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2006年3月3日
株式会社日立製作所
日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社
三井住友銀行のATM「@BΛNK」で日立の指静脈認証装置が稼働
コンビニエンスストアで初めての指静脈認証ATM
株式会社日立製作所(執行役社長:庄山 悦彦/以下、日立)の非接触型指静脈認証技術が、このたび、株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之/以下、三井住友銀行)が株式会社エーエム・ピーエム・ジャパン(代表取締役社長:松宮 秀丈/以下、am/pm)に設置しているATM「@BΛNK」の取引時の生体認証による本人確認方法として採用され、本年3月27日から稼働を開始します。
これは、コンビニエンスストア業界として初となる指静脈認証技術を採用したATM導入となります。
三井住友銀行は、キャッシュカード取引時のセキュリティ強化の一環として、2005年12月、指静脈認証技術を採用した「生体認証ICキャッシュカード」を導入しました。今回、「生体認証ICキャッシュカード」利用者の利便性向上を図るため、am/pmに設置されている約1,100台の「@BΛNK」においても、指静脈認証の対応を実現しました。これにより、「@BΛNK」でも三井住友銀行の本支店ATMと同様、「生体認証ICキャッシュカード」をATMに挿入し、暗証番号を入力後、登録された利用者の指を指静脈認証装置にかざすことで、あらかじめ「生体認証ICキャッシュカード」に登録された本人の指静脈情報と照合し、本人確認を行えるため、安心してATMを利用できます。
なお、今回の指静脈認証装置を搭載したATMは、おサイフケータイによる取引にも対応する日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社(代表取締役社長兼CEO:大谷 彰彦)の小型・大容量のスリムな高性能ATMです。
「@BΛNK」では、今回、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(代表取締役社長:中村 維夫)のおサイフケータイを活用した新クレジット決済サービス事業「iD(アイディ)」の第一号サービスである三井住友カード株式会社(取締役社長:栗山 道義)の「三井住友カードiD」のキャッシングサービスも開始します。
日立および日立オムロンターミナルソリューションズは、今後も指静脈認証技術を搭載したATMをはじめとして、金融機関向けにさまざまなソリューションを提供していきます。
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指静脈認証システムの特徴と仕組み、および日立のセキュリティ事業への取り組み |
指静脈認証技術は、日立が開発した生体認証技術で、体内にある指の静脈パターンを認証するものです。指静脈は体内にある情報であり、成りすましや偽造が極めて困難です。指に光を透過させて、静脈画像を撮影する透過光方式を採用しており、形状が複雑な細かい静脈まで取得が可能で、直接センサ部に触れることなく高い認証精度を持ちます。また、装置もコンパクトで、ATMの本人認証、PCログインや入退室管理の他にも自動車などさまざまな分野への応用が期待されています。
日立はこれまで、情報・通信分野におけるサイバーセキュリティをはじめ、社会インフラにおけるフィジカルセキュリティに至るまで、安心・安全・快適な環境を確保するための技術やノウハウを開発・蓄積してきました。200万ライセンス*1の販売実績を持つ情報漏えい防止ソリューション「秘文」や、本体にHDDを持たないPCを用い、情報漏えいを抜本的に防止する「セキュアクライアントソリューション」などを提供しています。
日立は、今後も、安心・安全・快適なユビキタス情報社会の実現に向けて、さまざまな市場ニーズに応えられるソリューションを創造していきます。
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他社所有商標に関する表示 |
- 「おサイフケータイ」、「iD」は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの商標または登録商標です。
- その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
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お問い合わせ先 |
日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社
経営戦略室 経営企画部 [担当:長束]
〒141-8576 東京都品川区大崎一丁目6番3号 大崎ニューシティ3号館 7F
電話 : 03-5719-6009 (ダイヤルイン)