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2011年10月7日
2011年10月に新規開業した北九州銀行で稼働
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、銀行の営業店窓口における新規口座開設などの各種サービス申込みを支援する顧客操作ナビゲーション型セルフカウンタシステムを新たに開発しました。本システムは、株式会社山口フィナンシャルグループ(代表取締役社長 : 福田 浩一/以下、山口FG)が2011年10月3日に開業した株式会社北九州銀行(取締役頭取 : 加藤 敏雄/以下、北九州銀行)で採用され、JR小倉駅前の大型商業施設「コレット」内に新設した本店営業部コレットプラス出張所で稼働しました。
本システムでは、新規口座開設、インターネット・モバイルバンキングなどの新規申込みに関する手続きを、タッチパネル式の顧客操作型端末で顧客自らが実施できるとともに、OCR技術を活用して本人確認書類である運転免許証から読み取った名前や住所などの情報を自動入力し、各種申込み手続きの都度必要であった顧客情報の入力負荷低減を図ります。
近年、金融機関では犯罪収益移転防止法により顧客の本人確認、取引記録の作成・保存などが義務づけられ、新規口座開設業務にともなう本人確認事務のさらなる厳正化が求められています。
山口FGでは、北九州銀行開業にともない、今回セルフカウンタシステムを導入することにより、新規顧客の利便性向上と、行員の事務厳正化を実現します。
操作端末上で各種申込伝票の作成に必要となる内容を、分かりやすくシステムで誘導するナビゲーション機能を搭載しており、顧客主体で操作し申請手続きを行うことが可能となります。また、操作端末はタッチパネル式ディスプレイを採用し、ATMのような使い勝手の良い操作感を実現しています。
運転免許証など本人確認書類内容をイメージスキャナにより自動で読み込み、取得した氏名や住所、生年月日などの項目を引き継ぐことで、「口座開設」「インターネット・モバイルバンキング申込み」などの一連の取引業務をスムーズに行うことができ、従来、顧客が各種サービスの申込みの都度必要であった伝票記入の負担を軽減します。
口座開設申込みなどの各種申込伝票や同意書などをシステム印字 (オンデマンド印刷)することにより、顧客の伝票記入ミスや記入漏れによる起票の手戻りの削減や、伝票作成後の行員が行う伝票のイメージ処理の認識率を向上させ、事務効率化を実現します。
今後、日立は、統合チャネルソリューション「FREIA21+」*(フレイア21プラス)に、本システムをセルフ式商品としてラインアップし、業務の省力化とペーパーレス化を推進する金融機関へ拡販していきます。また、入出金や振込など営業店事務の省力化に寄与する業務へシステムを拡充する予定です。
記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 金融システム事業部
金融チャネルソリューション本部 FREIAソリューションセンタ [担当 : 筒井、関]
〒212-8567 川崎市幸区鹿島田890 日立システムプラザ新川崎
TEL : 044-549-1652 (ダイヤルイン)
以上