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2015年3月23日
株式会社日立製作所
株式会社日立ソリューションズ西日本
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)と株式会社日立ソリューションズ西日本(取締役社長:新美 雅文/以下、日立ソリューションズ西日本)は、このたび、株式会社
ふくおかフィナンシャルグループ(代表取締役社長:柴戸 隆成/以下、FFG)に内部監査支援システム(以下、本システム)を導入し、3月23日からグループ3行(株式会社福岡銀行、株式会社熊本銀行、株式会社親和銀行)で稼働開始しました。本システムの導入により、FFGにおける内部監査の実効性と業務品質の向上に貢献します。
なお、本システムは日立ソリューションズ西日本の統合監査支援システム「監明AI:Audit Integrate」(以下、「監明AI」)を活用し、構築したものです。
今回、本システムの構築に活用した「監明AI」は、内部監査業務に関する情報収集機能や文書作成機能などを通じて、金融機関内の監査計画の立案、実施、結果の統計・分析まで、一連の業務プロセスを総合的に支援します。本システムは、FFGにおける内部監査の実効性を向上するとともに従来以上に適切性および健全性の高い監査業務を実現し、お客さまへの安全・安心なサービス提供に貢献します。
監査担当部署における監査実施計画の立案や監査担当者別のスケジュール表の作成などを支援します。また、過去の監査結果やその他のモニタリング項目をもとに、リスク要素を数値化・リスト化するリスクアセスメント表の作成が可能です。
監査項目に対応したマニュアルを閲覧できるほか、被監査店に対する指摘事項の定型化により、業務の平準化と効率化が可能です。 監査実施後には、指摘事項に関する被監査店での対応状況を登録することができます。
簡易な操作で定型的な統計・分析帳票を作成できる「データ抽出機能」を備えています。本機能により、監査実施状況の推移や指摘項目・監査結果の統計データの見える化が可能です。
近年、金融機関では、業務の複雑化・多様化に伴い増加する内部管理上のリスクを適切に把握するため、監査対象となる事象の範囲を拡大するなど、内部監査業務を従来以上に強化することが求められています。
「監明AI」は、日立ソリューションズ西日本が提供する金融機関向け「事務リスク管理ソリューション」のラインアップの1つです。「事務リスク管理ソリューション」は、「監明AI」のほか、事務量/品質管理システム「監明OQ: Operational Quantity/Quality」、事務事故管理システム「監明BA:Business Accident management」、苦情管理システム「監明CS:Customer Support」、自店検査支援システム「監明SI:Self Inspection」など、金融機関の事務リスクを管理・分析・改善するための製品群です。製品間でデータの相互連携が可能なため、広範囲に及ぶ事務リスク管理をより効率的に実現できます。なお、これらの製品は同一のシステム基盤上で動作するため、容易に追加導入を行うことが可能です。
日立グループは今後も、「監明AI」をはじめとして、金融機関ならびにそのお客さまの安心・安全に貢献するソリューションやシステムを提供していきます。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 金融システム営業統括本部 [担当:小清水]
〒100-8220 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
以上