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2010年7月20日
最大20拠点を同時接続でき、80万円を下回る価格設定を実現
株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、高画質・高音質なビデオ会議を実現する日立ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」の製品ラインアップに、最大20拠点の同時接続が可能で、80万円を下回る価格設定とし初期導入コストを低減できる中小規模システム向けビデオ会議サーバ「ビデオサーバS」を追加し、8月2日から販売を開始します。
近年、製造業をはじめ、さまざまな企業におけるグローバル化の進展に伴い、距離や時間を気にせずに迅速な情報共有や意志決定を行うとともに、出張費などのコスト削減を実現するビデオ会議システム導入のニーズが高まっています。一方、ビデオ会議システムの導入には、システム構築のための初期導入コストの増大や参加可能な拠点数の拡張性が低いことなどが課題となっています。
今回、販売する「ビデオサーバS」は、パソコンやテレビなどのビデオ会議端末へ高画質映像の配信やビデオ会議拠点と端末などのネットワーク管理を行うビデオ会議サーバです。同時接続できるソフトウェアとライセンスを6拠点(20端末)まで標準添付し、ライセンスの追加により最大20拠点までの同時接続が可能となります。また、従来モデル「小規模ビデオサーバ」と比べ、筐体体積を約80%、質量を約50%、そして消費電力を約15%削減し、小型化・軽量化・省電力化を実現するほか、製品価格を80万円を下回る設定としています。さらに、USBカメラやマイクスピーカを準備するだけで、既存のパソコンをビデオ会議端末として活用することもできます。
これらにより、数拠点から最大20拠点までの中小規模システムにおいて、拡張性が高く、初期導入コストの低減を図ることができるビデオ会議システムを容易に実現できます。
日立は、今後も中小規模から大規模からまで、さまざまな利用目的や予算に応じた幅広いラインアップを拡充していくとともに、販売パートナー施策なども充実させ、積極的にビデオ会議システムの提案、導入を進めていきます。
標準構成で6拠点(20端末)までのビデオ会議が可能です。ライセンスの追加により最大20拠点(50端末)まで対応できるとともに、高解像度な画像を実現するHD画質によるビデオ会議を実現します。HD画質対応の20拠点まで同時接続が可能なサーバとしては、導入しやすい80万円を下回る価格設定とし、初期導入コストを抑えた小規模からの容易なシステム導入が可能となります。
従来モデル「小規模ビデオサーバ」と比べ、筐体体積を約80%、質量を約50%、そして消費電力を約15%削減し、装置サイズの小型化・軽量化・省電力化を実現します。オフィスや店舗の空きスペースやデスクの上などに簡単に設置することができ、さらに消費電力を抑えたシステム運用も実現します。
サーバのシステム設定がWebブラウザ画面で簡単に実施できます。また、6拠点(20端末)のビデオ会議システムの構成データが初期設定されているため、簡易な設定作業でシステム構築、ビデオ会議の利用が可能です。
製品名 | 概要 | 価格 | 出荷時期 |
---|---|---|---|
「ビデオサーバS」 | サーバソフトウェア ポートライセンス*16、 シートライセンス*220 |
73万5,000円〜*3 (税抜70万円〜) |
2010年 8月31日 |
日立は、2010年7月22日〜23日に東京国際フォーラムで開催する「日立uVALUEコンベンション2010」において、日立ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」を出展します。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 通信ネットワーク事業部
企業ネットワーク本部 企画部 [担当:荒家、林]
〒244-8567 横浜市戸塚区戸塚町216番地
TEL : 045-881-1221 (大代表)
以上