ページの本文へ

Hitachi

2021.10.01 更新

Cosminexusの運用管理機能にユーザ認証の脆弱性があります。この脆弱性を悪用されることにより,ユーザが作成した業務アプリケーションの削除や入れ替えなどをされる可能性があります。

脆弱性ID

HS13-002

脆弱性の内容

認証されていないユーザが不正に運用管理ポータルを操作することが可能となります。

悪意のある第三者からの攻撃により,上記の問題が発生する可能性があります。影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用,または下記[暫定回避策]による回避をお願いいたします。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

対象製品名 : Cosminexus Component Container

対象バージョン :

Windows(x86)
08-50 - 08-50-21, 08-53 - 08-53-05, 08-70 - 08-70-09, 09-00 - 09-00-06
Windows(x64)
08-50 - 08-50-21, 08-53 - 08-53-05, 08-70 - 08-70-09, 09-00 - 09-00-06
Linux(x86)
08-50 - 08-50-21, 08-53 - 08-53-05, 08-70 - 08-70-09
Linux(x64)
08-50 - 08-50-21, 08-53 - 08-53-05, 08-70 - 08-70-09, 09-00 - 09-00-06
Linux(IPF)
08-50 - 08-50-21
HP-UX(IPF)
08-50 - 08-50-21, 08-70 - 08-70-09, 09-00 - 09-00-06
AIX
08-50 - 08-50-21, 08-70 - 08-70-09, 09-00 - 09-00-06

なお本問題は,Cosminexus Component Containerを構成製品とする,下記Cosminexus製品が該当します。Cosminexus製品に含まれるCosminexus Component Containerのバージョンについては,サポートサービス窓口へご相談願います。

■Cosminexus V9

対象製品名:uCosminexus Developer
対象製品名:uCosminexus Service Architect
対象製品名:uCosminexus Application Server-R
対象製品名:uCosminexus Application Server
対象製品名:uCosminexus Service Platform
対象製品名:uCosminexus Application Server(64)
対象製品名:uCosminexus Service Platform(64)
対象製品名 : uCosminexus Application Server(64)
対象製品名 : uCosminexus Primary Server Base
対象製品名 : uCosminexus Primary Server Base(64)

対象バージョン :

Windows
09-00
Windows(x64)
09-00
Linux
09-00
HP-UX(IPF)
09-00
AIX
09-00

■Cosminexus V8

対象製品名:uCosminexus Developer Light
対象製品名:uCosminexus Developer Standard
対象製品名:uCosminexus Developer Professional
対象製品名:uCosminexus Service Architect
対象製品名:uCosminexus Application Server Express
対象製品名:uCosminexus Application Server Smart Edition
対象製品名:uCosminexus Application Server Standard-R
対象製品名:uCosminexus Application Server Standard
対象製品名:uCosminexus Application Server Enterprise
対象製品名:uCosminexus Service Platform
対象製品名:uCosminexus Developer Professional for Plug-in

対象バージョン :

Windows
08-50 - 08-70
Windows(x64)
08-50 - 08-70
Linux
08-50 - 08-70
Linux(IPF)
08-50
HP-UX(IPF)
08-50 - 08-70
AIX
08-50 - 08-70

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

対象製品名 : Cosminexus Component Container

対策バージョン(*1) :

Windows(x86)
08-50-22 2013.03.14
08-53-06 2013.02.05
08-70-10 2012.12.26
09-00-07 2012.12.03
Windows(x64)
08-50-22 2013.03.14
08-53-06 2013.02.05
08-70-10 2012.12.26
09-00-07 2012.12.03
Linux(x86)
08-50-22 2013.03.14
08-53-06 2013.02.05
08-70-10 2012.12.26
Linux(x64)
08-50-22 2013.03.14
08-53-06 2013.02.05
08-70-10 2012.12.26
09-00-07 2012.12.03
Linux(IPF)
08-50-22 2013.03.14
HP-UX(IPF)
08-50-22 2013.03.14
08-70-10 2012.12.26
09-00-07 2012.12.03
AIX
08-50-22 2013.03.14
08-70-10 2012.12.26
09-00-07 2012.12.03

セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)

*1
構成製品であるCosminexus Component Containerにて,脆弱性対策を行っております。構成製品の対策版を適用願います。

暫定回避策

この脆弱性に対して下記の暫定回避策があります。以下の暫定回避策を実施していただくようお願いいたします。

ファイアウォールの外側である外部ネットワーク(インターネット)から,Management Serverにアクセスできないようにしてください。
また,Management Serverにアクセスできる端末を限定していない場合(mserver.properties のwebserver.connector.http.permitted.hosts が * (アスタリスク)の場合)は,webserver.connector.http.permitted.hosts にアクセスできる端末のIPv4アドレスまたはホスト名を指定し,アクセス出来る端末を限定してください。
セキュリティを確保するためのシステム構成については製品マニュアルを参照してください。

更新履歴

2021.10.01
[対象製品]を更新しました。
2013.03.22
[対象製品]および[対策版の提供]を更新しました。
2013.01.28
このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。
  • 弊社では,セキュリティ対応に関して正確な情報を提供するよう努力しておりますが,セキュリティ問題に関する情報は変化しており,当ホームページで記載している内容を予告なく変更することがありますので,あらかじめご了承ください。情報ご参照の際には,常に最新の情報をご確認いただくようお願いします。
  • 当ホームページに記載されている製品には,他社開発製品が含まれております。これらのセキュリティ情報については他社から提供,または公開された情報を基にしております。弊社では,情報の正確性および完全性について注意を払っておりますが,開発元の状況変化に伴い,当ホームページの記載内容に変更が生じることがあります。
  • 当ホームページはセキュリティ情報の提供を目的としたものであり,法律上の責任を負うものではありません。お客様が独自に行なった(あるいは行なわなかった)セキュリティ対応その他のご行為の結果につきまして,弊社では責任を負いかねます。
  • 当ホームページから他サイトのページへのリンクアドレスは情報発信時のものです。他サイトでの変更などを発見した場合には,リンク切れ等にならないように努力はいたしますが,永続的にリンク先を保証するものではありません。