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2013年4月9日
株式会社日立製作所
日立(中国)研究開発有限公司
上海交通大学と連携のもと、材料調達の現地化を進めコスト低減に貢献
株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)と日立(中国)研究開発有限公司(総経理:田辺 史朗/以下、HCR&D(Hitachi China R&D))は、4月10日に、日立中国材料技術創新センタ(Hitachi China Materials Technology Innovation Center)を設立し、上海交通大学と包括的共同研究を含む連合実験室の設立契約を締結します。本センタでは、日立グループの製品に使う材料の分析・評価や効率的な製造プロセス技術の開発などを行います。材料調達の現地化を進め調達コストの削減を図ることで、日立のコスト構造改革プロジェクト「Hitachi Smart Transformation Project」へ貢献します。
現在、日立は中国において約160のグループ会社と約44,000人の従業員を有し、昇降機、建設機械、ATM、火力発電システム、鉄道システム、高機能材料、医療機器など社会イノベーション事業を中心とする幅広い事業を展開しています。今回、設立した日立中国材料技術創新センタは、中国で調達可能な材料の分析・評価および製造プロセス技術の開発などを通じ、中国における日立グループ向けに、材料に係わるソリューションを提供することを目的として活動します。本センタでは、材料の品質や特性の評価に加え、上海交通大学材料科学与工程学院との共同研究を通じ、中国の材料を活用するための製造プロセス技術の開発を行います。また、材料に不具合があった際の原因究明と対策も行います。これらの研究は、これまでは日本の拠点もしくは中国での外部委託により行われていましたが、本センタの設立により、中国の日立グループ内での対応が可能となることで、開発期間の短縮や対応の迅速化を図ります。また、中国において、より安価で品質に優れた材料を調達することで、日立グループの材料の現地調達率の向上を図るとともに、調達コストの削減に繋げます。
日立は、日立中国材料技術創新センタの設立により、中国での材料の活用に関連する研究開発活動を現地化し、中国での事業活動に使用される材料の課題を解決していきます。また、中国での現地主導の研究開発体制を加速させ、さらなる事業拡大に取り組んでいきます。
名称 | 日立中国材料技術創新センタ (Hitachi China Materials Technology Innovation Center) |
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研究内容 | 中国現地材料の品質・特性評価、中国材料に対応する製造プロセス技術の開発と設計支援、材料に関する不具合発生時の対策など |
設立年月日 | 2013年4月10日 |
株式会社日立製作所 研究開発本部 [担当:内田]
〒100-8220 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
TEL : 03-4235-9515 (直通)
以上