日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:藤森 好則)は、9月1日か
ら順次発売を開始しておりますBSデジタル放送受信機(BSデジタルハイビジョンチューナ
ー:BS−DH2000、BSデジタルハイビジョンテレビ:W32−DH2000)につい
て、衛星ダウンロード機能の更新措置を実施することにいたしました。
衛星ダウンロード機能とは、BSデジタル放送において、新しいサービスが開始された時や
放送環境の変化などの新しい環境に受信機を対応させたりするための機能で、メーカー側が機
器の機能アップを図る場合にも、放送電波を使用して受信機側のソフトウェアの更新をするも
のです。衛星ダウンロードサービスは、12月4日から開始される予定です。
このたび、この衛星ダウンロードサービスの信号受信時に、ダウンロード信号を正しく受信
できない場合があることが判明しました。
ダウンロード信号が受信できなかった場合、現象として、その旨を通知する「メールがあり
ます」のメッセージ(正常動作)が、メール開封後もBSデジタル放送チャンネルに切り換え
るたびに約5秒間、表示される場合があります。
通常の番組視聴には問題ありませんが、これまでに出荷した上記機種(約5,000台)は、
衛星を利用した上記サービスに対応できない場合があります。
当社は、該当機種をお買い上げいただいたお客様にご迷惑をおかけすることが無いよう迅速
な顧客把握を行うとともに、メモリーカード(MMCカード:マルチメディアカード)を用い
たソフトウェアの更新による市場対応措置を、12月1日の本放送開始までの完了を目指して
鋭意取り組んでまいります。
今後さらに拡大が予想されるデジタル放送サービスを、お客様が十分お楽しみ頂けるよう、万
全の体制で製品開発を行っていく所存です。ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。
以上
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