日立は、給湯接続をすることで、従来約70分かかった標準コース(予洗い等の事前処理を必要と
しない「洗い」から「乾燥」まで)を約39分に短縮した食器洗い乾燥機『おおいり洗っとくわ』(KF-910)
を10月21日より発売します。
本製品は、当社で実施したユーザー調査で要望の1位にあがった『時間短縮』に着目し、給湯接続
をする『給湯コース』を新設し、従来機より約31分も短い『快速約39分仕上げ』を実現しました。また、
1回当たりの経費も約2円の節減となります。
さらに、「給湯接続」を活かし、手洗いをしたあとの「乾燥(のみ)コース」を選択した場合も、強制的に
一度「温水すすぎ」をし、食器を温めてから温風で乾燥することにより、従来約75分もかかったものを
約32分に短縮し、経費も約4円も節減することができます。
*運転時間は『給水接続』は 水温20℃、『給湯接続』は 水温65℃の場合で計算しています。
<型式、本体標準価格、発売日>
製 品 名 | 型 式 | 本体標準価格(税別) | 発 売 日 | 当初生産台数 |
食器洗い乾燥機 「おおいり 洗っとくわ」 | KF‐910 | 69,000円 | 10月21日 | 3,000台/月 |
卓上タイプの食器洗い乾燥機は、「手洗い」と比較して「高温洗浄・高温すすぎで衛生的」であることや、
有職主婦を中心とした「省手間」の観点から、平成9年までは順調な伸びを示してきました。しかし、平成
10年1月以降は景気の影響を受け需要も低迷し、平成10年 4〜8月の累計では前年同期比で80%
を下回っています。(当社調べ)
これは、「手洗い」と比較して「使用水道量、電気代等の維持費が経済的」という「食器洗い乾燥機」の
もつ大きな特長が充分理解されていないことも要因のひとつであると考えられます。
そこで、ユーザー調査での要望の1位にあがった『時間短縮』と、『経費節減』を同時に達成した卓上食
器洗い乾燥機「KF−910」を発売します。
<主な仕様>
形式名(本体色) | KF―910 (CM)マロンアイボリー |
食器容量 | 5人分(約30点) |
洗浄方式 | 下ノズルによる噴射+反射板式(使用水量「標準」約23L) |
運転コース | 洗浄コース(給湯)=標準、さっと、予洗い |
洗浄コース(給水)=標準、念入り、予洗い |
乾燥コース=標準、念入り |
すすぎ方式 | 給排水+水交換すすぎ |
乾燥方式 | 洗浄から継続=ヒーターとファンによる温風強制送風 |
乾燥のみ =温水すすぎ+ヒーターとファンによる温風強制送風 |
ド ア | トップオープン |
給湯接続 | 10号相当以上の先止め式給湯機で、水温が70℃以下に調整可能な給湯用水栓に分岐水栓で接続 |
配 管 | ワンタッチ継手式 給水ホース、排水ホースの長さ各約1.2m |
排水能力 | 高さ20cmまで排水可能(排水ポンプ付) |
最大消費電力/電源 | 1,085/1,130W(50/60HZ)/100V |
外形寸法/質量 | 幅41.0cm×奥行51.4cm×高さ39.8cm/約16kg |
以 上
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