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Hitachi

Hitachi Device Manager Softwareに同梱されているHost Data CollectorにてCPUを不当に占有する問題

2014.01.17 更新

Host Data Collectorで不正なリクエストを受信した場合に，不当にCPUを占有する問題が発生する可能性があります。

脆弱性ID

HS14-001

脆弱性の内容

Host Data Collectorにおいて，悪意のあるユーザからHost Data Collectorが使用するポートに不正なリクエストを受信した場合に，Host Data Collectorのプロセスが不当にCPUを占有する問題が発生する可能性があります。

影響を受けるバージョンを下記に示しますので，対策版の適用または，下記[暫定回避策]による回避をお願いいたします。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

対象製品名 : Hitachi Device Manager Software

対象バージョン :

Windows, Linux, Solaris
7.3.1, 7.4.0, 7.4.1, 7.5.0, 7.6.0

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

対象製品名：Hitachi Device Manager Software

対策バージョン :

Windows, Linux, Solaris
7.6.1 2013.12.27

セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき，手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)

暫定回避策

Host Data Collectorを使用していない場合は，Host Data Collectorを停止します。また，OS起動時にHost Data Collectorが自動起動しないようにします。以下に手順を示します。

[動作OSがWindowsの場合]

  1. 次のコマンドを実行してHost Data Collectorを停止します。
    <Host Data Collectorのインストールフォルダ>\HDC\Base\bin\controlservice.exe stop

  2. サービスのプロパティを変更してHost Data Collectorが自動起動しないようにします。
    1. サービスダイアログボックスで "Host Data Collector Base Service" を選択し，プロパティダイアログボックスを開きます。
    2. プロパティダイアログボックスの "全般" タブを選択し，"スタートアップの種類" を "無効" に変更します。
    3. プロパティダイアログボックスを閉じます。

[動作OSがLinuxまたはSolarisの場合]

  1. 次のコマンドを実行してHost Data Collectorを停止します。
    <Host Data Collectorのインストールディレクトリ>/HDC/Base/bin/controlservice.sh stop

  2. Host Data Collectorのプロパティファイルを編集してHost Data Collectorが自動起動しないようにします。
    1. 次のプロパティファイルを開きます。
      <Host Data Collectorのインストールディレクトリ>/HDC/Base/internal/config/hdc_startup.properties
    2. プロパティファイルの以下のプロパティを編集します。
      変更前 : HDCBSRV=1 （デフォルト値）
      変更後 : HDCBSRV=0
    3. プロパティファイルの編集内容を保存します。

更新履歴

2014.01.17
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