日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:藤森 好則)は、リアル
XGA対応液晶プロジェクター「CP−X970J」を8月1日から発売します。
「CP−X970J」は、高開口率マイクロレンズ付液晶パネルの採用、高出力ランプの
採用、および光学レンズの最適化により、XGA対応ながら、明るさ2100ANSIルー
メンを実現しました。ポータブル機としては軽量な 5.9kgで手軽に大画面での高精細プ
レゼンテーションが可能です。
オプションとして短焦点ワイドコンバージョンレンズを用意しており、画面サイズ60型
を表示する際の投写距離が、従来機種2.2mに対し、1.8mの距離で投写可能となり、小
小会議室での使用も可能になりました。
〈型式及び価格〉
製品名 | 型式 | 発売日 | 標準価格 | 国内月産台数 |
マルチメディア対応 液晶プロジェクター | CP―X970J | 8月1日 | ¥1,300,000 (税別) | 300台 (当初) |
マルチメディア対応液晶プロジェクターは、パソコンやAV機器と接続し、企業での
会議・研修、各種プレゼンテーション、学校教育などで幅広く活用され始めており、
平成12年の市場規模は、全世界で約101万台(前年比153%)、そのうち日本国内は
約7万4千台(前年比126%)と予測されています。(当社調べ)
プレゼンテーション自体が多様化する中で、液晶プロジェクターに求められるニーズも
「高輝度・高精細化」、「小型・軽量化」と多様化しています。
今回発売するCP−X970Jは、高輝度化のニーズに応えるもので2100ANSI
ルーメンの液晶プロジェクターです。
機能として画面を投写するときに台形になる現象を修正できる「台形歪み補正機能」、パ
ソコン画面にビデオの子画面を出す「PinP機能」の他、「部分拡大機能」「フリーズ機
能」「オートアジャスト機能」等、プレゼンテーションをスムーズにインパクトのある鮮明
大画面で実現する豊富な機能を備えています。
また今回、オプションとして、短焦点ワイドコンバージョンレンズを用意しています。画
面サイズ60型を表示する場合、投写距離が従来機種では2.2mに対し1.8m。100
型では、3.7mに対し3.0mで投写可能となります。
既設CRT3管式プロジェクターを液晶プロジェクターに切り替える際など、位置を変え
られない短距離での設置が必要な場合などに 便利なオプションレンズです。
■CP―X970Jの主な仕様
項 目 | 仕 様 |
型式 | CP―X970J |
投写方式 | 液晶パネル×3枚、1レンズ、3原色光シャッター方式 |
液晶パネル | 1.3型マイクロレンズ付き ポリシリコンTFT液晶パネル3枚使用 横1,024×縦768×3(2,359,296ドット) 画素配列:ストライプ |
投写レンズ | F1.7〜F2.3 f=49〜64mm |
光源ランプ | 190W UHB (Ultra High Brightness)ランプ |
明るさ | 2100NSIルーメン |
色再現性 | フルカラー (1677万色) |
解像度 | 平解像度500本(ビデオ入力時) 1,024ドット×768ライン(RGB入力時) |
ズーム | 電動ズーム(1:1.3) |
フォーカス | 電動フォーカス |
映像左右反転 | 有り |
映像上下反転 | 有り |
音声出力/スピーカー | 1.2W+1.2W(ステレオ) |
RGB入力 | アナログRGB 2系統:15ピンミニD−sub/ オーディオ 2系統:ステレオミニジャック端子 |
ビデオ入力 | コンポジットビデオ 1系統:ピンジャック端子 Sビデオ :S端子 (Sビデオ優先) オーディオ1系統:ピンジャック(L/R) |
RGB出力 | アナログRGB1系統:15ピンミニD−sub×1 オーディオ 1系統:ステレオミニジャック端子×1 |
コントロール端子 | 15ピンミニD−sub端子×1 |
USB端子 | USB端子(Bタイプ)×1 |
電源 | AC100V(50/60Hz) |
消費電力 | 320W |
外形寸法 | 幅248mm×高さ100mm×奥行き330 mm (突起部含まず) |
重量 | 5.9kg |
内装付属品 | リモコン、単3乾電池×2、電源ケーブル、 DOS-Vケーブル、コントロールケーブル、 AVケーブル、マウスケーブル(PS/2)、 キャリングバッグ |
(オプション) 短焦点ワイドコンバージョン レンズ | 型式 WL−201 発売日 8月21日 価格 ¥100,000 |
以 上
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