このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
2012年6月25日
日立アプライアンス株式会社
「真空断熱層」で熱を封じ込めるかまどの原理を追求
「真空断熱層」や、内釜中央が早く沸騰する新開発「対流大火力 打込み鉄釜」などで
省エネNo.1*1
日立アプライアンス株式会社(取締役社長:山本 晴樹)は、「真空断熱層」の採用により、土壁で熱を封じ込めるかまどの原理を追求し、ごはんをおいしく炊き上げる「圧力&スチーム 真空熱封」シリーズの新製品として、内釜中央を早く沸騰させて対流を促進する新開発「対流大火力 打込み鉄釜」を搭載したIHジャー炊飯器「圧力&スチーム 真空熱封」RZ-W2000Kを7月20日から発売します。
「圧力&スチーム 真空熱封」シリーズは、サーモス株式会社(以下、サーモス社)と共同開発した、ステンレス二層構造の「真空断熱層」を持つ真空断熱容器で内釜を囲み、熱を封じる日立独自の構造のジャー炊飯器です。「高温浸し 極上炊き」コースで炊飯する場合、1,400Wの大火力IHと沸点を高める圧力機能により最高107℃に加熱した後、「真空断熱層」の断熱効果で追加加熱を抑え、100℃以上の高温を約26分間維持しながら、ごはんを焦がすことなく、甘く、おいしく炊き上げます。この「真空熱封」で炊いたごはんは、一般財団法人日本穀物検定協会による食味官能試験で、「真空熱封」未搭載機種に比べて甘みが強く、総合評価でも高い結果を得ることで、おいしさが実証されています。[検定番号:日本穀物検定協会 24穀検本第278号(業務)]
内釜には、底面のフラット部を広げた広底形状とした新開発の「対流大火力 打込み鉄釜」を搭載します。釜底のIHコイルと近接する面積を広げることで、釜底中央部を早く沸騰させ、内釜内の対流を促進します。
また、「真空断熱層」やIH発熱効率がよい「対流大火力 打込み鉄釜」、「蒸気リサイクル機構」、「センシング技術」などで、年間消費電力量66.77kWh/年、省エネ基準達成率126%(目標年度2008年度)の省エネNo.1を実現しました。
さらに、ほとんど電気を使わずに保温できる「節電保温」や、少ない消費電力で時間をかけてじっくり煮込む「保温調理」、炊飯中に蒸気をほとんど出さない「蒸気カット」機能も継続搭載しています。
また「圧力&スチーム 真空熱封」シリーズの新たなラインアップとして、RZ-W2000Kの真空断熱容器に比べて高さが約半分のハーフサイズ真空断熱容器をサーモス社と新たに共同開発し搭載したRZ-SW1000Kも同時に発売します。
型式 | 最大 炊飯 容量 |
本体 希望 小売 価格 |
発売 予定 |
当初 月産 台数 |
---|---|---|---|---|
RZ-W2000K | 1.0L | オープン価格 | 7月20日 | 4,000台 |
RZ-SW1000K | 1.0L | オープン価格 | 7月20日 | 4,000台 |
2012年度のIHタイプのジャー炊飯器の需要は、約410万台(前年比97%)が見込まれ、3年連続で400万台を超える安定した需要となると予測されます。その中でプレミアムタイプ(実売価格5万円以上)の構成比は、2011年度に16%まで拡大し、2012年度も同様の構成比を見込んでいます。(当社調べ)
このような市況の中、昨今の省エネ性能・節電機能への需要の高まりに合わせ、当社では高い省エネ性能と、ごはんのおいしさを両立する「圧力&スチーム 真空熱封」を2011年度に発売し、好評を得ました。本年度は、新開発の内釜を搭載した最上位機種RZ-W2000Kに加え、RZ-W2000Kの真空断熱容器に比べ高さが約半分のハーフサイズ真空断熱容器を搭載したRZ-SW1000Kを発売し、「圧力&スチーム 真空熱封」シリーズを拡充していきます。
電話 | 0120-3121-11 |
---|
以上