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企業情報ニュースリリース

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2019年5月20日
株式会社日立インダストリアルプロダクツ

長寿命タイプを追加した汎用小型UPS「ミニ・セーフ」シリーズを
リニューアル販売開始

[画像]「ミニ・セーフ(HIVERTER-77)1.5kVA」
「ミニ・セーフ(HIVERTER-77)1.5kVA」

  株式会社日立インダストリアルプロダクツ(取締役社長:小林 圭三/以下、日立イプ)は、停電時に装置や設備の誤作動・停止を防ぐUPS*1「ミニ・セーフ」シリーズのデザインを一新したリニューアルモデル(HIVERTER-77)を2019年5月から販売開始します。新モデルでは、新たに長寿命タイプを追加するとともに、容量範囲も拡大します。日立イプは、本製品をサーバーや産業機器などの小容量電源として、幅広い分野に向けて販売していきます。

  日立イプは、お客さまのニーズに応じてさまざまな容量のUPSを取りそろえています。小容量モデルにおいても、常時インバーター給電方式を採用した、信頼性の高い汎用小型UPS「ミニ・セーフ」を販売してきました。本製品の特長は以下の通りです。

主な特長

1. 長寿命タイプをラインアップに追加

バッテリーを除く部品の交換が不要となる長寿命タイプ(UPS本体期待寿命10年)をラインアップに追加しました。これにより、標準タイプ(UPS本体期待寿命6年)に比べ、約35%の費用削減を実現します*2

2. 給電信頼性の高い常時インバーター給電方式

本製品は、これまでの「ミニ・セーフ」シリーズと同様に、正弦波インバーター*3で常に安定した電力を供給する常時インバーター給電方式を採用しています。常にインバーターで給電することで出力周波数も安定しており、他の方式と比較して給電信頼性が高く、重要性が高い設備への対応も可能です。

3. ネットワーク対応によりUPSの監視・管理が可能

本製品をはじめ、「ミニ・セーフ」シリーズでは、SNMP*4機能のオプション追加により、ネットワークを経由してUPSの稼動状況や障害情報などをお客さまの管理モニター画面に表示できます。また、パワーモニターHN機能のオプション追加により、ネットワーク内サーバーなどの稼働状況に応じて自動シャットダウンやスケジュール運転なども実行可能となります。

仕様(750VA/1kVA、標準機)

項目 仕様
サイズ(W×D×H) 430 mm × 480 mm × 85mm
質量 14kg
蓄電池 小型シール鉛蓄電池

出荷時期

2019年8月1日出荷開始
(以後、1.5kVA機および3kVA機を順次出荷予定)

日立UPSの製品ラインアップ

[画像]日立UPSの製品ラインアップ

関連情報

*1
UPS(Uninterruptible Power System): 無停電電源装置。蓄電池やコンデンサーに常時電力を蓄えておき、停電などで商用電源が途切れた際にも電力を送り続けることで、設備や施設の誤作動や停止を防ぐ電源装置。
*2
標準タイプと長寿命タイプのUPSを10年間使用する場合の機器購入価格を試算し比較(それぞれバッテリーを1回更新する前提)。
*3
インバーターの出力波形の一つで、直流電圧源から交流正弦波形の出力電圧を得るインバーター方式。
*4
SNMP(Simple Network Management Protocol): ルーター、スイッチ、サーバーなどTCP/IPネットワークに接続された通信機器に対し、ネットワーク経由で監視、制御するためのアプリケーション層プロトコル。

お問い合わせ先

株式会社日立インダストリアルプロダクツ
電機システム事業部 パワーエレクトロニクス本部 パワエレシステム部 [担当:宮部、坊傳]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地 AKSビル
電話 : 03-4554-2500 (代表)

以上

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