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日立ビジネス向けPC【FLORA】

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トピックス

セキュアクライアントソリューション

セキュアなビジネス環境とテレワークの推進をサポートする
日立のセキュアクライアントソリューション

画像 クライアントブレード「FLORA bd100」の写真
クライアントブレード
「FLORA bd100」

日立の「セキュアクライアントソリューション」は、ディスクレスで情報を格納しないセキュリティPCと、証明書や接続情報を内蔵したKeyMobile(キーモバイル)*1を利用して、セキュアなオフィス業務が行えるシン・クライアントシステムです。
ITリソースの有効活用によるTCO削減、十分な情報漏えい対策としてだけでなく、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を実現するテレワークにもぜひお勧めしたいソリューションです。

*1
KeyMobile:PKI(Public Key Infrastructure)機能を持つICチップと大容量フラッシュメモリの両機能を備えた認証デバイス。セキュリティPCと連動し、PCの起動やログオフ、ネットワーク接続時の認証を実現します。

日立が提供するソリューションの実績

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業務改革の一環として、自席を持たずに業務を遂行できるシン・クライアントの導入を検討しています。この分野では日立が提供しているソリューションが高い評価を得ていると聞きましたが、どのような実績があるのでしょうか。

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いま多くの企業ではITシステムのTCO削減を目的に、アプリケーションやデータをセンター側で集中管理し、社内のどの端末からでも同じ作業環境が利用できるシン・クライアントの導入を進めています。また、ネットワーク環境の拡充を背景に、社内はもちろん、外出先や自宅からでもモバイルPCなどでシステムにアクセスし、生産性や利便性を高めながら業務を処理するワークスタイル改革の動きも本格化してきました。しかし一方では、企業の機密情報や個人情報などの流出が社会問題化しているため、クライアントPCには、より厳格な情報管理とセキュリティ強化が求められています。

こうした課題に対し日立では、クライアントPCの抜本的なセキュリティ向上と、新しいワークスタイルの両立を実現する「セキュアクライアントソリューション」を2005年より提供しています。同ソリューションはシン・クライアント技術を適用し、ディスクレスで内部に一切のデータを持たないセキュリティPC「FLORASeシリーズ」と、本人認証デバイス「KeyMobile」をキーコンポーネントに、“情報を持ち出せない”ビジネス環境を実現するもので、すでに200社以上のお客さまに採用され、外部機関からの高い評価もいただいています。*2

ソリューションの開発・提供にあたっては、日立グループ内での先行導入を図り、現在までに4万人以上の従業員がこのソリューションを活用し、執務場所や時間にとらわれないワークスタイル改革を実践しています。また、現場で日々蓄積されたノウハウは随時、セキュアクライアントソリューションの改善やエンハンスに活かされ、たえまない進化を継続しています。

現在、少子高齢化が進む日本では、在宅介護や子育てといった社員の事情を勘案しながら、女性や高齢者の活躍機会を増やし、質の高い労働力を確保することが企業の重要課題となっています。こうした国をあげた「ワークライフバランス」の取り組みと、場所と時間にとらわれない柔軟な働き方を支援する「テレワーク」の基盤としても「セキュアクライアントソリューション」は着実に実績を積み重ねています。

*2
外部機関からの評価例
総務省 「u-Japan大賞」 2007年度 ビジネス部門賞受賞
「シンクライアントによるフリーアドレス、高セキュリティ新ワークスタイルシステム」
社団法人日本テレワーク協会 2007年度「第8回テレワーク推進賞」
実施・推進の部 会長賞受賞:「コミュニケーションを活性化させるワークスタイル改革の実践」

日立は、FLORA Se/FLORA bdシリーズを活用したワークスタイル改革を実践しています。社内・外を問わず、時間・場所にとらわれずに最新情報を活用できる企業内フリーアドレス環境を実現し、コミュニケーションの活性化、業務の効率化やオフィススペース効率の向上といった効果をもたらしました。こうした先進的な取り組みが評価され、関係官庁・団体より上記の表彰を受けています。

画像 イメージ図
セキュアで快適なテレワークを支援

「セキュアクライアントソリューション」基本的な導入パターン

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セキュアクライアントソリューションは、どのような形で導入できるのですか。

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3通りの導入パターンをご用意しています。まず、現在お使いのクライアント資産(ハード、ソフト)を活用しながら、少ない投資で高度なセキュリティ環境への移行を実現するのが「ポイント・ポイント型」です。オフィス外でも自席PCの環境をそのまま利用できるうえ、少人数からの段階的な導入にも適しています。

また、クライアントブレード「FLORAbd100」を導入し、IT資源を情報センターに集約した上で既存PC資産(ソフト)を継続利用できるのが「ポイント・ブレード型」です。1ユーザーに1枚の「FLORAbd100」が割り当てられるため、個人によって異なる環境を柔軟に利用できる一方、情報センターでの集中管理により、バージョンアップや運用・保守などの業務負荷を軽減することが可能です。

さらに、IT資源を情報センターに集約した上で、既存のCitrix Presentation Server™ システムを継続利用できるのが「センター型」で、リソース共用による運用効率の向上を実現します。お客さまのIT環境や活用ニーズに合わせ、お選びいただけます。また、複数のパターンを組み合わせた導入も増えています。

画像 ソリューション概念図
ソリューション概念図

リモートアクセス環境未整備のお客さま向け導入パターン

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シン・クライアントを活用したモバイル業務環境やテレワークの導入を検討しています。しかし、認証サーバやVPN(Virtual Private Network)といった高度なアクセス環境を、社内で設計・構築するのは困難に思えます。

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日立ではセキュアなリモートアクセス環境をまだ整備されていない中小規模のお客さま向けに、モバイル型セキュリティPC「FLORA Se210」や認証サーバなど、モバイルアクセスおよびテレワークに必要なシステム構成要素をワンストップで提供する「DoMobile*3サーバ導入モデル」をご用意しています。このモデルを適用すれば、お客さまは認証サーバやVPNといったセキュリティ対策を個別に用意する必要がありません。いつでも、どこでも自席のPC環境を呼び出して必要な情報を利用できるモバイル業務環境を、短期間で実現することができます。

*3
DoMobile(ドゥモバイル):日立ビジネスソリューション株式会社が開発したソフトウェアで、インターネットが利用可能なPCなどのモバイル機器から、オフィスのPCに簡単にアクセスできるリモートアクセスツールです。

画像 「DoMobileサーバ導入モデル」システム構成図
「DoMobileサーバ導入モデル」システム構成図

導入を簡略化する簡易認証モデル

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セキュアクライアントソリューションは、セキュリティPCとKeyMobileが必須のシステムと聞いています。しかし当社では、オフィス内のみで端末を利用する形態のため、そこまでの対策は必要ないと考えています。こうしたニーズにも合うソリューションはありますか。

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KeyMobileは、厳格な本人認証で第三者のなりすましを防ぐ認証デバイスで、社外からリモートアクセスする際には必須のセキュリティツールです。しかし、利用形態や導入コストに見合った形でキュリティレベルを決定したいとのお客さまのご要望に応えるため、日立ではKeyMobileなしでもデスクトップ型セキュリティPC「FLORA Se330」を利用可能とする「簡易認証モデル」を追加しました。簡易認証モデルにより、求められるセキュリティレベルに応じた認証手順の簡略化と導入コストの低減を可能としました。

クライアントブレード「FLORA bd100」にMicrosoft® Windows Vista® Business Blade PC Edition(1RDL Version)を搭載した新モデルを追加

「FLORA bd100」に、最新OSであるWindows Vista® Business Blade PC Edition(1RDL Version)に対応した新モデルを追加し、シン・クライアントユーザーのOSと用途に対する選択肢を広げました。Windows VistaR Business Blade PC Edition(1RDL Version)を活用することで、エンドユーザーは充実した検索機能をはじめとする新機能の活用により生産性の向上が図れます。またシステム管理者は大規模導入に最適なイメージの作成・展開機能などによる TCO削減が可能となります。

なお「FLORA bd100」では、電源管理のスケジューリングや各人の月別・日別の省電力効果を表示する省電力運用ソフトウェアの提供をはじめ、次期モデル*4で日立のIT省電力化プランに沿った開発を進めており、データセンタ省電力化プロジェクト*5へも活用していきます。

*4
提供時期は2008年度第1四半期の予定
*5
データセンタ省電力化プロジェクト:IT省電力化プランの成果に空調や電源系を組み合わせ、日立グループが総力を結集し、今後5年間でデータセンターの消費電力を最大50%削減することを目標とするプロジェクト。

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