日立の知的財産管理システム「PALNET/MC6」および「PALNET/MC Cloud」をご利用のお客さまへマークアイの特許情報入力サービスを提供
株式会社 日立製作所(以下、日立)は、株式会社 マークアイ(以下、マークアイ)と知的財産分野のサービス提供における協業パートナーシップ契約を7月に締結しました。
これにより、知的財産管理システム分野において業界シェアトップ*の実績を有する日立の知的財産管理システム「PALNET/MC6」および株式会社 日立システムズが提供する「PALNET/MC Cloud」をご利用いただいているお客さま向けに、マークアイの特許情報データ入力サービスを提供開始し、企業の特許情報のデータ入力にかかる作業負担の削減や費用の低減を支援します。
日立はこれまで「PALNET/MC6」の提供を通じ、お客さまの効率的な特許情報の管理を支援してきました。このたびのマークアイとの協業により、「PALNET/MC6」「PALNET/MC Cloud」をご利用いただいているお客さまへ、より付加価値のあるサービスの提供が可能となりました。
昨今、事業のグローバル化により国内企業の海外進出が増加しており、各国における特許権の獲得は、事業や研究開発を推進する上で重要となっています。こうした中、国内外の特許庁への特許出願時に必要な各種情報は、各企業の知的財産部の社員などにより手作業で入力されています。特に国外の特許出願から登録までは特許情報の入力項目が多く、業務負荷が高くなっている一方、知的財産部は入力作業を削減し特許戦略の立案などへの注力が求められています。
こうした背景のもと、マークアイが提供する本サービスは、国内外の特許出願から登録までの手続きで必要となる特許情報データの入力や文書ファイルの登録を支援します。作業者はセキュリティを考慮した特許情報の機密性を確保できる環境で作業を行います。また、特許情報の入力に関してはデータインポート用ツールを利用するため、お客様の「PALNET/MC6」「PALNET/MC Cloud」には直接アクセスしない仕組みになっています。日立はマークアイに「PALNET/MC6」の技術情報を提供することにより、データ入力作業の精度向上を支援します。
株式会社 マークアイは、1994年発足以来、国内外の商標に関する各種サービスを総合的に支援してきた知的財産権のコンサルティング会社です。幅広い業種にわたる1800社以上の実績を有し、ブランド開発から権利保護支援、侵害対応支援までのさまざまなサービスを提供しています。
記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
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