exiida」に活用され、故障の予兆を自動診断し、設備の安定稼働を支援します。

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