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2008年11月14日
中小規模システム向けに提供を開始
「BladeSymphony」専用 エントリークラスディスクアレイ装置「BR1600」
株式会社日立製作所 (執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、このたび、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」ストレージ部のラインアップに、中小規模システム向けのエントリークラスディスクアレイ装置「BR1600」を追加し、本日から販売を開始します。
「BladeSymphony」は、大幅なTCO(Total Cost of Ownership)削減をめざし、日立の幅広いハードウェア、ソフトウェアの技術を結集した統合サービスプラットフォーム製品です。ブレード仕様のサーバ部と、ストレージ部、ネットワーク部及びオペレーティングシステム(OS)、システム管理ソフトウェアを一体化し、システム全体の統合的な運用管理を実現します。
今回、ストレージ部のラインアップに追加した「BR1600」は、中小規模システムに適した小型ディスクアレイ装置です。
本モデルでは、新たに開発した増設筐体を、基本筐体に最大3台まで接続して利用することが可能で、その場合、従来モデル比4倍となる60台のHDDを搭載することが可能です。また、これまでの「BladeSymphony」を活用したシステム構築事例の分析から、ユーザーに必要な機能を絞り込むことで、コストパフォーマンスのよい高信頼なシステムを実現しました。
サーバを経由せずに、ディスクアレイ内に論理ボリューム*1の複製ボリュームを作成できるShadowImage機能をサポートしました。この複製ボリュームを利用することで、サーバ内のアプリケーション処理に影響を与えることのない、バックアップ運用を実現しました。これにより、24時間365日連続稼働するようなシステムも、より安心して利用することができます。また、万が一の障害時にも、複製ボリュームから実データを高速に修復することができるため、業務への影響を最小限にとどめることが可能です。
なお、これまで「BladeSymphony」で実績をあげてきたN+1コールドスタンバイ*2は、引き続き「BR1600」でもサポートします。
「BR1600」は筐体4台を接続して利用することで、従来モデルに比べ4倍となる最大60台のHDDを搭載できます。またキャッシュ容量は、従来モデルに比べ2倍となる4GBを標準で搭載します。これにより、データアクセスの性能が向上しました。大容量、高性能を実現したことにより、システム規模の増大にも柔軟に対応することが可能です。
稼働中のシステムの負荷分散や性能を自動的に最適化する自動負荷バランス機能を備えたRAIDコントローラ*3を搭載しました。これにより、システム管理者が運用中に性能チューニングを行う負担を削減し、システム全体のより高度な自律運用を可能にしました。
製品 | 仕様概要 | 価格 | 出荷 時期 |
---|---|---|---|
BladeSymphony 専用 エントリークラス ディスクアレイ装置 「BR1600」 |
・146GB/300GB/400GB SASドライブ 最大60 ・500GB/750GB/1TB SATAドライブ 最大60 ・RAIDコントローラ 標準2 ・4Gbps FC インタフェースボード 標準2 ・外形寸法 W:483 x 649 x 174(mm)/4U(基本筐体) W:483 x 649 x 129(mm)/3U(増設筐体) *4 |
2,470,230円〜 (税抜2,352,600円〜) |
11月 14日 |
以上