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企業情報ニュースリリース

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2015年10月5日
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
株式会社日立製作所

損保ジャパン日本興亜と日立による
システム開発の合弁会社設立に関するお知らせ

  損害保険ジャパン日本興亜株式会社(社長:二宮 雅也、以下「損保ジャパン日本興亜」)と株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭、以下「日立」)はこのたび、損保ジャパン日本興亜のシステム刷新を専門に担うシステム開発会社「SOMPOシステムイノベーションズ株式会社」を両社の共同出資により2015年10月1日に設立しました。

  損保ジャパン日本興亜では、損害保険事業におけるビジネスプロセスの抜本的な改革 およびシステムの全面刷新を目的とする「未来革新プロジェクト」を立ち上げ、お客さまへの最高品質のサービスの提供と業界トップレベルの事業効率・収益性の実現に向けて 取り組んでいます。今回の合弁会社設立により、損保ジャパン日本興亜と日立は両社の パートナーシップのもと「未来革新プロジェクト」を推進していきます。

1.「未来革新プロジェクト」について

  損保ジャパン日本興亜は、今後の事業環境やマーケットの変化に迅速に対応し、お客さまに最高品質のサービスを提供し続けるビジネスプロセスを構築するため、2015年4月に「未来革新プロジェクト」をスタートさせました。
  社員や代理店はお客さまにとって真に価値のあるサービスの提供に集中化するため、本プロジェクトを通じて、現行のビジネスプロセスを徹底的に自動化・効率化し、その ビジネスプロセスを支えるシステムを先進性・機動性・柔軟性の高いものへと刷新します。

2.システム開発会社設立の背景

  「未来革新プロジェクト」では、老朽化・複雑化したシステム基盤・構造を先進性・機動性・柔軟性の高いものに刷新するために、従来のCOBOLアプリケーション*1の大半をJava*2のオープンプラットフォーム*3に切り替える計画を立てており、この実現には、高度なシステム開発力や技術力が必要となります。
  一方、日立は大規模なシステム開発やジョイントベンチャー設立の豊富な実績、開発 ノウハウや品質管理手法などの知見を有しており、これまでにもさまざまなシステム開発プロジェクトを通じて損保ジャパン日本興亜との信頼関係を築いてきました。

  こうした背景のもと、損保ジャパン日本興亜と日立は両社の共同出資により、本プロジェクトを専門に担うシステム開発会社を設立しました。
  今後、両社は高い品質と技術力を兼ね備えたシステム開発会社の実現を通じて、「未来革新プロジェクト」の取組みを加速していきます。

*1
COBOLアプリケーションとは
1950年代に米国で開発された事務処理システム用のプログラミング言語(COBOL)により開発されたアプリケーションのことを言う。
*2
Javaとは
1990年代に米国で開発されたプログラミング言語。従来のプログラミング言語の課題を解決すべく設計されており、あらゆる環境で動作し、ソフトウェア開発と保守の複雑性を低減させ、生産性を高めるプログラミング言語である。現在のシステム開発において、最も多く用いられている。
*3
オープンプラットフォームとは
製品やサービスの基本を構成する技術仕様を公開しているプラットフォームのことを言う。技術仕様が公開されているため、開発者は当該製品やサービスを用いた開発に参入しやすくなる。オープンプラットフォームを選択することで、特定メーカーの独自技術への依存からの脱却が可能となり、システムの機動性・柔軟性が高まる。

3.システム開発会社の概要

商号SOMPOシステムイノベーションズ株式会社
本社所在地東京都立川市曙町2-41-19
会社設立日2015年10月1日
代表取締役浦川 伸一
※損保ジャパン日本興亜システムズ株式会社社長が兼務
資本金1億円
出資割合損保ジャパン日本興亜:51% 日立製作所:49%
事業内容システム開発・保守

以上

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