ニュースリリース | ||||||
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2001年8月2日 | ||||||||||||||||||||||||||
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日立製作所 情報・通信プラットフォームグループ(グループ長&CEO加藤 孝雄)は、この度、「HITACHI 9000Vシリーズ ワークステーション」に、最新鋭64ビットPA-RISCプロセッサ「PA-8700」を搭載し、現行モデルに比べ最大約40%の高速化を実現したハイエンドモデル「J6700」とミッドレンジモデル「C3700」を製品化し、本日から発売します。 UNIXワークステーションは、プロセッサの高い処理能力や優れたグラフィックス表示性能により、機械系3次元処理や電気系設計業務で多く使用されています。最近では製品開発期間短縮のため、3次元ソリッドモデリングやバーチャル・プロトタイピング技術を活用したハイレベルな設計業務が増加してきており、より高速・大規模なシステムへの要求が高まってきています。 今回販売を開始する「J6700」は、プロセッサに最新鋭のPA-RISC「PA-8700(750MHz)」を2個搭載すると共に、メモリーを最大16Gバイトまで搭載可能にしました。また、「C3700」は、プロセッサに同じく「PA-8700(750MHz)」を採用し、メモリーを最大8Gバイトまで搭載可能にしました。さらに、両モデルとも3次元グラフィックス・アクセラレータVISUALIZE-FXシリーズを搭載し、高速表示を実現しています。 「J6700」のシステム装置筐体には、縦置きを可能にした薄型を採用しています。内蔵ディスクは最大146Gバイトまで可能であり、PCIスロットも3スロット備えるなど拡張性も備えています。また、「C3700」は、ミニタワー型の筐体で内蔵ディスクを最大146Gバイトの他に、リムーバブルメディアとしてCD-ROM、3.5型フロッピーディスク各1台を搭載、ならびにPCIスロットを6スロット備えるなど、幅広い拡張性も実現しています。 ■新製品の価格・出荷時期
■他社商標注記
■新製品の主な特徴 1.最新鋭プロセッサを搭載し、高速処理を実現 プロセッサには、2.25MB(命令用0.75MB、データ用1.5MB)のキャッシュメモリーを内蔵し、高速処理を実現した、最新鋭64ビットプロセッサ「PA-8700」を採用しました。これによりハイエンドモデル「J6700」は、現行モデル「J6000」に比べ約1.35倍、ミッドレンジモデル「C3700」は同「C3600」に比べ約1.4倍の高性能化を実現しました。 2.大規模業務にも対応可能 オペレーティングシステム(OS)としては、64ビットプロセッサに対応し、大規模業務にも適した最新OS「HP-UX11.00」および「HP-UX11i」が利用できます。このOS機能を最大限に活かすために、J6700ではECC付き高速SDRAM採用のメモリーを、最大16GBまで搭載可能にしました。また、「C3700」では最大8Gバイトまで搭載可能です。 3.システムの拡張性も備えた小型のシステム装置 「J6700」のシステム装置は、縦置き可能な薄型筐体を採用しました。2プロセッサを搭載し、稼働中の増設交換も可能なホットプラグ機能付き内蔵ディスク2台(最大146Gバイト)に加えCD-ROMを搭載できます。また、PCIスロットを3スロット備えるなど拡張性も備えています。 「C3700」では内蔵ディスクを4台、リムーバブル装置としてCD-ROM、3.5型フロッピーディスクを搭載できます。また、PCIスロットを6スロット備えるなど、適用業務の拡大、データ量の増大などに伴うシステム拡張も柔軟に行えます。 4.高性能グラフィックス機能 実績豊富なVISUALIZE-FXシリーズ・グラフィックスアクセラレータが利用できます。 「J6700」では、VISUALIZE-FX10 Proと組み合わせ、バーチャルプロトタイピングやシミュレーションに威力を発揮します。また、グラフィックス・アクセラレータVISUALIZE-FXeは、標準で9.5Mバイトのテクスチャメモリーを搭載しており、2次元処理はもとより3次元処理にも対応したハードウェアアクセラレータです。全てのモデルに搭載可能であり、2次元CADやソリッドモデリングなどに適しています。 5.現行モデルからの拡張性 「J6700」、「C3700」は、それぞれ「J6000」、「C3600」からのシステムアップグレードがおこなえます。 |
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以 上 |
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