日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:藤森 好則)は、新開発の
「ピュアカラーオプティカルシステム」を採用したワイド48型液晶プロジェクションテ
レビ「ビッグスリム48(W48−LC2000)」を11月20日から発売し、大画面プ
ロジェクションテレビのラインアップを強化します。
本機は、ワイドアスペクト表示用に新規開発した光学エンジンにより、高輝度を維持し
ながら赤、緑、青各色の色純度向上を実現、質感の高い映像を再生します。
また、48型ワイド大画面テレビでありながら46センチの薄型で、部屋のコーナー設
置時には従来の29型テレビ*と同等の設置性を実現しています。
*当社従来機種「C29-FV100」
■ 型式・価格
タイプ | 画面 サイズ | 型 式 | 発売日 | 希望小売価格 (税別) | 当初月産 台数
| 液晶 プロジェクション テレビ | 48型 | W48−LC2000 | 11月20日 | 580,000円 | 2,000台
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デジタル映像の普及が拡大する現在、今年末開始予定のBSデジタル放送はワイドアス
ペクト(16:9)であるハイビジョン映像を中心とした放送が予定され、更にDVDに代
表される高画質デジタル映像機器で再生できる映像ソフトも、映画を中心としたワイドア
スペクトのコンテンツがますます増加する傾向にあります。
また、これらデジタル高画質映像の普及に伴い、大きな画面で映像を楽しむことを目的
としたホームシアターの実現がより身近になることが予想されます。
このような市場に対応し、日立は昨年52インチの大画面で高輝度・高コントラスト・
広視野角を実現した「C52−LC1」を商品化しました。本商品の大きな特長である
「大画面」そして家庭内設置を考慮した「省スペース」が大変高い評価を受けました。
そこで、省スペース性を継承しながら画面をワイドアスペクト化、更に色の再現性を高
めた高画質液晶プロジェクションテレビ「W48−LC2000(ビッグスリム48)」
を発売します。
今回発売する液晶プロジェクションテレビ「ビッグスリム48」は、ワイドアスペクト
用に新規開発した光学エンジンの採用により、赤、緑、青各色の色純度向上を実現、質感
の高い鮮やかな映像を再生します。現行放送画質(走査線525本)をプログレッシブ化
する「プログレッシブスキャン」機能の採用はもちろん、地上波で現れやすいゴースト障
害を軽減する「デジタルGR(ゴーストリダクション)」機能を採用しております。更に
コンポーネント入力端子を2系統装備(内1系統はD3端子)することでBSデジタルハ
イビジョンチューナーからの映像を接続して楽しむことができます。
<主な仕様>
型 式 | W48−LC2000 |
液晶パネル | 1.6型単板式SVGAポリシリコン TFTアクティブマトリクス |
光 源 | 超高圧水銀ランプ(100W) |
NTSC走査方式 | プログレッシブスキャン |
高 画 質 化 回 路 | ・4メガ10bit3次元Y/C分離回路 ・デジタルGR(ゴーストリダクション)回路 |
高 音 質 化 回 路 | ・サラウンド機能 |
チューナー及び 受信チャンネル | BS:1〜15ch CATV:C13〜C35ch VHF・UHF(VHF:1〜12ch,UHF:13〜62ch) |
マルチウインドウ | 2画面/4画面 |
ワ イ ド 機 能 | ジャスピタッ・フルオートワイド |
音 声 出 力 | 12W+12W |
ス ピ ー カ ー | 12cm×2個、5cm×2個 |
端 子 | コンポーネント 入力 | 2系統 (Y,PB/CB,PR/CR 端子1系統、D3端子1系統) |
ビ デ オ 入 力 | 4系統 (ビデオ4はコンポーネント1入力と兼用) |
S2ビデオ入力 | 3系統3端子 |
BS/モニター 出力 | 1系統1端子 |
その他の端子 | ・BSデコーダー入力 ・ビットストリーム出力・検波出力 ・ キードAFC入力・BS−IF入力 ・ AV−BUSII・ヘッドホン端子 |
本体寸法(cm) | W | 114.4
| H | 108.7 |
D | 46.3 |
質 量 (kg) | 51.1 |
消費電力(W) | 180 |
待機時消費電力(W) | 1.3 |
注:は、SRS Labs, Inc.の商標です
以上
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