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2002年11月15日

株式会社 日立ディスプレイズ

台湾HannStar Display Corporationへの広視野角TFT液晶技術の供与に関して



 株式会社日立ディスプレイズ(取締役社長 米内史明)は、本日、台湾のHannStar Display Corporation(以下 ハンスター社)にIPS(*1)方式液晶技術(超広視野角TFT液晶技術)を中心とするTFT液晶技術を供与することで合意し、契約を締結しました。

 現在、DVDやデジタルテレビ等の高精細画像のアプリケーションが急速に広まる中、薄くて軽いという特徴からパーソナルテレビ用途を中心にテレビ用TFT液晶への期待が高まっています。当社は、IPS技術を液晶テレビ用途向けに改良したAS−IPS(Advanced Super-IPS)技術を開発し、この技術を採用した20形ワイドTV用TFT液晶パネルの生産を本年11月から開始しています。今後当社は、AS−IPS液晶技術を、市場の本格的な立ち上がりが期待できる液晶テレビ市場おけるデファクトスタンダードとしていくことを目指しています。

 今回、AS−IPS液晶技術がハンスター社から高く評価されたことに加え、当社としてもデファクトスタンダード化の強力なパートナーシップの構築の好機と考え、ハンスター社との契約締結にいたりました。今回の契約にはIPS技術の最先端技術であるAS−IPS液晶技術に加え、TFT液晶用カラーフィルター技術、FCA(*2)(Flip Chip Attachment)実装技術の供与も含まれており、ハンスター社への技術者の派遣、教育等も行う予定です。

 なお、当社は、液晶テレビ市場の今後の更なる拡大に対応していくため、AS−IPS採用の液晶テレビ向けパネルの調達に関する将来的な協力関係について、ハンスター社と今後協議を続けていく予定です。

(*1)IPS方式液晶技術
 IPSはIn-Plane-Switching(横電界)方式液晶の略称で、TFT液晶表示方法の一つです。IPS方式の特徴は、電圧がかかると液晶分子が基板と平行に回転するため、広視野角に加え、見る方向による色調変化や白から黒までの全階調での色調変化が少なく、上下左右170度の視野角のどこから見ても自然な画像が表示できます。テレビや大型モニタ用途に改良したAS−IPS方式では、従来のIPS方式の開口率を約30%向上させ、高輝度化を実現、更に独自の高色純度カラーフィルタ等を組み合せることにより、色再現性も向上させています。
 IPS方式液晶技術は日立製作所が1995年に発表し、1996年より実用化しています。実用化以来、Super-IPS(S−IPS)、Advanced Super-IPS(AS−IPS)と改良を進めています。本技術の基本特許は、現在、日立ディスプレイズが所有しています。

(*2)FCA
 FCA(Flip Chip Attachment)実装技術はガラス基板上にドライバチップを直接搭載する実装技術であり、狭額縁・薄形・高精細を可能としたノートパソコン用途に適した技術です。

■ハンスター社の概要
 台湾の大手半導体メーカを有するWalsinグループに属するTFT専業メーカーで、現在台湾の大形TFT液晶生産でトップグループに位置する企業です。

英文名称 HannStar Display Corporation
資本金 950百万USドル
設立 1998年
本社 台湾桃園県楊梅

 
■日立ディスプレイズの概要
2002年10月1日に、株式会社日立製作所のディスプレイグループが、ディスプレイデバイスの企画から開発、設計、製造、販売までを一貫運営していくディスプレイ専業メーカー、株式会社日立ディスプレイズとして分社しました。

会社名 株式会社日立ディスプレイズ (英文社名 :Hitachi Displays, Ltd.)
代表者 取締役社長 米内 史明
資本金 100億円(日立製作所100%)
設立 2002年10月1日
本社 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日本ビルヂング


以上



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