日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:藤森 好則)は、4.7GB
DVD−RAM規格(書換え型DVD)に準拠した業界初のATAPIインターフェース
(注)対応DVD−RAMドライブ「GF−2000」を含むシリーズ3モデルを製品化し、
6月30日からパソコンメーカーおよび周辺機器リセラーなどに順次出荷を開始します。
また、片面4.7GB(両面9.4GB)DVD−RAMディスクの再生を可能とするパ
ソコン内蔵型DVD−ROMドライブ2モデルも製品化し、7月下旬から順次パソコンメ
ーカー及び周辺機器リセラーなどに出荷を開始します。
(注):パソコン内蔵型のCD/DVD−ROMドライブで標準仕様となっているデータ転
送インターフェース
■DVD−RAMの出荷計画
品名 | 型式 | 出荷時期 | 生産台数 |
パソコン内蔵型 DVD-RAMドライブ | GF−2000 (ATAPIインターフェース) | 6月30日 | 6万台/月 (シリーズ合計)
| GF−2050 (SCSIインターフェース) | 8月下旬 |
パソコン外付型 DVD-RAMドライブ | GF−2055 (SCSIインターフェース) | 8月25日 |
■DVD−ROMの出荷計画
品名 | 型式 | 出荷時期 | 生産台数 |
パソコン内蔵型 DVD-ROMドライブ | GD-7500(標準トレイタイプ) | 7月下旬 | 60万台/月 (2モデル合計) |
GD-S200 (スリムトレイタイプ) (DVD-RAM再生対応機) | 8月下旬 |
日立は、平成10年4月に世界初の2.6GB DVD−RAMドライブ(「GF−1000
シリーズ」)を商品化し、パソコン用ドライブ、業務用記録システム等へ用途を拡大してま
いりました。今回出荷を開始するDVD−RAMドライブ「GF−2000シリーズ」は、
その後継機であり、2.6GBのドライブと比較して、ディスクの記憶容量が約2倍(片面4.7
GB/両面9.4GB)、書込み時のデータ転送速度も2倍に向上し、高速化・大容量化を実現
しています。従来の2.6GB DVD−RAMディスクと記録再生の互換性を持ち既存のデー
タ資産が活用できます。さらに「GF−2000シリーズ」のDVD−RAMドライブで記
録したディスクは、DVD−ROMドライブ「GD−7500/GD−S200」を搭載し
たシステムでも再生できます。
また、DVD−ROMドライブ「GD−7500」及び「GD−S200」は、最新の
4.7GBDVD−RAMディスクの再生互換を持つことでより高い汎用性を提供します。
今後は、DVD−RAMドライブで記録された大容量データや、家庭用DVDビデオカメラ
で撮影した映像を、DVD−ROMドライブが搭載されたパソコンで簡単に再生することが
可能になります。
■ 関連リンク
日立「DVD−RAM」ホームページURL:http://www.hitachi.co.jp/dvd-ram/
日立「DVD World」ホームページURL:http://dvd.hitachi.co.jp/
以 上
|