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2009年4月23日

日立の「店舗デザインコンサルテーションサービス」により店舗構築された
鹿児島銀行フラッグシップ店舗「個人プラザかぎんWELL」が営業開始

行員とお客さまの新たなコミュニケーションエリアを提供

[画像]鹿児島銀行フラッグシップ店舗「個人プラザかぎん WELL」
鹿児島銀行フラッグシップ店舗「個人プラザかぎん WELL」

株式会社日立製作所 (執行役会長兼執行役社長:川村隆／以下、日立)の「店舗デザインコンサルテーションサービス」により店舗構築された、株式会社鹿児島銀行(取締役頭取:永田文治／以下、鹿児島銀行)フラッグシップ店舗「個人プラザかぎんWELL(ウェル)/所在地:鹿児島市中町」(以下、「かぎん WELL」)が、4月27日から営業を開始します。

従来の金融機関は事務プロセスの見直しによる営業店サービス向上が中心でしたが、お客さま本位のサービスの強化が急務となっており、さらなるお客さま側の利用視点に基づいた、「顧客経験価値」を最適化させるための営業店サービス向上を図る必要があります。

日立の「店舗デザインコンサルテーションサービス」は、金融システム事業部で培った金融機関へのシステム構築、運用における実績とノウハウ、そしてデザイン本部の店舗空間デザインノウハウを連携、活用させます。これにより、事務のみにとどまらない、お客様向けサービス、セールスを心地よく体感できる、空間などの観点も考慮した、快適に行員とお客さまがコミュニケーションできるお客さま本位の営業店(店舗)構築を支援します。さらに、お客さま向けサービスのさらなる向上を実現する営業店システム、ATM、デジタル・サイネージなどのＩＴ機器の最適な導入も提案することで、サービス業としての行員とお客さまとの新たなコミュニケーションエリアの創出を実現します。

このたび、鹿児島銀行と日立は、1.入ってみたくなる、入って心地よいと感じる店舗空間の演出、2.「鹿児島銀行ブランド」の訴求、3.適切な「顧客経験価値」の創出の3つをベースコンセプトとし、鹿児島銀行の象徴的な店舗としてデザイン構築を実施し、行員とお客さまのコミュニケーションエリアとして、このたび鹿児島市中町に「かぎん WELL」を新設しました。「かぎんWELL」では、環境に対する意識向上のきっかけづくりのため、環境負荷軽減を考慮したリサイクル素材を内装に使用し、地産地消の観点より鹿児島県産の杉材をカウンターなどの家具に、また桜島の溶岩やシラス台地のシラスなどを固めたブロックを屋外緑地部分に使用しています。さらに、IT機器を用いたサービスレベルの向上を図るため、指静脈認証の貸金庫への適用や電子ポスターシステムの導入などもあわせて実施しています。

日立の「店舗デザインコンサルテーションサービス」は、すでに、国内外9金融機関21店舗の導入実績があり、金融機関の一貫性のあるブランドイメージを保ちながら、お客さまサービスを考慮した店舗ゾーニングと動線計画、マルチチャネル・デリバリ推進のためのレイアウト、その他ブランディング等に関するコンサルティングと、トータルな店舗デザインのコーディネーションを行っています。

日立は「店舗デザインコンサルテーションサービス」の提供を通じて、店舗デザイン&IT機器の融合を実現した「Hitachi Design」の提供を推進し、「顧客経験価値」の最適化を通じて、金融機関営業店の活性化を支援していきます。