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平成11年11月10日

片面4.7GB(両面9.4GB) DVD-RAM ドライブを開発

サンプル出荷を開始

 日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:藤森 好則)は、4.7GB 
DVD-RAM規格(書換え型DVD)に準拠した片面4.7GB(両面9.4GB)DVD-RAMドライブ
(GF−2000シリーズ)を開発し、COMDEX(米国 11月15日から19日にLAS VEGASで開
催)に出展するとともに、平成12年1月からサンプル出荷を開始します。

 パソコンによるインターネットの日常化、動画像の記録・再生、高速化するネットワ
ーク、さらにデジタル放送の開始など、次世代マルチメディア環境は、より高速で、大
容量化していきます。このような中で書換え型であるDVD-RAMは、パソコンと家庭用AV
(Audio Visual)機器を統合するマルチメディア時代のリムーバブルメディアの本命と
して期待されています。

 日立は、平成10年4月から片面2.6GB DVD-RAMドライブ(GF−1000シリーズ)を商品
化し、パソコン用ドライブ、ライブラリーシステム等へ用途を拡大してまいりました。
今回開発し、サンプル出荷を開始する片面4.7GB(両面9.4GB)DVD-RAMドライブ(GF−
2000シリーズ)は、その後継機となるものです。4.7GBのドライブは、2.6GBのドライブ
と比較して、メディア容量が約1.8倍になり、書込み時のデータ転送速度は2倍に高速化
されております。さらに従来の2.6GB DVD-RAMメディアと記録再生互換を持ち、既存の
データ資産の活用も可能です。

 DVD-RAMドライブは既に、映像、音楽、コンピュータ、産業機器等の分野で活用されて
おります。新たに4.7GBへの大容量化、DVDフォーラムで規格化された“ビデオレコーディ
ング規格”にも対応することで、パソコン用ドライブなどに加え、家庭用DVDビデオレコ
ーダー、DVDビデオカメラ等へも応用されていきます。将来、家庭用DVDビデオカメラで撮
影した映像を、DVD-RAMドライブが搭載されたパソコンで再生・編集、保存する等のこと
が可能になります。次世代マルチメディアの中核として、幅広く普及していくと期待され
るDVD-RAMのリーディングカンパニーとして、日立は、今後とも市場の開拓を積極的にす
すめてまいります。

■GF−2000シリーズの主な特長
(1)4.7GBDVD-RAM(書換え型DVD)規格に準拠
(2)2.6GBのDVD-RAMディスクの記録再生が可能
(3)DVD-ROM,DVD-R,DVD-Videoの再生が可能
(4)各種CDフォーマットの再生が可能

■主な仕様
項   目仕様
フォーマット4.7GBDVD-RAM規格
レーザー波長650nm(DVD)、780nm(CD)
記録レート4.7GB DVD-RAMディスク
2.77Mbytes/s
2.6GB DVD-RAMディスク
1.38Mbytes/s
記録対応ディスク4.7GB DVD-RAM
2.6GB DVD-RAM
再生対応ディスクDVD-ROM, DVD-R、DVD-Video
CD-ROM、CD-Audio
CD-R/RW
CD-Extra
 
                                                                     以上


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