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このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
 
2004年5月17日
 

ハードウェア構成情報の自動取得機能を備えた
「CLEAR-DAプラス」と
ライセンスフリーでWindowsにも対応した
「CLEAR-DA CD Pro」を新発売

−HDDデータ消去ソフト「CLEAR-DA」のラインアップを強化−
 
左:CLEAR-DAプラス(ハードウェア構成情報画面)/中央:CLEAR-DA CD Pro(CDブート版)/右:CLEAR-DA CD Pro(Windows版)
 
 
  日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ(グループ長&CEO:立花和弘)はこのたび、HDDデータ消去ソフト「CLEAR-DA(クリア・ディーエー)」のラインアップを強化し、パソコンのリサイクルやリユースを行う際のTCO* 削減に貢献する新製品を5月17日から販売開始します。
 
* TCO=Total Cost of Ownership
 
  パソコンに搭載されているHDDには、使用者の個人情報や企業の機密情報などの重要な情報が多く含まれていますが、これらの情報はOS上でファイルを削除したりHDDをフォーマットしても、データを完全に消去することはできません。消したつもりの情報は、データ復旧ソフトウェアの悪用により読みとられる可能性があり、パソコンの廃棄やリサイクル、リースパソコンの返却時などに第三者への情報漏洩を防止する「情報セキュリティ」に対する社会的な関心が高まってきています。
 
  当社はこれらの問題を解決するソリューションとして、信頼の高い米国NSA標準をはじめ、6種類の消去方法に対応したHDDデータ消去ソフトウェア「CLEAR-DA」を2002年1月より提供していますが、このたび、さらに機能を拡張・強化した以下の新製品を提供します。
 
CLEAR-DAプラス(提供媒体:FD)
 
従来のCLEAR-DAの機能に加え「ハードウェア構成情報取得機能」および「ハードウェア自己診断機能」を新たに装備。例えば使用済みパソコンのリサイクル作業では、パソコン分解調査作業を行わずに再利用の可否を判断できます。また、自己診断の結果、ハードウェアに何らかの故障が発見された際には、パソコンの再利用は困難と判断し、ハードウェアの交換やHDDデータ消去作業の中止を検討するなど、作業効率を高めることができます。
 
【想定用途】パソコンリサイクル事業者、中古パソコン販売店、リース/レンタル会社など
 
CLEAR-DA CD Pro(提供媒体:CD-ROM)
 
CLEAR-DAで以前より要望の高かった日本語表示に対応しました。OSに依存せずに動作するCDブート版に加え、USB接続の外付HDD、メモリーカード、MO、FDなど、各種ストレージのデータ消去が可能なWindows版も同梱しています。また、ライセンスフリーのためデータ消去回数に制限はありません。
 
【想定用途】企業の情報システム部門、リース/レンタル会社など
 
 

新製品の価格・提供時期

 
製品名 概要 ボリューム 価格
(税込)
提供
時期
CLEAR-DA
プラス
・CLEAR-DAの機能拡張版(英語表示、提供媒体:FD)
・ハードウェア自己診断機能およびハードウェア構成情報取得機能を装備
10ライセンス 10,500円 5月20日
50ライセンス 52,500円
CLEAR-DA
CD Pro
・CLEAR-DAの機能拡張版(日本語表示、提供媒体:CD-ROM)
・USB接続の外付HDD、メモリーカード、FD、MOのデータも消去可能な「Windows版」を同梱
ライセンス
フリー
31,500円
 
 

新製品の特徴

 
1.CLEAR-DAプラス
 
(1)OSやファイルフォーマットに依存せず消去可能
 
コピープロテクト対応の3.5型フロッピーディスクで提供され、パソコンにインストールされているOSやハードディスクのファイルフォーマットに依存せずに動作します。BIOSが動作するパソコンであれば、MS-DOSなどのOSは不要で、データ消去の実行回数をカウントし、実行回数がライセンス数に達した時点で動作しなくなります。
 
(2)ハードウェア構成情報の取得で作業効率が向上
 
「ハードウェア構成情報取得機能」および「ハードウェア自己診断機能」を新たに装備。
例えば使用済みパソコンのリサイクル作業では、パソコン分解調査作業を行わずに再利用の可否を判断できるので、ハードウェアに何らかの故障が発見された際には、パソコンの再利用は困難と判断し、ハードウェアの交換やハードディスク消去作業の中止を検討するなど、作業効率を高めることによりTCOを削減することができます。
 
●ハードウェア構成情報取得機能
<取得できる主な情報>
管理番号、実行日時
製品情報(ベンダー名、製品名)
CPU(名称、周波数、L2キャッシュ容量)
IDEポート接続デバイス
ATA(モデル名、接続位置(Primary/Secondary、Master/Slave)、レビジョン 他)
ATAPI(ベンダー名、モデル名、接続位置(Primary/Secondary、Master/Slave) 他)
RAM(搭載容量、使用可能な容量)
シリアルポート
パラレルポート
USBポート 他
 
●ハードウェア自己診断機能
<診断内容>
CPUのL2キャッシュ読み書きテスト
HDD読み取りテスト(ハードウェア構成情報取得機能で記録されたHDDに限り4台まで)
RAMの読み書きテスト
シリアルポートの内部ループテスト
パラレルポートの内部ループテスト
表示テスト(VGAモードのみ)
USBポートテスト 他
 
2.CLEAR-DA CD Pro
 
(1)OSやファイルフォーマットに依存せずライセンスフリーで消去可能
 
コピープロテクト対応の12cm CD-ROMで提供され、パソコンにインストールされているOSやハードディスクのファイルフォーマットに依存せずに動作します。BIOSが動作するパソコンであれば、MS-DOSなどのOSは不要で、ライセンスフリーのためデータ消去回数に制限はありません。また、以前より要望の高かった日本語表示にも対応しています。
 
(2)各種ストレージのデータ消去に対応
 
OSに依存せずに動作するCDブート版に加え、USB/IEEE1394接続の外付HDD、メモリーカード、MO、FDなど、各種ストレージのデータ消去が可能なWindows版も同梱しています。
 
  CLEAR-DAプラス
CLEAR-DA CD Pro(CDブート版)
CLEAR-DA CD Pro(Windows版)
ATA/IDE
SCSI(BIOS認識可)
HDDの起動ドライブ
SCSI(BIOS認識不可)
USB
IEEE1394
メモリーカード
FD
MO
 
2.共通の特徴
 
(1)米国NSA規格をはじめ 6種類の消去方法に対応
 
確実に消去する業界標準的な方法として認識されている米国NSA標準をはじめ、6種類のHDDデータ消去方法に対応しています。HDD全域の消去はもちろん、パーティション単位で消去することもできます。
 
消去方法 内容
固定パターン HDD全域に "00" または "FF" で1回書き込む
ユーザ指定パターン HDD全域にユーザの指定したデータで1回書き込む
NSA標準(米国NSA規格) HDD全域に ランダムデータ(1)−ランダムデータ(2)−"00" の順で合計3回書き込む
旧NSA標準(米国NSA規格) HDD全域に "00"−"FF"−"00"−"FF" の順で合計4回書き込む
DoD標準(米国国防総省規格) HDD全域に "00"−"FF"−ユーザ指定データの順で合計3回書き込む
NATO標準(NATO規格) HDD全域に "00"−"FF"−"00"−"FF"−"00"−"FF"−ユーザ指定データの順で合計7回書き込む
 
(2)データ消去証明書として活用可能
 
データ消去実施日時、実施結果(エラーが発生した場合はエラー発生回数を書き込む)、実施したHDD識別方法(シリアルNO.)、消去方法などの消去記録を、対象HDDの先頭セクタとFD (CLEAR-DA CD Proの場合はブランクFD内)にテキストファイルとして出力するログ機能を備えています。出力された情報にはユーザコメントを追記できますので、データ消去の実施証明書として活用できます。
 
 

他社商標注記

 
Microsoft,MS-DOS,Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
 
 

関連情報

 
ユビキタスソフトウェア・サービス
 
 

お客様お問い合わせ先

 
HITACカスタマ・アンサ・センター(HCAセンター) TEL : 0120-2580-12
 
 
 
以上
 
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