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2016年12月2日
株式会社ノジマ
株式会社日立製作所
〜将来のロボット活用に向けた小売業界初の試み〜
株式会社ノジマ(代表執行役社長:野島 廣司/以下、ノジマ)と株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、日立が開発したヒューマノイドロボット「EMIEW3」を活用した小売業における接客の実証実験を、12月10日から神奈川県内のノジマ3店舗において開始します。今回の実証実験では、ノジマに来店したお客さまに対して売り場の案内やお薦め品の紹介といった接客を行います。ノジマと日立は、今回の実証実験を通じて、日本の小売業界における接客・案内サービスの品質向上を目的としたロボット活用の可能性を検討し、新たな付加価値の創出をめざします。また、ノジマでは今後、ロボットを活用する店舗の拡大も検討していきます。
これまで、日立は、人と対話し行動するロボット「EMIEW」を2005年に開発し、その後改良を重ね、2016年4月に「EMIEW3」を発表しました*。「EMIEW3」は公共スペースや商業施設などにおいて、サポートを必要とするお客さまのもとに自ら移動し、接客・案内などのサービスを通して、お客さま業務の支援を行うことを目的に開発したヒューマノイドロボットです。
一方、ノジマは関東を中心に家電専門店145店舗、通信、キャリアショップについては日本全国で646店舗を運営し、「デジタル一番星」「お客様満足度No.1」を常に追求し、その実現のために「選びやすい売場」および「お客様の立場に立った接客」を心がけてきました。
両社は今回の実証実験に先立ち、「EMIEW3」による店舗内での対話や案内方法を共同で検討しました。実証実験では、店舗を訪問された一般のお客様に対して、「EMIEW3」が商品の売り場の案内やお薦め品の紹介を行うほか、販売管理システムと連携した接客を検討していきます。これら「EMIEW3」による業務支援を通じて、ノジマの店舗における接客・案内サービスの品質をさらに向上することをめざします。
ステップ1(図を参照) | ステップ2 | |
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期間 | 2016年12月10日〜18日 | 2017年2月頃 |
場所 |
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未定 |
実験内容 | 「EMIEW3」は、ノジマに来店したお客さまの問いかけに対し、併設したディスプレイと連携し、フロアマップと売り場の画像を投影することで、お客さまが探している商品の売り場を案内。 また、お薦めの商品を紹介。 |
販売管理システムと連携した 接客を検討していく。 |
図. 実証実験のイメージ ステップ1
株式会社日立製作所
産業・流通ビジネスユニット 営業統括本部 [担当:野村]
〒140-8573 東京都品川区南大井六丁目26番2号
以上