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2012年3月23日

岡崎信用金庫の新ATM現金管理システムを開発

センタ集中方式のリモート現金精査により、職員の業務負荷を大幅に軽減

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、新ATM現金管理システムを岡崎信用金庫(本店:愛知県岡崎市、理事長:大林 市郎)と共同開発しました。新システムは、岡崎信用金庫の各店舗にて順次稼働し、2012年4月上旬までに、全95本支店(出張所除く)において適用される予定です。
  今回、開発した新ATM現金管理システムは、岡崎信用金庫の本部からの指示で、日立のデータセンタを通じてATMが機内で保有する現金を集計し、勘定系システムで管理する帳簿残高と自動で照会・突合して、現金残高を遠隔で把握するシステムです。岡崎信用金庫では、新システムでリモート現金精査を実施することにより、職員の業務負荷を大幅に軽減できます。

  従来、岡崎信用金庫では、現金精査業務を実際のATMを開閉して手作業で実施していたため、ATM1台あたり1回で40分程度の時間を要していました。今回、ATMの稼働時間前にリモート現金精査を実施することにより、職員が立ち会う必要がなくなり、作業負担の軽減が可能となりました。

  今後、日立は、今回開発した新ATM現金管理システムを、他の金融機関にも提供していきます。

センタ集中方式の新ATM現金管理システムの特長

1. 作業時間短縮により職員の事務効率化および現金精査に関する業務負担軽減

  遠隔からの精査結果の確認、ATM稼働指示などを実施することで、現金精査に費やす時間を短縮でき、コスト削減・業務効率化が可能となります。また、本部側の指示で精査を実施するだけでなく、従来の支店内での精査機能もあり、運用には柔軟に対応できます。

2. ATM現金管理による不正を防止し、コンプライアンスのさらなる向上を実現

  新システムでは、各支店のATMが稼働する前に本部で決めたスケジュールで精査を行うため、各支店への職員のコンプライアンスをさらに向上させます。また、本部側で精査履歴を参照することで各支店の精査状況を把握することができ、精査実施有無や精査内容履歴を含め厳格に管理できます。

3. 日立データセンタ活用によりシステム導入や運用管理の負荷を軽減

  日立のデータセンタを活用することでスムーズなシステム導入が可能となるほか、本部の指示のもと各ATMの情報や精査実施のスケジュール登録作業、システムの保守作業などを日立側で実施できるため、運用管理の負荷を軽減します。

新システムの概要

[図]新システムの概要

関連情報

本件に関するお問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信システム社 金融システム事業部
全国金融システム本部第二部 [担当:細江、石川]
〒460-8435 名古屋市中区栄3-17-12 大津通電気ビル
TEL : 052-269-8933 (ダイヤルイン)

以上

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