このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
2010年12月1日
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)がUQコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長 : 野坂章雄/以下、UQコミュニケーションズ)に納入したモバイルWiMAX用屋外超小型基地局が、本日稼働しました。今後、UQコミュニケーションズのWiMAX*1サービスエリアの拡大に伴い、本基地局は全国のUQコミュニケーションズのネットワーク拠点に順次設置される予定です。
モバイルWiMAXは、屋外や移動中でもパソコンなどの情報端末からインターネットに接続できる3.9世代高速無線通信技術のひとつです。UQコミュニケーションズは、2007年12月に2.5GHz帯特定基地局開設の認定を受け、2009年7月に国内初となる商用サービス「UQ WiMAXサービス」*2を開始し、モバイルWiMAXによるワイヤレスブロードバンド・サービスを推進しています。
日立が今回納入した屋外超小型基地局である「ER3000 Mobile WiMAX BS」は、次世代の移動通信システムの根幹となる広帯域のOFDMA*3信号処理技術を実用化した装置です。約6kgと小型軽量であり屋外だけでなく屋内設置も可能であるほか、MIMO*4やCSM*5、FFR*6など、高いデータ通信効率を得るために必要な機能や高度な干渉回避技術を適用しており、高速データ通信を行うことができます。これにより、高層ビルディング内や地下街などの電波の届きにくい場所や、安定したデータ通信トラヒックを維持する必要のある駅構内や空港などの人口密集地に設置することで、よりきめ細かく利便性の高いネットワークシステムを構築できます。
日立は、次世代ワイヤレスブロードバンド分野において、WiMAXやLTEに関する事業を国内だけでなくグローバル展開を含めさらに強化していきます。
UQコミュニケーションズ株式会社は、KDDI株式会社、Intel Capital Corporation、東日本旅客鉄道株式会社、京セラ株式会社、株式会社大和証券グループ本社および株式会社三菱東京UFJ銀行の6社からの出資を受け、2009年2月に「UQ WiMAXサービス」を開始しました。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 通信ネットワーク事業部
モバイルシステム本部 モバイル開発部 [担当 : 秋田]
〒244-8567 横浜市戸塚区戸塚町216番地
電話 : 045-881-1221 (大代表)
以上