| HITACHI HOME | UP | SEARCH | | |
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、
お問い合わせ一覧をご覧下さい。 |
平成12年10月12日 |
日立とSTマイクロエレクトロニクスが次世代SuperH(TM) アーキテクチャのSH-6及びSH-7の共同開発を計画 ―デジタル民生機器やインターネット接続する ホームネットワーク機器向けとして より高性能な組み込みプロセッサ開発協力を継続― |
日立製作所 半導体グループ(グループ長&CEO 石橋 正)(以下日立)とSTマイクロエレクト ロニクス(以下ST)は、SH-5と上位互換の次世代アーキテクチャとなるSuperH(TM)(注1) RISC engine ファミリのSH-6およびSH-7を共同開発することを計画しています。 日立およびSTは、SH-5の開発を完了後、より高性能な市場ニーズに対応するデジタルビデ オカメラやテレビ電話、インターネット接続するホームネットワーク機器、デジタルテレビ 向けに、日立では「SH-6/SH-7」、STでは「ST60/ST70」の新64ビットRISCマイコンのCPU コアを共同で開発する予定です。 SH-6は、1GHzの動作周波数で2GIPS(注2)以上の性能を提供し、本年末までにサンプル出 荷されるSH-5と上位互換のアーキテクチャです。また先進的な双方向性ネットワークア プリケーション向けにマイクロアーキテクチャを搭載し、SH-6のサンプルは2002年後半 を予定しています。 SH-7のアーキテクチャは、マルチメディア機器向けにさらに先進的なCPUであり、詳細は、 SH-6の開発完了後そして市場ニーズにより、今後2〜3年で決定する予定です。 日立とSTは、それぞれ自社製品により、組み込みマイクロコントローラおよびマイクロプ ロセッサの市場で成功してきました。日立の半導体は、ゲーム機、個人情報機器、カーナビ ゲーション、ケーブルモデム、オーディオ・ビデオ機器のように民生、産業、ネットワーク、 通信分野において幅広く採用されています。一方、STの製品はセットトップボックス、自動 車や地球の位置情報システム(GPS)で採用されています。 これまでの両社の協力を継続することで、高性能で低価格なプロセッサをより迅速に市場 に提供し、コンシューマ向けマルチメディアシステムの標準アーキテクチャを創造していき ます。 (注1)SuperH(TM)は(株)日立製作所の商標です。 (注2)GIPS:Giga Instructions Per Secondの略で、1秒間に実行可能な命令の回数で表現 する。1GIPSは、1秒間に10億回の命令を実行することを表す。 以上
|
WRITTEN BY Corporate Communications Division |