このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
2016年12月1日
高速車両 Frecciarossa (フレッチャロッサ)1000
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールイタリア社(CEO:Maurizio Manfellotto)は、このたび、イタリア共和国(以下、イタリア)の鉄道運営会社であるTrenitalia (トレニタリア社)と、Frecciarossa (フレッチャロッサ) 1000、フレッチャロッサ500およびTSR(Treno Servizio Regionale:通勤車両)それぞれの車両への保守に関する三つの契約を総額1.08億ユーロ(約130億円)で締結しました。
一つ目の契約は、日立レールイタリア社が、9年間にわたりフレッチャロッサ1000の保守および補修用の部品をトレニタリア社へ提供するもので、契約金額は約7,900万ユーロです。これら高品質な保守サービスの提供を通して、2017年春から400両全ての車両の運行開始を予定しているフレッチャロッサ1000の効率的な運用をサポートします。
二つ目の契約は、TSRに関するもので、トレニタリア社の子会社であるTrenord(トレノルド社)が運営している80両のTSRに対する保守を行うもので、契約金額は約790万ユーロです。24ヵ月間にわたり、ロンバルディア州を走行しているTSRの毎日のモニタリングと定期的なオーバーホールをSitav(シタブ社)と協力して行います。
三つ目の契約は、シタブ社とコンソーシアムを組んで受注したもので、12ヵ月間にわたり、649両のフレッチャロッサ500に対する保守を行います。契約金額は約2,100万ユーロで、2回目の契約延長となります。
「今回の契約締結は、日立レールイタリア社が、優れた技術やデザインによる製品の提供のみならず、顧客である鉄道運営会社が提供するサービスの品質向上にも貢献することができることの証しです。」
以上