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このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2006年6月1日

統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」において
小型高集積ブレードサーバを販売開始

 
小型高集積モデル「BS320」
 
 

   日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学、以下、日立)は、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony(ブレードシンフォニー)」のブレードサーバ新モデルとして、PCサーバ統合やデータセンター用途に適した小型高集積モデル「BS320」を新たに製品化し、本日から販売を開始します。

   「BladeSymphony」は、大幅なTCO(Total Cost of Ownership)削減を目指し、日立が2004年9月に発表した新しい概念の統合サービスプラットフォームです。日立の幅広いハードウェア、ソフトウェアの技術を結集し、ブレード仕様のサーバ部と、ストレージ部、ネットワーク部及びオペレーティングシステム(OS)、システム管理ソフトウェアを一体化し、システム全体の統合的な運用管理を実現するプラットフォーム製品です。

   今回製品化した「BS320」は、6U*1のサーバシャーシに、サーバモジュール10台と、LANスイッチ、ファイバチャネルスイッチ(以下FCスイッチ)それぞれ2台を同時に搭載できるため、様々なシステム構成をコンパクトに構築することができます。1Uラックマウントサーバを用いた場合に比べ最大約57%の省スペース化*2が実現できます。重量もシャーシあたり最大98kgと、同等クラスのブレードサーバでは業界トップクラスの軽量化を実現しており、多くのサーバを集中して設置するデータセンターなどに適しています。
   また、ストレージ新製品として中小規模システムの構築に適した低価格な「BladeSymphony」専用 エントリークラスディスクアレイ装置「BR150」「BR50」も同時に販売開始します。
   さらに、「BladeSymphony」のシステム設計時間を短縮するために、ブレードサーバで多く使われているシステム構成を使い方の点から4つに分類し、必要なハードウェア、ソフトウェア、導入サービスをひとまとめにした「ベースモデル」を提供します。
   今回同時に、現行のブレードサーバハイエンドモデル「BS1000」においても最新のデュアルコアプロセッサーを搭載した新サーバモジュールを製品化し、性能・機能の強化を図りました。
   また、日立では、主にデータセンターにおいて多くのサーバを集中して設置する場合の様々な課題を解決する「BladeSymphony」向け「設備ソリューション」を提供しており、今後継続強化していきます。

 
*1 1U:約44.5mm
*2 1Uサーバ10台および1U LANスイッチ、1U FCスイッチ各々2台による構成との比較
 
 

新製品の特長

 
 

1. 新ブレードサーバ 小型高集積モデル「BS320」

  PCサーバ統合、データセンター用途に最適なコンパクトなブレードサーバです。現行のハイエンドモデル「BS1000」の統合運用性、高信頼性を継承しつつ、業界最高水準の実装密度を実現しています。

 
(1)より少ない消費電力で優れた処理性能を実現

   サーバモジュールには、最新デュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー5000番台(3GHz/3.20GHz)を最大2個搭載可能です。これにより、より少ない消費電力で優れた処理性能を実現できます。

 
(2)高信頼なシステムをコンパクトに構築可能

   サーバシャーシには、サーバモジュール10台に加え、LANスイッチ、FCスイッチを各々2台搭載できます。これにより、I/Oパスを二重化した高信頼なシステムをコンパクトに構築することができます。

 
(3)100V電源サポートにより電源の確保が容易

   200V電源に加え100V電源もサポートします。これにより、オフィスなどで利用されるPCサーバなどと同じ100V電源環境に「BS320」を容易に設置することができます。

 
(4)幅広いネットワーク構成に柔軟に対応

  サーバシャーシには、マルチキャストなどの先進機能やきめ細かいパケットフィルタリング機能、帯域制御機能を備えたLANスイッチモジュールを搭載しています。また、サーバモジュールには、4つの1ギガビットLANを標準装備しており、幅広いネットワーク構成に柔軟に対応することができます。

 

2. 「BladeSymphony」専用 エントリークラスディスクアレイ装置「BR150」「BR50」

   日立ディスクアレイサブシステム「SANRISEシリーズ」のRAIDテクノロジーを継承した、中小規模システムに適した低価格なエントリークラスディスクアレイ装置です。自社開発のFCアダプタ、ドライバソフトウェア、ストレージパス冗長管理ソフトウェアと連携した高信頼システムをより低価格に実現します。
   「BR150」は、FCドライブを搭載したSANブート*3、N+1コールドスタンバイ*4に適した高性能・高信頼モデルです。例えば、サーバモジュール5台からなるN+1コールドスタンバイシステムを構築した場合、「BR150」を使用することで従来比約23%の低価格化が図れます。
   「BR50」は、SATA*5ドライブの搭載により低価格・大容量を実現したモデルで、部門サーバ、バックアップ、アーカイブ用途に適しています。

 
*3 SANブート:外部接続した高信頼なSAN(Storage Area Network)ストレージ上のシステムディスクから、サーバを起動する機能。
*4 N+1コールドスタンバイ:複数の業務サーバに対し少数の共通予備サーバを用意し、万一の故障時には業務サーバのブートディスクを予備サーバに自動的に引継ぎ、短時間で業務を再開するシステム構成。
*5 SATA(Serial ATA):記憶装置を接続する規格の一つ。シリアル転送方式でシンプルなケーブルで高速な転送速度を実現可能。
 
 

3. 「ベースモデル」の提供

   従来、サーバを導入する場合には周辺機器や管理サーバ、それに管理ソフトウェアやバックアップソフトウェアなどをシステムの使い方やサーバ規模に応じて、個別に組み合わせていました。今回、ブレードサーバで多く利用されているシステム構成を、使い方の点から4つに分類し、システムに必要なハードウェア、ソフトウェア、機器設定などの導入サービスをひとつのまとまりとしてモデル化しました。
   あらかじめブレードサーバを利用する上でのノウハウを基に作られたベースモデルを採用することにより、システム設計時間を大幅に短縮することが可能となります。

 
(1)「クイックスタート」

   OSプレインストール済みのPCサーバと同じように、導入後すぐに利用することができるモデルです。ユーザーの既存PCを管理PCとして利用することができます。

 
(2)「かんたん運用」

   「BS320」の複数サーバモジュールに対し、資産・状態・電源管理、障害監視・通報、システムバックアップ/リストア、OS環境構築、パッチ配布の一括実行など、高度かつ容易に統合運用管理が可能なハードウェアとソフトウェアを含むベースモデルです。

 
(3)「ストレージセット」

   ブレードサーバにFCスイッチとエントリークラスディスクアレイ装置、ストレージ管理ソフトウェアおよび各ハードウェアの基本設定サービスを組み合わせたモデルです。ファイルサーバやデータベースサーバの様に大きなデータを扱うシステムに最適です。「かんたん運用」と同様の高度かつ容易な統合運用管理に加え、データのバックアップに必要な機器も備えています。

 
(4)「自動回復」

   SANブート環境において、複数の本番サーバに対し少数の共通予備サーバを用意し、万一のブレード故障時には本番サーバのブートディスクを予備サーバに自動的に引継ぎ、短時間で業務を再開できるN+1コールドスタンバイ環境を構築できるベースモデルです。FCスイッチ、RAIDコントローラなどのストレージパスが完全に二重化された非常に高信頼なシステムを容易かつ迅速に導入できます。

 

4. 基幹システム向けのハイエンドモデル「BS1000」の性能および機能強化

   今回同時に基幹システム向けのハイエンドモデル「BS1000」において、最新のデュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー5000番台(3GHz/3.73GHz)を2個搭載可能なサーバモジュールを新たに製品化しました。シングルコアプロセッサーを搭載した従来の製品に比べ、処理性能を約2倍に向上するとともに、サーバモジュール内にハードディスクを4台搭載し、ハードディスク障害時にもデータ消失を防ぐRAID5構成もサポートしました。ハードディスクは、システム稼動中に交換が可能なホットスワップに対応し、信頼性・可用性の高いシステム構築が可能です。
   また、サーバシャーシ内蔵の4Gbps FCスイッチをサポートし、ストレージパスの性能を従来の2倍に増強しました。これらにより、基幹系システムを支える性能、信頼性、可用性を強化しました。

 

「BladeSymphony」新製品の価格・出荷時期

 
製品 仕様概要 価格 出荷時期
ブレード
サーバ
小型
高集積
モデル
「BS320」
サーバ
シャーシ
・サーバモジュール最大10、
  LANスイッチモジュール最大2、
  FCスイッチモジュール最大2、
  マネジメントモジュール最大2
・外形寸法
  W:440×D:780×H:262(mm) (6U)
591,465円〜
(税抜563,300円〜)
9月19日
サーバ
モジュール
・デュアルコア インテル®
  Xeon® プロセッサー
  5000番台(3GHz/3.20GHz)
  最大2(最大4コア)
・メモリ最大8GB、
  ディスク最大80GB×2(2.5型)
320,250円〜
(税抜305,000円〜)
ブレード
サーバ
ハイエンド
モデル
「BS1000」
サーバ
モジュール
・デュアルコア インテル®
  Xeon® プロセッサー
  5000番台(3GHz/3.73GHz)
  最大2(最大4コア)
・メモリ最大16GB、ディスク最大
  160GB×2(3.5型)
  または最大72GB×4(2.5型)
498,750円〜
(税抜475,000円〜)
6月30日
BladeSymphony専用
エントリークラス
ディスクアレイ
装置「BR150」
・72GB/146GB/300GB
  FCドライブ最大15
・RAIDコントローラ 標準2
・外形寸法
  W:483×D:650×H:174(mm) (4U)
2,010,330円〜
(税抜1,914,600円〜)
6月30日
BladeSymphony専用
エントリークラス
ディスクアレイ
装置「BR50」
・250GB/500GB
  SATAドライブ最大15
・RAIDコントローラ 最大2
・外形寸法
  W:483×D:650×H:174(mm) (4U)
1,861,230円〜
(税抜1,772,600円〜)
 
 

「BladeSymphony」新製品のサポートOS

 
製品 サポートOS
「BS320」サーバ
モジュール
(デュアルコア
インテル® Xeon®
プロセッサー
5000番台 搭載)
Microsoft® Windows Server™ 2003 R2, Standard Edition日本語版/
Microsoft® Windows Server™ 2003 R2, Enterprise Edition日本語版/
Microsoft® Windows Server™ 2003 R2, Standard x64 Edition日本語版/
Microsoft® Windows Server™ 2003 R2, Enterprise x64 Edition日本語版/
Red Hat Enterprise Linux ES 4 *
「BS1000」サーバ
モジュール
(デュアルコア
インテル® Xeon®
プロセッサー
5000番台 搭載)
 
* LinuxソフトウェアサービスおよびLinuxインストール作業代行サービスの契約を前提としてサポートします。
 
 

「ベースモデル」(構成例)の価格・出荷時期

 
ベースモデル名 構成概要 価格 出荷時期
クイック
スタート
・「BS320」サーバシャーシ
  (電源モジュール×2、
  LANスイッチモジュール×1、
  マネジメントモジュール×1) ×1台
・「BS320」サーバモジュール
  (OS:Windows Server™ 2003
  R2,Standard Edition)
  (インテル® Xeon®
  プロセッサー 5050
  3GHz×1、メモリ1GB、
  ディスク80GB×2) ×3台
・「クイックスタート」導入サービス
2,586,780円
(税抜2,463,600円)
9月19日
かんたん
運用
・「BS320」サーバシャーシ
  (電源モジュール×3、
  LANスイッチモジュール×2、
  マネジメントモジュール×2) ×1台
・「BS320」サーバモジュール
  (OS:Windows Server™ 2003
  R2,Standard Edition)
  (インテル® Xeon®
  プロセッサー 5050
  3GHz×2、メモリ2GB、
  ディスク80GB×2) ×5台
・管理サーバ (HA8000/30) ×1台
・サーバ管理ソフトウェア
  (デプロイ対応)
・「かんたん運用」導入サービス
5,511,345円
(税抜5,248,900円)
ストレージ
セット
・「BS320」サーバシャーシ
  (電源モジュール×3、
  LANスイッチモジュール×2、
  マネジメントモジュール×2、
  FCスイッチモジュール×1)×1台
・「BS320」サーバモジュール
  (OS:Windows Server™ 2003
  R2,Standard Edition)
  (インテル® Xeon®
  プロセッサー 5063
  3.2GHz×2、メモリ2GB、
  ディスク72GB×2)×5台
・「BR50」
  (RAIDコントローラ(2Gbps)×1、
  ディスク(SATA)250GB×3) ×1
・管理サーバ (HA8000/130) ×1台
・LTO Ultrium3 チェンジャ
  (1ドライブ、8スロット) ×1
・サーバ管理ソフトウェア
  (デプロイ対応)、
  ストレージ管理ソフトウェア
・「ストレージセット」導入サービス
14,164,815円
(税抜13,490,300円)
自動回復 ・「BS320」サーバシャーシ
  (電源モジュール×3、
  LANスイッチモジュール×2、
  マネジメントモジュール×2、
  FCスイッチモジュール×2)×1台
・「BS320」サーバモジュール
  (OS:無し)
  (インテル® Xeon® プロセッサー
  5063 3.2GHz×2、メモリ2GB) ×5台
・「BR150」
  (RAIDコントローラ(4Gbps)×2、
  ディスク(FC)146GB×6)×1
・管理サーバ (HA8000/130) ×1台
・LTO Ultrium3 チェンジャ
  (1ドライブ、8スロット) ×1
・サーバ管理ソフトウェア
  (デプロイ対応)、
  ストレージ管理ソフトウェア
  (パス冗長化対応)
・「自動回復」導入サービス
19,392,240円
(税抜18,468,800円)
 
 

他社商標注記

 
  • インテル、Xeonは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
  • Microsoft、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
  • その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
 
 

関連情報

 
 
 

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信グループ
エンタープライズサーバ事業部 事業企画本部 企画部 【担当:喜多村】
〒259-1392 神奈川県秦野市堀山下1番地
電話 : 0463-87-6786(ダイヤルイン)

 

以上

 
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