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2012年7月9日
対象サーバにブレードサーバ「BS500」を追加するとともに、
「HA8000シリーズ」において、7年間のハードウェア保守サービスをセットにした
「預けて安心サービス」専用モデルを提供開始
株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、日立グループのデータセンターで顧客の日立製サーバなど*1を預かり、運用管理業務の代行などを提供する「預けて安心サービス」を強化します。具体的には、「預けて安心サービス」の対象サーバのラインアップに、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」のブレードサーバ「BS500」を追加するとともに、PCサーバである日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」のラックマウントサーバで「預けて安心サービス」を利用する顧客を対象として、日立が通常提供しているサービス期間*2よりも2年間長い7年間のハードウェア保守サービス*3をセットで提供する「預けて安心ロングライフモデル」を新設するなどのサービス強化を行い、7月11日から販売開始します。
近年、クラウド(クラウドコンピューティング)の普及や、ITシステムのTCO(Total Cost of Ownership)の削減、企業のBCP(Business Continuity Planning:事業継続計画)への意識の高まりなどを背景に、自社内のサーバ室などではなく、堅牢なセキュリティ対策と設備環境などを備えた安全性の高いデータセンターに、サーバなどのITシステム基盤を設置し、専門の技術者に運用管理なども含めて委託するハウジングサービスなど、データセンターの活用ニーズが拡大しています。
日立は、2009年6月に、「HA8000シリーズ」のラックマウントサーバなど*1を対象として、高効率の空調や電源、高度なセキュリティ、耐震設備など、サーバ運用に必要な設備を完備した日立グループのデータセンターで、顧客が購入したサーバなど*1を1台から預かり、運用管理業務を代行する「預けて安心サービス」の提供を開始しました。本サービスは、サーバなど*1をデータセンターのラックに搭載する作業などを行う初期導入サービスと、サーバを設置するラックスペースの提供、稼働監視や障害発生時対応などの運用管理サービス、ハードウェア保守サービスなどで構成しており、インターネット上のオンラインショップや流通業の顧客管理システムなど、幅広く採用されています。
今回、日立は、安全性の高いデータセンターの活用ニーズの高まりに対応するため、「預けて安心サービス」の対象サーバのラインアップに、クラウドシステム基盤に適した、「BladeSymphony」のブレードサーバ「BS500」を追加しました。同時に、「預けて安心サービス」専用のサーバ製品モデルとして、「HA8000シリーズ」のラックマウントサーバを対象に、通常*3よりも2年間長い7年間のハードウェア保守サービスをセットで提供する「預けて安心ロングライフモデル」を新設しました。さらに、「預けて安心サービス」の対象となるデータセンターを、従来の東京、神奈川、大阪に加えて、愛知、福岡を追加し、利用地域を拡充しました。
今回のサービス強化により、顧客は、システムの規模や用途に適したサーバを従来以上に幅広いラインアップから選択し、安全性に優れたデータセンターに預けて、豊富な経験とノウハウに基づく高信頼な運用管理およびハードウェア保守サービスの提供を受けることが可能になります。日立は、本サービスの提供を通じて、顧客システムの安定稼働を支援するとともに、顧客の運用管理負担を大幅に軽減し、IT投資コストの削減に貢献します。
日立は、今後も豊富なサーバのラインアップを活用し、データセンターでのハウジングをはじめ、顧客ニーズに応じたサービスを拡充していきます。
対象サーバのラインアップに、「HA8000シリーズ」のラックマウントサーバなど*1に加えて、新たにブレードサーバ「BS500」を追加しました。これにより、顧客のシステム規模や用途に応じて、より幅広いラインアップから柔軟に選択できます。また、システム規模に応じてサーバを設置するラックのサイズを選択できるよう、従来の1/8ラック(3U*4)、1ラック(32U)に加え、1/4ラック(7U)および1/2ラック(16U)単位での提供を開始します。
「HA8000シリーズ」のラックマウントサーバを対象として、「預けて安心サービス」の初期導入サービス、ラックスペースの提供、運用管理サービスの契約を前提に、7年間のハードウェア保守サービスをセットで提供する「預けて安心ロングライフモデル」を新たに設定しました。省電力化設計や冷却技術など、ハードウェアの長期稼働を支える自社技術を結集したサーバを、運用に適した動作環境が確保できる日立のデータセンターで預かることで、長期間の安定稼働を実現できることから、今回、日立が通常提供しているサービス期間*2よりも2年間長い7年間のハードウェア保守サービスをセットにした「預けて安心サービス」専用モデルを設定しました。今後、顧客ニーズに応じて、他の日立製サーバにも「預けて安心ロングライフモデル」を順次設定していきます。
「預けて安心サービス」の対象となるデータセンターを、従来の東京、神奈川、大阪に加えて、愛知、福岡を追加し、利用地域を拡充しました。システム運用・管理者は、24時間365日体制で常駐しており、サーバなどの日々の稼働監視や障害発生時対応などを代行します。
サービス名 | 概要 | 価格 | 提供 開始 時期 |
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「預けて安心 サービス」 (基本構成) |
【初期導入サービス】
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<「BS500」の場合> 304,500円〜 (税抜290,000円〜)*5 |
7月 31日*6 |
【ラックスペース提供】
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<「BS500」の場合> 313,950円/月〜 (税抜299,000円/月〜)*7 |
7月 31日*8 |
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「預けて安心 ロングライフ モデル」 |
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<「HA8000/RS110-h」の場合> 490,350円〜 (税抜467,000円〜)*9 |
7月 31日 |
日立は、2012年7月19日(木)〜20日(金)に東京国際フォーラムで開催するHitachi Innovation Forum 2012において、今回発表した「預けて安心サービス」について紹介します。
電話 | 0120-2580-12 (利用時間 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝日を除く)) |
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以上