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本文ここから このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。2002年8月27日
株式会社 日立製作所 日本情報通信コンサルティング 株式会社 日立キャピタル 株式会社 中信リース 株式会社 中央三井信託銀行 株式会社 三井トラスト・ホールディングス 株式会社 日立製作所、日本情報通信コンサルティング、日立キャピタル、
および中央三井信託銀行グループがファクタリング業務のアウトソーシング事業で提携 − 8月30日に合弁会社「ファイナンシャルブリッジ株式会社」を設立 − 株式会社日立製作所(社長:庄山悦彦、本社:東京都千代田区、以下、日立)、日本情報通信コンサルティング株式会社(社長:井上英也、本社:東京都渋谷区、以下、日本情報通信コンサルティング)、日立キャピタル株式会社(社長:村田嘉一、本社:東京都港区、以下、日立キャピタル)、中信リース株式会社(社長:小川保、本社:東京都中央区、以下、中信リース)および、中央三井信託銀行株式会社(社長:古沢熙一郎、本社:東京都港区、以下、中央三井信託)の5社は、ファクタリング業務のアウトソーシング事業で提携することに合意し、2002年8月30日付けでファイナンシャルブリッジ株式会社を設立します。 ファクタリングとは企業間商取引で生じた売掛債権を金融機関などが買取り、回収を代行するもので、企業の短期資金調達手段として、今後、中小企業を中心に大きな需要が見込まれています。特に一括ファクタリングは、多数の売り手企業(納入業者)を持つ買い手企業の支払業務を金融機関が一括して引き受け、買い手企業は手形の振出を省略できるとともに支払をファクタリング実施金融機関に一括して行うことができます。また、当該売り手企業は支払期日以前でも金融機関への売掛債権譲渡代金の受け取りが可能になります。 新会社は、中央三井信託グループである中信リースが展開してきた一括ファクタリング業務の事務部門を切り出し、同部門を中核として、会社分割制度を活用して新会社を設立するものです。設立にあたり新会社の株式を、金融機関向け情報システムの構築で実績のある日立、eビジネスソリューションで実績のある日本情報通信コンサルティング、自社でもファクタリング業務を行っている日立キャピタル、債権流動化業務で実績のある中央三井信託あてに譲渡します。新会社は中信リースが契約している14の金融機関との一括ファクタリング事務代行契約を承継する予定であり、今後は、従来の金融機関に対するサービスの他に、新たに、企業の金融子会社に対しても提供していきます。 ■新会社が提供するサービス (2)ネットファクタリング事務代行サービス 将来は、EIPP(*1)分野で、金融機関が行う大企業を対象にした請求書割引業務の事務代行を計画しています。従来、金融機関が売り手企業の請求書の割引をする場合に、取引の信憑性を確認することが困難でしたが、新会社では、金融付加価値情報の提供サービスとして、e-マーケットプレイス上の取引情報を金融機関に提供します。これにより、請求書の信憑性を確認できる与信情報提供サービスや、金融関連情報提供サービス、さらには売り手企業が一定の手数料をファクタリング会社へ支払い、売掛金の早期現金化が可能となるSCM(*2)ファイナンスサービスの事務代行なども展開していく予定です。
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