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2020年9月3日
日立ABBパワーグリッド社
日立ABBパワーグリッド社(CEO:Claudio Facchin(クラウディオ・ファキン))は、フランスの再生可能エネルギー大手電力会社の、EDFリニューアブルズ(EDF Renewables)から、ポーランド共和国(以下、ポーランド)北部と西部に建設中の3つの風力発電所向けに、それぞれ20kVを110kVに昇圧する110/20kV変電所と、配電事業者向けの110kV変電所を受注しました。110/20kV変電所は、発電された電力を取り込み、送電に適した電圧に変換するために使用され、高圧遮断器、変圧器、電流・電圧計器用変圧器、サージアレスタ*など、日立ABBパワーグリッド社の高圧機器が備え付けられます。
日立ABBパワーグリッド・ポーランド社の副社長で、マーケティングおよびセールス担当のHubert Krukowski(ヒューバート・クルコフスキー)は、「重要なのは、高い機能を維持しながら実装コストを削減するために、プロジェクトを最適化することです。今回の受注は、EDFグループ向けにポーランドで実施している一連のプロジェクトに続くもので、当社のシステムと機器はEDFによって建設された別の風力発電所で数年間にわたり順調に稼働しています。我々は、お客さまのニーズに応える豊富な実績を有しています。」と述べています。
日立ABBパワーグリッド社は、風力発電所向け変電所プロジェクトに幅広いポートフォリオを提供する、変電所ソリューションのリーダーです。近年、ポーランドの風力発電分野で多くのプロジェクトを完遂しています。2020年6月、日立ABBパワーグリッド社はポーランド洋上風力エネルギー協会の支援メンバーとなり、同国の洋上風力エネルギーの発展に関する全国規模の議論の加速に貢献しました。
日立ABBパワーグリッド社は、日立とABB社で合わせて約250年の歴史を持つグローバルテクノロジーリーダーであり、90カ国で約36,000人の従業員を擁しています。スイス・チューリッヒに本社を置き、エネルギー、インダストリー、インフラ産業のバリューチェーンに加えて、モビリティ、スマートシティ、蓄電やデータセンターなどの新分野にも事業を展開しています。日立ABBパワーグリッド社は、グローバルトップの導入実績やフットプリントを生かし、お客さまの社会的価値、環境価値、経済価値のバランスを向上させます。また、より強じん、よりスマート、よりクリーンなグリッドを実現するためのパートナーとして、革新的なデジタル技術により"Powering Good for Sustainable Energy"を実現していきます。
以上