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2017年7月27日
日立アプライアンス株式会社
定格出力5.5kWで、高い電力変換効率*196.5%・最大入力電流44Aを実現
日立アプライアンス株式会社(取締役社長:德永 俊昭)は、高い電力変換効率96.5%や、最大入力電流44A(1回路あたり11A)を実現した、住宅用・産業用太陽光発電システム向け「屋外設置用パワーコンディショナ」定格出力5.5kWの耐塩害仕様(標準)*2HSS-PS55EMTと、耐重塩害仕様*2HSS-PS55EMTE(受注生産品)を9月20日から発売します。
新製品では、制御回路への低損失なSiC*3ダイオード採用に加え、日立独自のインバータ技術を用いることにより、高い電力変換効率96.5%を実現しました。さらに、太陽電池モジュールで発電した直流電力を交流電力に変換する際、定格出力を超えないよう電力をコントロールします。これにより、定格容量以上の太陽電池モジュールを搭載*4することができ、日照量が少ない時でも発電量を増やすことが可能です。
また、最大許容入力電圧450Vに加え、最大入力電流を従来*5の40A(1回路あたり10A)から44Aにアップしました。これにより、短絡電流11Aまでの太陽電池モジュールと接続できます。
本製品では、パワーコンディショナ本体前面に運転状況が確認できる表示窓を設け、リモコンを本体に内蔵し、表示器として使用します。施工時に本体からリモコンを取り外し、別売のリモコン接続ケーブルを敷設すると、従来*5同様に本体から離れた屋内でも有線リモコンとして使用できます。
本製品に加え、屋外設置用定格出力5.9kWの耐塩害仕様(標準)、耐重塩害仕様の2機種を同時発売します。また、屋外設置用定格出力4.9kWの耐塩害仕様(標準)、耐重塩害仕様の2機種と、屋内設置用定格出力5.5kW、4.0kWの2機種は10月に発売を予定しています。
さらに、単結晶シリコン太陽電池モジュール(公称最大出力*6300W)についても10月に発売を予定しています。
製品名 | 仕様 | 定格出力 | 型式 | 価格*7(税別) | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
屋外設置用 パワーコンディショナ |
耐塩害仕様 (標準) |
5.9kW | HSS-PS59EMT | 575,000円 | 9月20日 |
5.5kW | HSS-PS55EMT | 535,000円 | 9月20日 | ||
4.9kW | HSS-PS49EMT | 477,000円 | 10月予定 | ||
耐重塩害仕様*8 | 5.9kW | HSS-PS59EMTE | 703,000円 | 9月20日 | |
5.5kW | HSS-PS55EMTE | 650,000円 | 9月20日 | ||
4.9kW | HSS-PS49EMTE | 605,000円 | 10月予定 | ||
屋内設置用パワーコンディショナ | 5.5kW | HSS- P55EMT |
408,000円 | 10月予定 | |
4.0kW | HSS- P40EMT |
298,000円 | 10月予定 |
製品名 | 公称最大出力 | 型式 | 価格*7(税別) | 発売日 |
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太陽電池モジュール | 300W | HSS- M300EB |
189,000円 | 10月予定 |
太陽光発電システム向けパワーコンディショナの2017年度需要は、固定価格買取制度(FIT)の買取価格の段階的引き下げや改正FIT法*9施行による設備認定失効などの影響が予想されるものの、政府のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)目標達成*10に向けた、新築住宅物件への標準装備や、接続契約締結済み案件の運転開始などにより、緩やかな需要の回復を見込んでいます。(当社調べ)
今回、屋外設置用で従来*5の定格出力5.9kW、4.9kWに加え5.5kWを投入し、ラインアップを強化しました。さらに、高効率化技術や最大入力電流アップなどで、幅広いお客様のニーズに応える太陽光発電システムの実現をめざします。
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