ニュースリリース | ||||||
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2001年7月19日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
株式会社 日立製作所 ザイブナーコーポレーション |
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日立製作所 Net−PDAベンチャーカンパニー(カンパニー長&CEO:松岡繁、以下日立)とザイブナーコーポレーション(Chairman,
President and CEO:Edward G. Newman、以下ザイブナー社)は、ウェアラブルPCの分野における、ザイブナー社の保有するウェアラブル・コンピューティング・コミュニケーション技術の特許を日立にライセンスする契約と、日立がザイブナー社に製品をOEM供給する契約を、6月30日に締結しました。ザイブナー社はOEM供給によって製品のマーケティング・販売を全世界で行います。また、日立は本ライセンス契約の下、自社ブランドでのウェアラブルPCの販売を行います。 ザイブナー社が市場形成に努めてきたウェアラブルPCは、主に電力プラントや航空エンジンなどの産業用機器のメンテナンスでのハンズフリー環境で使用され、さらには、建築現場などマニュアルを参照しながら作業を行うような現場でも、重要なツールとして認識されるようになってきています。また、携帯電話やPDAのようなモバイルの急速な普及やブロードバンドの発達により、従来の産業用途に加え、いつでもどこでもインターネットやエンターティンメント情報にアクセスできることから、コンシューマへのウェアラブルPCの利用が期待されています。 日立はこのような市場背景の下、ウェアラブルPCの開発を行なってまいりました。本年1月には、米国ラスベガスのコンシューマエレクトロニクスショーにウェアラブルPCを出展し、その市場性の検討を開始するとともに、ザイブナー社との契約についても両社で交渉を重ねてまいりました。 日立がザイブナー社にOEM供給する製品には、日立が開発した32ビット128MHz RISCプロセッサーをCPUとし、基本ソフトにはWindows(R) CE 3.0を採用しています。また、コンパクトフラッシュスロット、USBポート及び32MB RAMを搭載しています。電源方式として充電式バッテリーを採用し、総重量は310グラムです。表示媒体としてSVGA(800×600)ヘッドマウントディスプレイを使用し、モニター画面を見ているような映像を表現します。 ザイブナー社はウェアラブルPCを、音楽、ビデオ、ゲーム、GPS、携帯電話、金融の双方向取り引き、買い物、株式市場等における娯楽・通信の手段と位置づけています。 今回のライセンス契約並びにOEM契約に関する両社のコメントは以下の通りです。 ・株式会社 日立製作所Net−PDAベンチャーカンパニー カンパニー長&CEO 松岡繁 「ウェアラブルコンピューティング分野の第一人者であるザイブナー社と,親密な関係を築けることを大変喜ばしく思います。両社はウェアラブルPCが、生活、仕事、遊びのあり方を変えることが出来、また新しいビジネスチャンスを産み出すことが出来ると考えています。」 ・ザイブナーコーポレーション Chairman, President and CEO Edward G. Newman 「日立はコンシューマ市場とビジネス市場の両分野で高い評価を得ています。特に成長の著しい情報・コンシューマ市場の開拓を、日立と共にできることをとても喜ばしく思います。私達は、両社がこの成功によって利益を得るであろうと期待しています。」 <日立の概要(連結ベース)>
<ザイブナー社概要(連結ベース)>
*Windowsは、米国Microsoft Corporation.の米国及びその他の国における登録商標です。 |
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以 上 |
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