株式会社 日立製作所ユビキタスプラットフォームグループ(グループ長&CEO:百瀬次生、以下日立)は、金融機関や自治体をはじめとする受付窓口業務において、データ入力装置として多数導入されているスタンド型イメージスキャナ「Blinkscan BS20(専用インターフェースカード版)」に加え、USB2.0インターフェースをサポートした新モデル「Blinkscan BS20U」をラインアップに追加し、10月1日から販売を開始します。
今回販売を開始する「Blinkscan BS20U」は、スキャナヘッドと支柱が読取り台から取外しできるため持ち運びしやすく、また、USB2.0インターフェースをサポートしたことにより、ノートPCへの接続・取り外しが容易になりました。このため従来の受付窓口業務での利用にとどまらず、会議室や顧客先等においてプロジェクタと組合わせてプレゼンテーションに利用するなど、1台でさまざな用途に活用することが可能です。
■新製品の価格・出荷開始時期
製品名 |
価格(円) |
出荷開始 |
Blinkscan BS20U |
298,000 |
2002年11月15日 |
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■新製品の特長 |
1.高精細入力と高速スキャンを実現 |
- 約1,200万画素レベルの高精細入力と高速スキャンを実現(0.8秒)。OCR読取りからフルカラー読取りまで多目的な利用が可能です。
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2.非接触で読取るため、帳票から立体物まで、紙質や厚みに関わらず多様な媒体の読取りが可能
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- カーボン帳票や免許証などの証明書から立体物に至るまで、非接触で媒体を読込むため、多様な紙質やサイズ、厚みの違いを選ぶことなく、また媒体を傷つけることなく容易に電子化できます。
- A3サイズ読取り専用ボード(オプション*)を左右にシフトすることで、原稿の左半分/右半分を各々別に読取り、画像合成ソフトウェア(オプション*)により画像合成することでA3サイズまでの原稿を電子化できます。
*A3サイズ読取り専用ボード(含 合成ソフトウェア)は、12月1日から販売開始します。
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3.各種業務アプリケーションとの連携 |
- 手書き文字や活字、バーコード等の読取ったデータは、当社の認識ソフトウエア「GAZOMAGIC」によりコード化することで、各種業務システムでの利用が可能です。また、業界標準の「TWAIN32」に準拠したデバイスドライバを採用しており、汎用アプリケーションとの連動が容易です。
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項目 |
仕様 |
読取範囲 |
・最大 447.04 mm × 294.64mm(A3サイズ)
・レターサイズにも対応 |
解像度 |
200/240/300/400 dpi |
画像データ出力 |
フルカラー(24bit),モノクロ2値,モノクロ多値(256階調) |
照度 |
500 〜 2300 Lx |
読取速度
(A4サイズ/200dpi) |
モノクロ2値:約 4 秒, フルカラー:約 5 秒
(PC動作環境:CPU PentiumIII 850MHZ以上、メモリ256MB 以上) |
被写界深度 |
10mm |
外部インタフェース |
USB2.0 |
デバイスドライバ |
TWAIN32 (Windows 2000®/ Windows XP®対応) |
外観寸法 |
270.0(W) × 381.5(D) × 563.0(H) mm |
供給電源 |
100〜240V(ACアダプタ) |
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■他社商品名称等に関する表示 |
- Windows 2000®/WindowsXP®は、マイクロソフト社の登録商標です。
- その他、記載の団体名、会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
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