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2015年9月28日
さらなる成長を牽引する次世代グローバルリーダー向け経営研修プログラムを刷新
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたびグローバル市場において日立のさらなる成長を牽引する次世代グローバルリーダー育成の場である、子会社の株式会社日立総合経営研修所(取締役社長:山口 岳男/本社:千葉県我孫子市/以下、HIMD)の我孫子キャンパスを、グローバルリーダー育成にふさわしい環境・設備にリニューアルし、10月1日から稼動を開始します。また、次世代のグローバルリーダーを対象とした経営研修プログラムも刷新し、リニューアルした我孫子キャンパスで実施します。
日立は創業以来、人財育成に力をいれています。HIMDは、日立製作所の創業50周年事業の一環として、「明日の経営者を育成することが何よりも肝要である」との認識のもと、経営者育成をめざした日本初の企業内経営者学校(コーポレートユニバーシティ)として1961年に設立されました。その後、研修プログラムの充実を図り、現在、経営研修プログラムは我孫子キャンパスだけでなく、シンガポールなどの海外でも実施しています。
日立は、グローバル人財の活用をさらなる成長を牽引するものと位置付け、現在「2015中期経営計画」における重要な施策の一つとして取り組んでいます。組織と個人のパフォーマンス向上を通じてビジネス・ゴールの達成を図る目的から、グループ・グローバルで統一した「グローバル・パフォーマンス・マネジメント」を導入しました。そして、日立グループ・グローバルの共通の人財マネジメントプラットフォームである「グローバル人財データベース」や「グローバルグレーディング」を活用し、国内外から経営幹部の候補者を選抜し、育成しています。
HIMDは、日立グループのコーポレートユニバーシティとして、グローバルリーダーが集い、研さんにふさわしい人財育成の拠点となることをめざして、10月より、我孫子キャンパスをリニューアルして運営していきます。シンプルな機能性と日立が生まれた日本の文化が感じられる環境のなかで、研修体験をICTの先端性を活かして提供するとともに、研修への集中と多様な対話を誘発することを基本コンセプトとしています。研修室内で受講生がフレキシブルにグループ編成できるテーブル、タブレット端末を用いた研修が可能なIT環境、畳敷きのスペースや暖炉を備えたラウンジなど、受講生相互の啓発や対話を誘発する設計のほか、プレイヤールーム(prayer room)の設置やハラル対応の食事提供など、世界中からリーダーが集い、学ぶ場としての環境を整えました。
また、世界中から受講者を集め、次世代のグローバルリーダーを育成する経営研修プログラムを刷新します。経営研修プログラムは、従来、グローバル成長をテーマにグローバルリーダーに必要とされる戦略立案やリーダーシップの強化を目的として実施してきました。今回刷新する経営研修プログラムでは、これらに加え、「志」をテーマに、「Reflection(振り返り)」を通して、自らの使命感や目的意識を自覚的に認識し、自身のリーダーシップの軸を明確にして実践することを議論します。リニューアルされた我孫子キャンパスの環境にふさわしい経営研修プログラムに刷新しました。
なお、HIMDでは上記の経営研修プログラムのほかに、「グローバル」「リーダーシップ」「成長戦略」にフォーカスした管理職向け経営研修プログラムを2011年度から展開しています。2014年度からは課長・部長層向けの経営研修プログラムを同一内容で、世界各地で実施しており、2011年度から2014年度までに累計で約9,000人が受講しました。今後は経営研修全体で年間5,000人の受講を目標にグローバルリーダー育成を加速します。
日立は、人財力の強化を重要な経営施策と位置づけ、今後も日立グループ全体での持続的なグローバルリーダー育成を加速し、グローバル市場での競争力を高めていきます。
株式会社日立総合経営研修所 [担当:長村(おさむら)]
〒140-0013 東京都品川区南大井三丁目35番14号
電話 : 03-5767-6762(直通)
以上