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HA8000-ft/100D |
日立製作所 情報・通信プラットフォームグループ (グループ長&CEO:加藤孝雄)は、OSにMicrosoft®
Windows®を搭載するフォールト・トレラント・サーバ「HA8000-ftシリーズ」の第一弾として
「HA8000-ft/100D」を製品化し、11月28日から販売開始します。
近年、PCサーバの性能向上により、その用途が企業の部門業務システムやグループウェアサーバから基幹業務までへと広がるにつれ、サーバの停止が業務に与える影響は大きくなっており、耐障害性・可用性に優れ、24時間・365日の運用に耐えうるサーバへのニーズが高まっています。
このような市場の要求に応えるため、PCサーバ「HA8000シリーズ」の高信頼モデルとして
「HA8000-ft/100D」を製品化しました。本製品は、ハードウェアを二重化することにより高い耐障害性を実現するフォールト・トレラント・サーバの特徴と、豊富なアプリケーションの利用が可能であることやコストパフォーマンスに優れるという
Windows®ベースのPCサーバの特徴をあわせ持っており、高可用性システムを容易にかつ経済的に構築することを可能にします。
■新製品の価格・出荷時期
機種名
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CPU
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メモリ
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HDD最大
[インタフェース]
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インストールOS
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希望小売
価格(税別)
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出荷
時期
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HA8000-ft
/100D
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PentiumIII(800MHz)
×2
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標準:512MB
最大:2GB
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標準:36GB
最大:108GB
[Ultra160 SCSI] |
Windows®2000
Advanced Server
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4,166,400円*1
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12/25
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*1 PentiumIII(800MHz)×2、512MBメモリ、36GBHDD構成での価格
■新製品の特徴
1. ハードウェアの二重化、コンポーネント化による信頼性、保守性の向上
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PentiumIIIプロセッサ、メモリ、ハードディスク、PCIモジュールなど、主要なハードウェアを二重化し、コンポーネント化することで、障害が発生した場合でも障害発生部分を切り離して処理を継続し、システムを停止せずに障害部分の交換ができ、高い信頼性を実現しています。また、専用ツールにより、障害部位の特定が容易にできるほか、障害発生をメールで通知する機能も備えており、高い保守性を持っています。 |
2.高信頼・高可用システムの構築を経済的に実現
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二重化されたハードウェアは、ソフトウェアから一つに見えるため、Windows®2000用のミドルウェア、アプリケーションソフトウェアなどを変更することなくそのまま使用することができ、高信頼・高可用なシステムの構築が容易に実現できます。また、OS(Windows®2000
Advanced Server)のライセンスは1台分ですむため経済的です。 |
3.充実したサポート・サービス
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HA8000-ftシリーズのシステム運用をサポートするため、ハードウェア、OSの問題解決支援や各種問い合わせ窓口を一本化し、日立ソリューションサポートセンター(略称:HSSC)を設立して、ワン・ストップ・サービスを提供します。このサービスにより、ハードウェア、OSの区別なく、ユーザは契約内容に応じたサポート・サービスを受けることができます。 |
■新製品の詳細仕様
*「二重化」の項目について、実際の搭載数(容量)は2倍となります。
■略号注記
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Windows 2000 Advanced Serverの正式名称は、Microsoft®
Windows® 2000 Advanced Server Operating Systemです。 |
■他社商標注記
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Intel、Pentiumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。 |
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Microsoft、Windowsは、米国およびその他の国における米国Microsoft
Corporationの登録商標です。 |
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その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。 |
■製品情報
インターネット:「HA8000seriesホームページ」 アドレスhttp://www.hitachi.co.jp/ha8000
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