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2020年9月23日
日立ABBパワーグリッド社
スウェーデン・ルドヴィカの事業拠点
日立ABBパワーグリッド社(CEO:Claudio Facchin(クラウディオ・ファキン))は、前身であるElektriska Aktiebolaget Magnet(エレクトリスカ・アクティエボラゲット・マグネット)社*1が鉱山や発電所などの産業に電気機械設備を提供する企業として1900年にスウェーデン王国(以下、スウェーデン)・ルドヴィカで創立されてから、このたび120年目を迎えました。
日立ABBパワーグリッド社は、スウェーデンに15の拠点、約4,000人の従業員を擁しており、研究開発も活発に行っています。ルドヴィカには、そのうち半数以上の従業員がおり、超高電圧向けの電気部品やブッシング*2、高圧直流送電(HVDC)バルブの試験用に、2つのワールドクラスの研究所と2つの試験場もあります。
三相交流やHVDC、グローバルトップレベルの変圧器、環境効率の高い高圧スイッチギアをはじめ、世界を変えるイノベーションや技術開発の実績を有するルドヴィカの事業拠点は、120年後の現在も、日立ABBパワーグリッド社の中核です。
日立ABBパワーグリッド社は本日、変圧器のデジタル化を実現する「TXpert™エコシステム」も発表し、変圧器とグリッドにおけるデータ活用を加速させています。今後も電力業界のグローバルリーダーとして、世界のエネルギー転換や脱炭素化の実現に貢献していきます。
なお、9月21日〜22日、ルドヴィカにおいて、スウェーデン王室のダニエル王子やスウェーデン産業イノベーション省のイブラヒム・バイラン ビジネス・産業・イノベーション担当大臣、廣木重之駐スウェーデン特命全権大使をはじめ、多数の要人をお招きしてイベントを開催しました。
「グリーン(脱炭素)化とデジタルトランスフォーメーションを実現するためには、エネルギーシステムとスウェーデンのインフラがますます重要となっていきます。日立ABBパワーグリッド社のルドヴィカでの歴史ある事業は、スウェーデンの技術革新の歴史の中で輝かしい実績を収めており、世界に大きな貢献をしています。120年の節目を祝し、今後もグリーンでデジタルな社会のための革新的なソリューションを期待しています。」
「世界最先端の系統連系システムと日立のデジタル技術を融合させることで、お客さまやパートナーとの協創によりパワーグリッドにおける社会イノベーションをリードし、エネルギーの面で持続可能な社会の実現をリードしていきます。」
「テクノロジーと開拓者精神は、日立ABBパワーグリッド社のDNAの一部です。今日のグリーンエネルギーへの転換において、デジタル化の加速は、パワーグリッドをより柔軟で信頼性の高いものにします。持続可能なエネルギーの未来に向けて、安全でスケーラブルなパワーグリッドを支えるためには、テクノロジーの活用とステークホルダー間の強力な連携が鍵となるでしょう。」
日立ABBパワーグリッド社は、日立とABB社で合わせて約250年の歴史を持つグローバルテクノロジーリーダーであり、90カ国で約36,000人の従業員を擁しています。スイス・チューリッヒに本社を置き、エネルギー、インダストリー、インフラ産業のバリューチェーンに加えて、モビリティ、スマートシティ、蓄電やデータセンターなどの新分野にも事業を展開しています。日立ABBパワーグリッド社は、グローバルトップの導入実績やフットプリントを生かし、お客さまの社会的価値、環境価値、経済価値のバランスを向上させます。また、より強じん、よりスマート、よりクリーンなグリッドを実現するためのパートナーとして、革新的なデジタル技術により"Powering Good for Sustainable Energy"を実現していきます。
以上