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2019.01.21 更新

Cosminexus HTTP ServerおよびHitachi Web Serverに脆弱性(CVE-2017-9798)が存在します。

セキュリティ情報ID

hitachi-sec-2018-107

脆弱性の内容

Cosminexus HTTP ServerおよびHitachi Web Serverに脆弱性(CVE-2017-9798)が存在します。

影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用または,下記[回避策]による回避をお願いいたします。
なお,アクセスコントロールファイルによるアクセス制御機能を利用していない場合は,本脆弱性は発生しません。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

対象製品名 : Cosminexus HTTP Server

対象バージョン :

AIX, HP-UX(IPF), Linux(x64), Windows, Windows(x64)
09-65 - 09-65-53, 09-00 - 09-00-53

対象製品名 : Hitachi Web Server

対象バージョン :

AIX, HP-UX, HP-UX(IPF), Linux, Linux(IPF), Solaris, Solaris(x64), Windows, Windows(x64)
04-00 - 04-20-11, 03-00 - 03-10-15(*1)

対象製品名 : Hitachi Web Server

対象バージョン :

AIX, Linux(x64), Windows, Windows(x64)
10-00 - 10-11-01

対象製品名 : Hitachi Web Server - Custom Edition

対象バージョン :

Windows, Linux
03-00-02 - 04-10-11(*1)
*1
本バージョンの対策版発行予定はありません。

また本問題は,Cosminexus HTTP Server,Hitachi Web Serverを構成製品とする,日立製品にも該当します。Cosminexus製品で影響を受けるバージョンを下記に示します。Cosminexus製品に含まれるCosminexus HTTP Server,Hitachi Web Serverのバージョン,及びCosminexus製品の対策バージョンについては,サポートサービス窓口へご相談願います。

■Cosminexus V7, V8, V9

対象製品名 : uCosminexus Application Server
対象製品名 : uCosminexus Application Server Enterprise
対象製品名 : uCosminexus Application Server Enterprise Custom Edition
対象製品名 : uCosminexus Application Server Express
対象製品名 : uCosminexus Application Server Smart Edition
対象製品名 : uCosminexus Application Server Standard
対象製品名 : uCosminexus Application Server Standard Custom Edition
対象製品名 : uCosminexus Application Server Standard-R
対象製品名 : uCosminexus Application Server(64)
対象製品名 : uCosminexus Application Server-R
対象製品名 : uCosminexus Developer
対象製品名 : uCosminexus Developer 01
対象製品名 : uCosminexus Developer Light
対象製品名 : uCosminexus Developer Professional
対象製品名 : uCosminexus Developer Professional for Plug-in
対象製品名 : uCosminexus Developer Professional for ATM
対象製品名 : uCosminexus Developer Standard
対象製品名 : uCosminexus Primary Server Base
対象製品名 : uCosminexus Primary Server Base(64)
対象製品名 : uCosminexus Service Architect
対象製品名 : uCosminexus Service Platform
対象製品名 : uCosminexus Service Platform - Messaging
対象製品名 : uCosminexus Service Platform(64)
対象製品名 : プログラミング環境 for Java

対象バージョン :

AIX, HP-UX, HP-UX(IPF), Linux, Linux(IPF), Solaris, Solaris(x64), Windows, Windows(x64)
07-00 - 09-71

■Hitachi Application Server

対象製品名 : Hitachi Application Server
対象製品名 : Hitachi Application Server for Developers

対象バージョン :

AIX, Linux(x64), Windows, Windows(x64)
10-00 - 10-11

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

対象製品名 : Cosminexus HTTP Server

対策バージョン :

AIX
09-00-55 2018.09.11
HP-UX(IPF)
09-00-55 2018.07.12
Linux(x64)
09-65-54 2018.02.09
09-00-55 2018.07.19
Windows
09-00-55 2018.08.08
Windows(x64)
09-00-54 2018.02.02

対象製品名 : Hitachi Web Server

対策バージョン :

AIX
04-10-13 2018.12.06
Linux
04-20-12 2018.10.19
04-10-13 2018.12.04
04-00-12 2019.01.11

セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)

回避策

この脆弱性に対して下記の回避策を実施していただくようお願いいたします。

Cosminexus HTTP Server, およびHitachi Web Server (V3 から V4)の場合
アクセスコントロールファイル(AccessFileNameディレクティブで指定したファイル)によるアクセス制御機能を使用している場合,以下に示すどれかの回避策を適用してください。
  • AllowOverrideディレクティブにNoneを指定する。
  • アクセスコントロールファイルに<Limit>を指定しない。
  • アクセスコントロールファイルの<Limit>に指定可能なメソッド名(GET, POST, PUT, DELETE, CONNECT, またはOPTIONS)のみを指定する。
Hitachi Web Server V10の場合
アクセス制御ファイル(AccessFileNameディレクティブで指定したファイル)によるアクセス制御機能を使用している場合,以下に示すどれかの回避策を適用してください。
  • AllowOverrideディレクティブにNoneを指定する。
  • アクセス制御ファイルに<Limit>を指定しない。
  • アクセス制御ファイルの<Limit>に指定可能なメソッド名(GET, POST, PUT, DELETE, CONNECT, またはOPTIONS)のみを指定する。

更新履歴

2019.01.21
[対策版の提供]を更新しました。
2018.12.10
[対策版の提供]を更新しました。
2018.11.14
[対象製品]および[対策版の提供]を更新しました。
2018.09.20
[対策版の提供]を更新しました。
2018.08.21
[対策版の提供]を更新しました。
2018.07.27
[対策版の提供]を更新しました。
2018.02.13
[対策版の提供]を更新しました。
2018.02.09
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