近い将来に訪れるADSLやFTTHといったブロードバンド回線によるIPv6ネットワークの実現に向け、通信事業者やISPといったインフラを提供する側だけでなく、エンドユーザー側でも様々な対応が進んでいます。しかし、当面IPv4ネットワークの並存が予想されるため、IPv4ネットワーク資産が有効活用でき、かつIPv6ネットワークにも対応した低価格で高性能のブロードバンドアクセスゲートウェイが求められています。
「AG8100S」シリーズでは、ユーザーの認証、IPアドレスの割当、アクセス網内のトンネリングといったネットワーク設定をすることで、ユーザーのブロードバンド回線とネットワークを円滑に接続します。小型化により機器設置スペースの効率的な利用ができるほか、高い処理性能による高品質なブロードバンドサービスの提供、さらにデュアルスタックに対応することでIPv4/IPv6共存ネットワーク環境の整備などが可能です。
この製品は、ユーザがリソースをコアビジネスに集中し、高信頼性かつビジネスの変化に即応した最適なシステムを構築できる環境を提供する日立のサービスプラットフォームコンセプト「Harmonious Computing」に基づいています。
なお、この「AG8100S」シリーズは、3月14日から3日間、パシフィコ横浜で行われる「Net.Liferium 2003(ネットライフリウム2003)」のIPv6 Town内にて展示します。
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