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企業情報ニュースリリース

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2015年8月24日

ネオファースト生命の新保険業務システムを構築

お客さまのニーズを先取りした保険商品の迅速な提供とローコストオペレーションを実現

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、ネオファースト生命保険株式会社(代表取締役社長:徳岡 裕士/以下、ネオファースト生命)の保険契約に関わる手続きを一括管理する契約管理システムなど、保険商品の提供に必要な各種システムを含む新保険業務システム(以下、本システム)を構築し、8月13日から稼働を開始しました。本システムは、日立のデータセンター内に構築し、システムの運用・保守サービスも提供しています。

  第一生命グループの一員であるネオファースト生命では、近年増加している保険商品の比較検討を望むお客さまに向けて、多様化するニーズの変化を先取りした「あったらいいな」を具現化するシンプルで分かりやすい保険商品を簡単な手続きで迅速に提供することで、今までにない新しいお客さま満足の創造をめざしています。今回、ネオファースト生命では、こうした目標の実現に向けて保険業務システムの刷新を決定しました。

  本システムは、保険会社の基幹業務を行うための契約管理システムをはじめ、販売代理店が保険料の見積もりなどを行うためのWebシステムや各代理店に関する情報管理などを行う代理店・手数料システムなどにより構成されています。一般的に、保険会社が利用する業務システムは、保険商品の変更・追加、契約規約や社内の業務フローの変更などに応じてシステムの機能追加や改修を行うため、システムが複雑化しやすく、運用・保守コストの低減や新商品開発時などの迅速な対応が課題となっています。
  今回のシステムの開発にあたっては、業務要件に沿って、必要最低限の機能に絞ったシンプルなシステム構成とするとともに、業務アプリケーションを構成する各機能を、独立したソフトウェア部品としてそれぞれコンポーネント化することで、新商品の開発時に必要に応じた部品の再利用や運用テスト工程の省略などを可能としました。これらにより、システムのTCO(Total Cost of Ownership)の低減と、短期間かつ柔軟な新商品の開発・提供を実現します。

  日立は今後も、金融機関のニーズに応じたシステムソリューションを総合的に提供し、金融機関におけるサービス品質の向上や業務の効率化などを支援していきます。

本システムの構成について

  本システムは、日立の堅牢なデータセンター内に、日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」やユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage 130」、エンタープライズサーバ「EP8000シリーズ」、統合システム運用管理「JP1」など、信頼性に優れた最新のハードウェアとソフトウェアを用いて構築しました。また、遠隔地にバックアップセンターを設置することで、大規模災害やシステム障害が発生した場合の業務継続性を確保しています。

本システムの概要図

[画像]本システムの概要図

関連情報

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信システム社 金融システム営業統括本部 [担当:小清水]
〒100-8220 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号

以上

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