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企業情報ニュースリリース

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2018年1月16日

日立保有のアラクサラネットワークス株式譲渡に関するお知らせ

  株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、日本電気株式会社(執行役員社長兼CEO:新野 隆/以下、NEC)との合弁会社であるアラクサラネットワークス株式会社(代表取締役社長:南川育穂/以下、アラクサラ)の普通株式について、日立が保有するすべて*1を、投資ファンドである日本産業パートナーズ株式会社(代表取締役社長 :馬上 英実/以下、JIP)傘下の特別目的会社であるAJホールディングス2株式会社に譲渡する株式譲渡契約を締結しました。

*1
日立60% (2018年1月16日現在)

  アラクサラは、2004年10月の設立以来、日立とNECの技術を受け継ぎ、基幹系ルータおよびスイッチの開発から製造、販売、保守・サービスまで事業を展開し、通信事業者のIPネットワークをはじめ多くの企業の情報ライフラインを支えてきました。また、ネットワークの高信頼化など市場ニーズにあわせた機器開発の推進や、日立およびNECと連携したネットワークソリューションの提供により、事業拡大に取り組んできました。

  今後、IoT活用のさらなる進展や、第5世代移動通信システム(5G)の実現により、高度化されたサービスが広く普及すると想定され、その基盤としてネットワークは、社会への影響力を増すとともに、高まるサイバーセキュリティのリスク対応としても重要な役割を担うと考えられます。
  このような新しい潮流を受け、日立は、アラクサラがこれまでのビジネスで培ってきた技術力を生かし、特に市場ニーズが強い社会インフラ分野に向け、ネットワーク機器の開発、提供を積極的に推進するための施策について検討してきました。その結果、国内企業への資本投資、経営支援において実績豊富な投資ファンドであるJIP主導の下、より機動的で従来の枠組みを超えた事業運営を行い、中長期的な成長をめざすことが望ましいという結論に達しました。

  アラクサラでは、継続した投資による技術革新など新たな挑戦を加速し、通信事業者や社会インフラ分野のお客さまに対して高信頼なネットワーク環境を提供するとともに、さらなる事業拡大をめざします。

  なお、本株式譲渡による本年度の日立の連結業績に対する影響は軽微です。

1.株式譲渡の概要

売却株数 132,000株(株式会社日立製作所が保有する株式の全て)
譲渡時期 2018年3月(予定)

2.会社概要

(1)アラクサラについて(2018年1月16日時点)

商号 アラクサラネットワークス株式会社
代表者 代表取締役社長 南川 育穂
資本金 55億円
所在地 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟13階
設立年月日 2004年10月1日
事業内容 ルータ、スイッチなどネットワーク機器の開発・製造・販売・保守など
株主 日立製作所(60%)、日本電気(40%)

(2)JIPについて

商号 日本産業パートナーズ株式会社
代表者 代表取締役社長 馬上 英実
資本金 1億円
所在地 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 明治安田生命ビル15階
設立年月日 2002年11月1日
事業内容 事業再編目的のファンドの管理運営業務およびその関連業務

以上

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