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2013.09.30 更新

ネットワーク内の不正なホストからの通信により,JP1/Automatic Job Management System 3,またはJP1/Automatic Job Management System 2を通じて,任意のコマンドが実行される可能性があります。

脆弱性ID

HS13-023

脆弱性の内容

JP1/Automatic Job Management System 3,およびJP1/Automatic Job Management System 2が,ネットワーク内の不正なホストから意図しないリクエストを受信した場合,任意のコマンドを実行される可能性があります。そのため本脆弱性への対策として,通信を受け付けるホストを制限する機能を追加した,対策版をリリースしました。

影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用または,下記[暫定回避策]による回避をお願いいたします。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

対象製品名 : JP1/Automatic Job Management System 3 - Manager

対象バージョン:

Windows Server 2008, Windows Server 2003
09-00 - 10-00
Windows Server 2008(IPF), Windows Server 2003(IPF)
09-00 - 09-50
HP-UX(IPF)
09-00 - 10-00
AIX
09-00 - 10-00
Solaris(SPARC)
09-00 - 10-00
RHEL 5, RHEL 5(IPF)
09-00 - 09-50
RHEL 6
09-50 - 10-00

対象製品名 : JP1/Automatic Job Management System 3 - Agent

対象バージョン:

Windows Server 2008, Windows Server 2003
09-00 - 10-00
Windows Server 2008(IPF), Windows Server 2003(IPF)
09-00 - 09-50
HP-UX(IPF)
09-00 - 10-00
AIX
09-00 - 10-00
Solaris(x86), Solaris(SPARC)
09-00 - 10-00
RHEL 5, RHEL 5(IPF)
09-00 - 09-50
RHEL 6
09-50 - 10-00

対象製品名 : JP1/Automatic Job Management System 2 - Manager

対象バージョン:

Windows Server 2008, Windows Server 2008(IPF)
08-50
Windows Server 2003
07-00 - 08-50
Windows Server 2003(IPF)
07-10 - 08-50
Windows
06-00 - 08-50
HP-UX(PA-RISC)
06-00 - 08-50
HP-UX(IPF)
07-10 - 08-50
AIX
06-00 - 08-50
Solaris(SPARC)
06-00 - 08-50
RHEL 5, RHEL 5(IPF)
08-50
RHEL AS 4 / ES 4, RHEL AS 4(IPF)
08-00 - 08-50
RHEL AS 3 / ES 3, RHEL AS 3(IPF)
07-10 - 07-50
RHEL
07-10 - 07-50
HP Tru64 UNIX
06-00 - 06-71

対象製品名 : JP1/Automatic Job Management System 2 - Agent

対象バージョン:

Windows Server 2008, Windows Server 2008(IPF)
08-50
Windows Server 2003, Windows Server 2003(IPF)
07-00 - 08-50
Windows
06-00 - 08-50
HP-UX(PA-RISC)
06-00 - 08-50
HP-UX(IPF)
07-00 - 08-50
AIX
06-00 - 08-50
Solaris 10
08-50
Solaris(SPARC)
06-00 - 08-50
RHEL 5, RHEL 5(IPF)
08-50
RHEL AS 4 / ES 4, RHEL AS 4(IPF)
08-00 - 08-50
RHEL AS 3 / ES 3, RHEL AS 3(IPF)
07-10 - 07-50
RHEL
06-00 - 07-50
zLinux
07-00 - 08-50
HP Tru64 UNIX
06-00 - 07-11
HI-UX/WE2
06-00 - 06-51

対象製品名 : JP1/Automatic Job Management System 2 - Light Edition

対象バージョン:

Windows Server 2003
07-00 - 07-50
Windows
06-00 - 07-50
HP-UX(PA-RISC), AIX, Solaris(SPARC), HP Tru64 UNIX
06-00 - 06-71

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

対象製品名 : JP1/Automatic Job Management System 3 - Manager

対策バージョン:

Windows Server 2008
10-10 2013.09.30
Windows Server 2003
10-10 2013.09.30
HP-UX(IPF)
10-10 2013.09.30
Solaris
10-10 2013.09.30
AIX
10-10 2013.09.30
RHEL 5, RHEL 6
10-10 2013.09.30

対象製品名 : JP1/Automatic Job Management System 3 - Agent

対策バージョン:

Windows Server 2008
10-10 2013.09.30
Windows Server 2003
10-10 2013.09.30
HP-UX(IPF)
10-10 2013.09.30
Solaris
10-10 2013.09.30
AIX
10-10 2013.09.30
RHEL 5, RHEL 6
10-10 2013.09.30

セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)

暫定回避策

この脆弱性に対して下記の暫定回避策があります。対策版を適用するまでの間,以下の暫定回避策を実施していただくようお願いいたします。

  • JP1/Automatic Job Management System 3,およびJP1/Automatic Job Management System 2の使用するTCPポート番号あての通信を,信頼できるIPアドレスのみに限定するよう,OSやルータ等にてフィルタリング設定を行ってください。

更新履歴

2013.09.30
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